韓国旅行｜【ユン食堂 -ヒョリんちの民宿 – 同床異夢etc】成功の秘訣は”シーズン制”？

▲写真=tvN・JTBC提供

“兄貴がいても弟はいない”というたとえもあるほど、以前はバラエティ番組のシーズン制はそれ程うれしい存在ではありませんでした。

前編の高い人気に支えられ、意欲的に準備したシーズン制バラエティは不振な成績を生み、視聴者から敬遠されてきました。

しかし、”10年たてば山河も変わる”という言葉のように今年初め、放送局は先を争って、シーズン制バラエティを披露して、視聴者たちの愛を受けています。

バラエティ番組のシーズン制の製作は’視聴率成功の保障’になったわけです。

写真=tvN’ユンシクダン2’放送画面キャプチャー

まず、tvN’ユン食堂2′が今年の初め、1番目にシーズン制バラエティの幕を上げました。

‘ユン食堂’はナ・ヨンソクPDの代表的バラエティ番組です。

オーナーシェフユン・ヨジョンをはじめ、食堂の経営を担当する、イ・ソジン、ユン・ヨジョンを支える厨房アシスタントのチョン・ユミ。

そして、シーズン1で活躍したシングの代わりに登場した俳優パク・ソジュンが新たにアルバイトとして合流しました。

昨シーズン、インドネシアの小さな島でプルコギを販売していた彼らは、スペインガラチコ村でビビンバ販売することに挑戦しました。

外国人には馴染みのなかったビビンバの文化を伝えるため、醤油をベースにした、ブルゴギ、ビビンバ、菜食ビビンバやキムチチヂミなどを皮切りに、鶏のカンジョン(カルビ、チャプチェ、甚だしくは子供用のアメまで毎回新しいメニューを開発し、熱い人気を得ている。

特に、今季新たに合流したパク・ソジュンの人気が高い。パク・ソジュンは、スペインに発つ前に自らスペイン語を勉強する姿を見せた。

簡単な単語をはじめ、’ソビンヨンスペイン語’、’買い物用、スペイン語’、’食べ物説明用、スペイン語’などきちんと準備する姿を見せて感嘆を誘った。

このような努力をもとに、パク・ソジュンは現地人とスペイン語で疎通することに成功し、視聴者たちの心まで魅了した。

写真=Mnet’プロデュース101シーズン2’放送画面キャプチャー

昨年、まともにヒットしたプログラムは、断言しますが、Mnet’プロデュース101シーズン2′でしょう。

まず、’プロデュース101’がガールズグループI.O.Iを誕生させ、大きな成功を収めたため、シーズン2は製作企画段階から大衆の関心を得ました。

しかし、研修生の交渉が難航し、番組制作に歯止めがかかってしまいました。

しかし、多くの人々の懸念が顔負けするほどに放送は豊かな形を備え、強大なラインアップを完成しました。

大きな関心の中で誕生したグループ Wanna Oneはデビューと同時にトップスターの仲間入りをし、現在も最高の人気を誇っています。

‘プロデュース101’は人気に支えられ、三度目のシーズンを準備中です。

‘プロデュース101シーズン2’を率いたアン・ジュンヨンPDが演出を引き受けましたが、番組タイトルは’プロデュース101シーズン3’がなく‘プロデュース48’になりました。

年内に放送予定の’プロデュース48’は韓国’プロデュース101’システムと日本最高のプロデューサー秋元康の’会いに行けるアイドル’をコンセプトに専用劇場で常時ライブ公演を行う日本のAKB 48システムが結合されたプロジェクト。

韓国と日本、両国を一本化したグローバルガールズグループが誕生する予定です。

写真=JTBC’ヒョリね民宿2’放送画面キャプチャー

昨年夏に放送されて、10%を超える視聴率を誇って幕を下ろした‘ヒョリんちの民宿’もまた、シーズン2で戻ってきました。

‘ヒョリんちの民宿’は歌手イ・ヒョリ-イ・サンスン夫妻が済州島で民宿を運営するというコンセプトで、多くの人々に愛されました。

昨シーズンアルバイトとして活躍したアイユはスケジュール上、参加できず、その場を少女時代のユナが満たしました。

また、多くのリクエストがあった大勢の人’パク・ボゴム‘の出演も実現し、イ・ヒョリ、イ・サンスン、ユナと蜂蜜ケミを自慢する予定です。

また、イ・ヒョリ-イ・サンスン夫妻は、今回のシーズンで新たな切り札を出しました。それは、露天風呂とゲル。

民宿の裏手に位置した’露天風呂’は寒い冬に、旅行客が体を温めながら休息を取ることができて、庭に位置したモンゴル式移動家屋’ゲル’では就寝はもちろん、一晩中談笑を交わしながら暖かく過ごせる家として建てられました。

