韓国社会|財閥の偉容とプリンセスのおしゃれ

韓国社会|財閥の偉容とプリンセスのおしゃれ


新年を迎え、三星(サムスン)グループを率いる幹部らが一堂に会しました。新羅ホテルで開かれた三星(サムスン)グループの新年の式典に出席したのです。




 
式典には、李健煕(イ・ゴンヒ)会長をはじめ、息子の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子社長、長女の李富真(イ・ブヨン)新羅ホテル社長

次女のイ・ソヒョン第一企画(日本の電通にあたる広告会社)副社長などが参加しました。そのため、新羅ホテルは、取材陣たちと警備の人たちで、物々しい雰囲気となり、人だかりができました。



午前10時30分、イ・ブヨン新羅ホテル社長が一番先にロビーに現れました。

会長は娘たちの手を握って、娘に対する愛情を表したそうで、これは、公には初めて見せる姿だったということです。



この日のイ・ゴンヒ会長のファッションは、銀髪の頭にマッチしたグレーのスーツに赤いネクタイで、とても若々しく演出されていました。

また、イ・ジェヨンサムスン電子社長も父と同様の赤いネクタイを結んでいました。



さらに、常に韓国セレブの流行をを先頭する娘たちのファッションは、今年も注目の的と成ったようです。今回、二人の式典のドレスコードはブラックでした。



イ・ブヨン新羅ホテル社長は、黒の非対称なスカートに茶色のファーを素敵に合わせていましたし、イ・ソヒョン第一企画副社長は

黒のスカートにゴールドのベルトと水玉の手袋でポイントを作り、おしゃれに着こなしていました。




イ・ゴンヒ会長は、今年の経営計画を問う質問に、「一昨年、昨年、そして残念ながら今年の予想も、景気はあまり良くないようなので、研究開発に積極的に投資を行うつもりだ。

若い人たちが希望を持つように就職の機会ををたくさん作るように努力もする。」と述べ、今年の抱負を示したそうです。


ひとこと

サムスンの会長と家族、ドラマと比べてどうでしょう?日本の企業の新年式とはまた違いますよね。

「花より男子」という日本の漫画が原作のドラマ(現在も韓国版がBS-TBSで毎週月~金曜 17:00~17:54に放送しています)が、韓国でリメイクされ、日本と韓国でともに人気だったことを思い出します。

その頃、”戦後日本には財閥がないと聞いていたのに、まだドラマではそのような世界が描かれるんだ、韓国と似ているなあ。”と思いました。

まさに「花より男子」の道明寺財閥は、韓国のサムスンに見えたのです。


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先日の記事「ハレクラニな毎日Ⅱ」のmimiさんが、「新羅ホテルでサムソンの会長を見ました」とコメントをくださいました。まさにこの光景をご覧になられたのですね!


一般庶民からすると、遠い世界の人であるサムスンの会長をはじめ、後継者たちが、現実に長女が経営する新羅ホテルに現れたのですから、それはドラマよりすごい光景だったことでしょう!

そんな歴史の1ページみたいなシーンに遭遇されたmimiさん、本当にすごいご経験をされましたね!


韓国の財閥については、本の中にも書かれています し、ブログでも再三ふれています。

韓国社会における財閥のパワーは日本人が想像する以上だといえると思います。

いつも思うのですが、同じ財閥でも、現代ロッテはその名前をはっきり付けるので分かりやすいですが、サムスンはあえて名前を隠しているのか?

後で知るとなあるほど!となることが多いです(笑)

観光客の方も多くいらっしゃる”Eマート”サムソングループだと皆様ご存知でしたか?


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コメント(s)

  1. mimilani より:

    こんばんは。
    今回もとても興味深い記事を届けて下さり
    ご丁寧にリンクをして頂き・・・ありがとうございます(*^^*)
    サムスンの会長さんのお嬢様が新羅ホテルの社長さん
    なんですね!?
    知らなかったので、読みながら驚いてしまいました!!
    素敵なファーをお召しですね~
    韓国の方は本当に素敵にファーを着こなしてらして
    わたしも冬に伺う度に欲しくなってしまいます。
    日本よりもデザインが凝っていて
    バリエーションが豊かですよね。

    本当にこの日の警備にはビックリ致しました。
    韓国に置いてのサムスンの偉大さをいうものを
    間近に見て、財閥社会の凄さを感じました。
    Eマートもサムソングループなんですね。

    旅行だけでは、なかなか知る事の出来ない情報を教えて頂き
    嬉しいです!!
    • bookandhope尹 より:

      >mimiさん

      こんばんは。コメントありがとうございます!

      本当にその日、新羅ホテルに宿泊なさっていらしたのは非常にうらやましいことです。

      子供の時から、たくさんの家庭教師がつき、財閥が通う学校に入り、
      日本とアメリカに留学した李会長の子供たちは、国際的な感覚に優れているようです。

      息子さんは、ソウル大学、日本とアメリカで、娘さんたちは、アメリカで勉強し、ファッション、ホテル経営、広告などを学びました。

      財閥は、基本的に肌を見せたり露出するファッションは許されないし、色も品がいい色に限定されるので、
      その中でファションセンスを発揮するのは、財閥同士でも見えない戦いがあるようです。^^


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