韓国旅行|『パラサイト』の【チョ·ヨジョン】各授賞式、なぜ”ここ”のドレスばかり?

韓国旅行|『パラサイト』の【チョ·ヨジョン】各授賞式、なぜ”ここ”のドレスばかり?





*これまで原題の「寄生虫」と邦題「パラサイト」を併記してきましたが、「パラサイト」が世界的にメジャーになりましたので、本日よりこちらでも「パラサイト」とさせていただきます。

◇カンヌ映画祭からアカデミー授賞式まで「国内ブランド」を選んだチョ·ヨジョン…理由は?



女優のチョ・ヨジョン/AFPNews=ニュース1



映画「パラサイト」が「アカデミー」4冠に輝いた日、女優のチョ・ヨジョンは、国内デザイナーブランドのドレスを着ていました。

ヌードトーンのストレートトップスと豊かなブラックスカートが目立つ優雅なドレスでした。

チョ・ヨジョンが、9日(現地時間)、第92回アカデミー賞授賞式で着たドレスは、海外の有名高級ブランドではなく、国内婦人服ブランド’アボアボ'(avouavou)製品でした。

アボアボは、ハン・アルムとハン・ボルムの姉妹が率いる婦人服ブランドで、既製服ラインとともに、特別な日に着られるセレモニーラインも販売しています。

既製服ワンピース一着が70万ウォン程度で比較的合理的な価格帯のブランドです。

チョ·ヨジョンが全世界の注目を集める「アカデミー授賞式」で国内ブランドのドレスを着たことはすぐに話題になりました。

同時にドレスのデザインがシンプルすぎたのではないかという指摘も受けました。

アボアボ·デザイナーのハン·アルム室長は。「意図的なデザインでした」と話しました。






第92回アカデミー賞授賞式で’アボアボ’のドレスを着た女優のチョ・ヨジョン/AFPNews、avouavouInstagram




ハン室長は「華やかさよりはクラシックな雰囲気と完璧なフィーリングでチョ・ヨジョンの強みを表すために特に気を使いました。」と話しました。

続いて「チョ·ヨジョンは目鼻立ちがとてもはっきりしていますが、その中に現われる東洋的なラインが魅力的な俳優です。」

「韓国的な美しさを強調することを目標に衣装を制作しました」と話しました。

その結果、チョ·ヨジョンの健康な肌を最も輝かせるスキントーンのトップスと壺を連想させるシルエットのスカートが加わったドレスが誕生しました。

ハン室長は「高級な雰囲気のため、光沢が漂うシルク素材でスカートを製作し、カラーブロックのディテールで洗練美を強調し、背を高く見せるようにしました」と説明しました。






カンヌ映画祭、映画「パラサイト」マスコミ試写会、釜山国際映画祭、青龍映画祭、アカデミー賞授賞式に出席した女優のチョ・ヨジョン/AFPNews




チョ・ヨジョンとアボアボの縁はアカデミー授賞式の前から続いてきました。

昨年5月のチョ・ヨジョンが映画「パラサイト」で「第72回カンヌ映画祭」に出席した時から一緒でした。

さらに、「パラサイト」マスコミ試写会、10月、釜山国際映画祭、11月の青龍映画祭に続き「アカデミー授賞式」までチョ・ヨジョンは、1月に開かれた「ゴールデン・グローブ授賞式」で着たドレスを除いて全てアボアボの衣装を着ていました。

チョ・ヨジョンが国内ブランドであるアボアボの衣装を着るようになったのには、10年あまりの間、呼吸を合わせたコ・ミンジョンスタイリストの力が大きかったと思われます。

ハン室長は「コ・スタイリストには映画「パラサイト」日程に合わせたファッションの’ビッグピッチャー’がありました」と話しました。

チョ·ヨジョンがカンヌ映画祭以後続いた日程に合うスタイルの流れがすでに決まっていたという説明です。

コ・スタイリストが描いたストーリーやT.P.O(時間(Time)、場所(Place)、状況(Occasion))に適した衣装を、ぴったりと完璧なフィットで実現するためには、国内ブランドが適していたのだと言います。





カンヌ映画祭、映画「パラサイト」マスコミ試写会、釜山国際映画祭、青龍映画祭に参加した女優のチョ・ヨジョン/AFPNews



カンヌ映画祭ではマットな「ブラック」カラーが演出するオーラと最小限の節操でフォーマルでクラシックなルックを演出し、続いてマスコミ試写会ではさわやかなカラーのツーピースを選びました。

溌剌としたレモン色で「パルム・ドール(黄金のシュロ)賞」が与える重さを抑え、役柄に適した別名「清潭洞の嫁スタイル」を演出しました。

釜山国際映画祭と青龍映画祭では、ブラックとピーチトーンのドレスを交互に着こなしながら、一つにかたよらない多様な魅力を披露しました。



◇チョ・ヨジョンが国内ブランドを選んだ理由






チョ・ヨジョンは、なぜ重要な瞬間に国内ブランドを選んだのでしょうか。ハン室長はその理由を「完璧なフィット」に求めました。

ハン室長は「チョ·ヨジョンとコ·スタイリストが華やかな服よりは、T.P.Oと自分にぴったりの服を探そうとしていました」と話しました。

服はスタイルの一部にすぎず、華やかな服一着に注目するよりは、俳優が伝えられる雰囲気を大切に考えたといいます。

彼女は「チョ・ヨジョンさんが、忙しい中時間を割いて「フィッティング」(衣装製作過程で服を着てみる過程)をよくしに来てくださった結果、完璧なフィットを演出することができました」と伝えました。

また、「アボアボは、女性が持つ本来のシルエットを自然で美しく表現するブランドですので、選ばれたと思います」

「小柄なチョ・ヨジョンさんに適したフィットに加え、彼女の東洋的なラインを強調することができると判断したのでしょう。」と明らかにしました。



ひとこと


「ホテル・デ・ルーナ」のアイユ、「ボーイフレンド」でソン・ヘギョ他ユナやカン・ソラetc…知ってみれば清楚でクラシックながらも体のラインをきれいに見せることで多くの女優に愛されるブランドでした。注目ですね!

*記事はMoneyTodayよりお借りしました。

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コメント(s)

  1. LuLu より:
    クラシックなワンピ―スも素敵ですね!
    次回、ソウル行ったら寄ってみたいSHOPです^^
  2. bookandhope より:
    >LuLuさん

    「チョンダム洞の嫁」スタイルも綺麗ですよね〜
    小柄ですが、いつも立ち姿が美しく憧れます^^


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