この4日に放送された’ヒョリんちの民宿2’は初放送から視聴率8%を突破して、昨シーズンの人気を続けました。

特に最初の回に出た’ユナワッフル機’は放送直後、大きな話題になり、オンライン上で完販に達しました。

以後、野菜のみじん切り道具、カメラアプリなども、出れば話題になるイットアイテムとして関心を集めています。

写真=JTBC’シュガーマン2’放送画面キャプチャー

‘シュガーマン’は一時代を風靡した歌手の近況を紹介して思い出を振り返る番組です。

3年前に放送された昨季はバナナガール、鉄とミエ、テークなど数多くのスターが’シュガーマン’に出演し、連日話題を集めました。

今回のシーズンには、RedVelvetジョイとパク・ナレが合流し、従来のMCのユ・ジェソク、ユ・ヒヨルと新たな呼吸を合わせています。

既存の歌手たちの曲をカバーして舞台を展開するショーマンも目を引いています。

先月14日に放送された’シュガーマンシーズン2’初放送ではgugudanとNU’ESTWがショーマンとして登場して話題を集めました。

以降、GUMMY、MeloMance、RedVelvet、ASTRO、Seenroot、ヤン・ヨソプ、Yoon Ddan Ddanなど大勢の歌手が出演して’シュガーマン’をさらに輝かせました。

写真=SBS’同床異夢-君は私の運命’放送画面キャプチャー

くるりと変わったフォーマットで愛されているプログラムもあります。SBS’同床異夢’がその主人公。

これに先立ち、2015年に放送されたSBS’同床異夢、大丈夫大丈夫!'(以下’同床異夢’)は、ユ・ジェソクとキム・グラを筆頭に一般人学生たちと彼らの親が出て心に留めておいた話を一気に明かす形式で放送されました。

しかし、’同床異夢’は改ざん問題で、一般人のバラエティ露出の危険性などで1年3ヵ月ぶりで幕を閉じてしまいました。

以降’同床異夢’は、フォーマットを変えて新しいバラエティとして誕生し、毎回最高視聴率を記録するなど放送だけでなく、ポータルサイトのリアルタイム検索語を掌握しています。

新しく変わった‘同床異夢シーズン2-君は私の運命'(以下’同床異夢2′)では多様な分野のカップルが楽しく生きていく姿を’男’と’女’の立場で眺めながら、二人が一緒に暮らすことの価値を見ているプログラムです。

俳優のチュ・ジャヒョンと中国人俳優ウ・ヒョグヮンが’同床異夢2’の真の主人公とみることができます。

彼ら夫婦の甘い新婚生活に、視聴者は熱狂し、ウ・ヒョグヮンに’ウブリ’というニックネームをつけてくれました。

彼ら以外にもイ・ジェミョン城南市長-キム・ヘギョン夫妻、チョン・テセ-ミョン・ソヒョン夫妻、カン・ギョンジュン-チャン・シニョンのカップル、最近はチェ・スジョン-ハ・ヒラ夫妻、イン・ギョジン-やソ・イヒョン夫妻まで出演し、人気バラエティの面を見せています。

写真=MBC’無限挑戦’放送画面キャプチャー

今月初め、MBCは3月末の春の番組再編を迎えて‘無限に挑戦’が「一定期間休息を持って、シーズン制に向かうか、既存の製作陣に休息を与えて新しい制作陣が’無限に挑戦’を続けていけるかどうかなどについた方法をめぐって協議中だ」と伝えました。

そして今日、MBC側は12年間’無限に挑戦’の演出を務めたキム・テホPDが下車することに決定したと明らかにしました。

キムPDは数年前から休息期無しに’無限に挑戦’が放送されていることに対する負担感を吐露したということ。

キムPDの後任には’私一人で住んでいる’、’わたしたち結婚しました’などを演出したチェ・ヘンホPDに決定されました。

番組序盤、低い視聴率で廃止対象1順位だった’無限に挑戦’は国民バラエティとして定着しましたが、大小の議論に俎上の上に登ったことが多いプログラム。

それでも’無限に挑戦’が長い時間愛を受けることができたのは、毎回新しい特集、あるいは長期プロジェクトで、視聴者の関心を集めてきたためです。

代表的な物は、2年ごとに開かれた’無限に挑戦歌謡祭’、’エアロビック特集’、’調整特集’、’ボブスレー特集’などがあり、最近では’トトガ’で多くの人の愛を受けました。

キム・テホPDの辞職のニュースには、ネチズンは「キム・テホPDが抜けた無限に挑戦は想像がつかない」

“容易ではない決定だが、これまで苦労した」「メンバーが抜けた感じだ」などの残念な反応を見せました。

先月、チェ・スンホMBC社長は、新年の記者懇談会を通じて「春の改編を通じて、シーズン制を導入することにした」と述べ、シーズン制導入を宣言しました。

果たして’芸能王国’だったMBCがシーズン制導入で、昔の名声を取り戻せるか、その帰趨が注目されています。

ほかにも、23日、Mnet’高等ラッパー2’が初放送されており、JTBC’引き分けたアゲイン’・’非正常会談’などが今年シーズン2を準備中です。

このようにシーズン制プログラムは固定視聴層を基盤に、従来のシーズンの興行と話題性で制作されています。

放送界のトレンドに浮上したシーズン制バラエティ。

しかし、これといった発展なく、既存のフォーマットを続けていくようになったら視聴者たちは、チャンネルを回すことでしょう。

既存のフォーマットの長所を最大限生かし、短所を補完すれば、以前よりさらにたくさんの愛を受けられるのではないでしょうか。

ひとこと

「ユン食堂」のように放送中に、既に次期作の話題で盛り上がる番組でさえ喜んでばかりはいられなさそう。同じことをしていては飽きられるため、マイナーチェンジでありながら最高のトピッックを探すことは宿命とはいえ大変なことですね！


＊写真はbusanilbo(各番組キャプチャー),Insightより記事はbusanilboからお借りしました。

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