韓国旅行｜”コンユ、撮影現場にバスケ場を作る”『静かなる海』【ユ・ヒジェ】が語ったビハインド♪

俳優ユ·ヒジェが「静かなる海」のビハインドを伝えました。

ユ·ヒジェは、NETFLIXオリジナルシリーズ『静かなる海』に渤海基地探査隊保安要員E2役で出演しました。『静かなる海』は必須資源の枯渇により荒廃した近未来の地球、特殊任務を受けて月に捨てられた研究基地に向かった精鋭隊員たちの話を描いた作品です。

最近、ソウル江南区のあるカフェで会ったユ·ヒジェは、「気に入ってくださった方がとても多くて、楽しくて幸せな時間でした。楽しかった撮影の瞬間が通り過ぎていきましたが、結果物がプレゼントのように届いたようで幸せな時間を過ごしています。」と出演の感想を伝えました。

『静かなる海』は月を背景にした韓国型SF物。ユ·ヒジェは「撮影中に『これはどう出るのか？』と気になったと言います。

「初めてやってみる環境で悩みも多かったですが、結果を見た時、とても不思議で驚くべき経験でした。ブルースクリーンで撮影したのですが、結果を見ると、月の広大な風景が広がっていて不思議でした。 ‘こう写るんだ’と思いました。」と伝えました。

『静かなる海』は公開以来、持続的にヒットを続けています。世界のNETFLIXテレビショー「トップ10」にランクされるなど、肯定的な成績を出しています。ユ·ヒジェは、「負担よりは楽しみが大きいです。」と話しました。

劇中ユ·ヒジェは、探査隊隊長のハン·ユンジェ（コンユ）に静かに従う人物でした。

ユ·ヒジェはE2役について「最初は本当に言葉通りこのポジションをどのように維持すれば全体絵を生かしながらも自分を見せることができるか悩みました。結局は自分の役割と位置を守っていることが最もよく見える部分だと思いました。」と説明しました。

一緒に出演した俳優らの呼吸を尋ねると、ユ·ヒジェは「現場でみんなが親しくなり、一緒にいるだけでも面白かったです。最初はぎこちなかったですが、そのぎこちなさはすぐに破られました。最初に宇宙船のシーンを撮りましたが、11人が朝9時に集まって夜10時まで待機したんです。」と伝えました。

さらに「宇宙服は重くて、12時間も着用していなければならず、だからずっと会話を交わしていました。家庭のことから始めてお互いにできるすべての話を3日で全部したと思うくらいです。」

「「これ以上何の話ができるのか」と思うほど宇宙船のシーンを撮りながらぎこちなさのようなものがなくなりました。楽しく幸せそうにそれぞれが遊びに行った感じでした。」と笑顔を見せました。

「静かなる海」ならではの独特な現場の雰囲気も伝えました。ユ·ヒジェは「コンユ先輩はセット場にバスケットボール場も作ったんです。ヒョンがゴールポストを注文して設置した後、バスケットボールもしました。みんな大変だから、お昼の時間にはバドミントンもして、どこかで卓球をしているし、泰陵選手村のようでした。」と話し、笑いを誘いました。

「私は応援や解説をしたんです。コンユさんとムソンさんが失敗すると、『あ、そこまで？』と冗談を言っていました。」と話し、「チームワークが良くて息切れすることもなく、それぞれ楽しく過ごしていました。」

「お互いの呼吸が自然になっていたようです。私はSNSにもずっと写真を載せていますが、私が現場でスチール技師のように、ヒョンやヌナたちの写真をたくさん撮りました。3千枚ほどあります。」と付け加えました。

「静かなる海」はユ·ヒジェにどんなメッセージを残したのでしょうか。ユ·ヒジェは「実は最初はよく分からなかったんです。「水不足」という素材を扱ったと単純に思いましたが、全体の作品を見て、それを超えて考えるようになりました。」

「生き残るために誰かを害し、得るために何でもできる人間の本性が重要な瞬間に現われないか。それが果たして正しいことなのか、生存、本性に対する深い悩みをするようになりました。撮影している時よりむしろ見てからそのような考えが多くなりました。」と答えました。

また、ユ・ヒジェは、劇中の背景のように「水が消えた地球」を思い浮かべたと話しました。「そう考えるしかないようです。実際にそうした現象や状況が起きているのですから、関心をもっと傾けなければならないと思います。」

「小さな努力と実践をしなければならないんじゃないでしょうか。『静かなる海』の背景は2075年ですが、50年後には十分そうなるだろうと思いました。」と述べ、注目を集めました。