韓国旅行|【2017上半期決算]『トッケビ』が去って、”ドラマ春秋戦国時代”♪
上半期ドラマは春秋戦国時代でした。
昨年末から今年1月まで放送された「寂しくて、きらびやかな神 トッケビ」(以下「トッケビ」)がまさにきらびやかに幕を下ろした後、地上波3社が均等に成功作と失敗作を分け合った格好です。
30%近い視聴率を記録したSBS「被告人」と35%を突破したKBS 2TV「月桂樹洋服店の紳士たち」などが登場しましたが、「トッケビ」ほどのシンドロームを引き起こすことはできませんでした。
地上波を除く二つの放送局のコントラストは分かれました。JTBCは作品性と大衆性の二兎を捕まえ急成長しました。
一方、tvNは「トッケビ」の後には、視聴率低調に苦しみ低迷の沼に落ちました。
絶対強者がないため、より激しく競争した今年の上半期の5大放送局(KBS・SBS・MBC・JTBC・tvN)のドラマをまとめてみました。
◇KBS、週末ドラマがなかったらどうするところでしたか?
月火ドラマは失敗の連続でした。
「花郎」はパク・ソジュン・パク・ヒョンシクなど青春スターたちが大挙キャスティングされて話題を集めましたが、視聴率につながりませんでした。
後続作「完璧な妻」もコ・ソヨンの10年ぶりのカムバック作で注目されましたが、低調な成績を収め、静かに幕を下ろしました。
現在放送中の「サム・マイウェイ」だけが競争作の中で一人二桁の視聴率を記録し、1位を維持しています。
水木ドラマは「キム課長」が成功作に選ばれました。小気味よい「サイダー展開」で多くの愛を受けました。
「推理の女王」は、序盤1位を走りましたが、通常の競争で遅れをとって、5月31日に放送を始めた「7日の王妃」は5%台の視聴率で3位にとどまっています。
代わりに興行を保証された週末ドラマはやっぱり成功しています。
2月に放映終了した「月桂樹洋服店の紳士たち」は視聴率が36.2%(ニールセンコリア全国基準)まで上昇しました。
「マクチャン(막장)」(日常には起こりえない非現実的な出来事が度重なり、ワンパターンに展開されていく)の展開で一部の酷評を受けましたが視聴率の面ではKBS週末ドラマの体面を守りました。
現在電波に乗っている「お父さんが変」も視聴率高空行進中です。
今までの自己最高視聴率は31.7%で、「マクチャン(막장)」要素なしに、様々な家族の姿を描いた意味のある家族劇として好評を博しています。
◇SBS、サスペンスで笑ってイ・ヨンエで泣いて
OCNをケーブルチャンネルのジャンルムール(サスペンス)名家とするなら、SBSは地上波のサスペンス局です。
特に法廷スリラーで強気を見せました。3月に終了した「被告人」が最終回28.3%の視聴率を記録しました。
後続作である「耳打ち」も20.3%と、17回放送分を仕上げました。
20%以上の視聴率を期待するのは難しい、最近にドラマの驚くべき記録でした。
法廷スリラーではなく、医療ドラマでも愛されました。
昨年末から放送されて1月に放映終了した「ロマンチックドクターキム・サプ」が27.6%の自己最高視聴率で気持ちの良い成績を獲得しました。
しかし、SBS上半期最高の期待作は予想外の惨敗を味わいました。今年の春、電波に乗った「サイムダン:色の日記」はイ・ヨンエが13年ぶりにブラウン管に帰ってきた作品でした。
韓流スターソン・スンホンも主演名簿に名前を載せました。
200億ウォンの製作費が投入され、100%事前製作され、放送の最初の週から16.3%の高い成績を収め期待が加わりました。
しかし、時代遅れの設定と低クオリティの話の展開、イ・ヨンエの薄っぺらな演技がかみ合って一桁の視聴率を記録し、興行に惨敗しました。
◇MBC、フュージョン史劇だけが残った
MBCはフュージョン史劇を成功させました。
5月に幕を下ろした「逆賊:民を盗んだ盗賊」と現在電波に乗っているドラマ「君主:仮面の所有者」が視聴率1位を占めました。
他の競争作と比較して、出演陣の面々が目に見えて華麗なわけではありませんが、しっかりとした物語を力に愛されました。
新鮮な素材で果敢な試みを見せてくれたりもしました。
「ミッシングナイン」・「自己発光オフィス」などがマニア層を形成して人気を集めました。
しかし、視聴率面で大きな利益を得ることができませんでした。
そして、時代に劣る大引け劇が上半期MBCドラマの傷になリました。
今年初め放映終了した「不夜城」を皮切りに「吹きとそよ風よ」と放送中の週末ドラマ「あなたはひどいです」が食傷設定の上、大雑把な展開で「マクチャンドラマ(막장드라마)」(日常には起こりえない非現実的な出来事が度重なり、ワンパターンに展開されていくドラマのこと)の不名誉を抱きました。
◇JTBC、大衆・作品性の両方取った急成長
宮部みゆきの同名長編小説を原作にしたドラマ「ソロモンの偽証」を編成し、他の放送局との差別化に成功しました。
高校が背景ですが、ドラマで大多数の主要な配役に新人俳優をキャスティング、俳優の名前と値ではなく、作品性だけで勝負をしました。
以後編成された「力の強い女 ト・ボンスン」はJTBCドラマの新しい歴史を作りました。
視聴率が9.668%(ニールセンコリア全国有料プラットフォーム基準)まで上昇する大記録を打ち立てました。
続いて「マンツーマン」と「上品な彼女」に至るまで、様々な素材と大胆な試みをして急成長を成し遂げました。
◇tvN、「トッケビ」が去って低迷の沼へ
「信じて見るtvNドラマ」という修飾語が無色になった半年でした。
「トッケビ」が幕を下ろした後、次々と2%前後の視聴率が続き低調でした。
イ・ジェフン、シン・ミナ、ユ・アイン、イム・スジョンなどのトップ俳優たちが、「太陽を抱く月」のチン・スワン作家のようなトップアーティストと組みましたが無駄でした。
現在、電波に乗っている「秘密の森」が4%台に上昇し再起を狙っています。
代わりにCJ E&M傘下の別のチャンネルであるOCNが意外な成果を収めました。
「ボイス」・「トンネル」などサスペンスのみで勝負をかけサスペンス名家に成長しました。
ひとこと
「トッケビ」熱風でスタートした今年半分が終わって各社が総括記事を発表しています。こちらは放送局別の分析が楽しいです。下半期への期待も高まりますね♪
*写真はKBS2,SBS,MBC,OCN,JTBC,tvNより記事は日刊スポーツからお借りしました。
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