韓国旅行|【ユ・インナ】の前に【チョン·ジヒョン、アイユetc… 】ドラマの中のトップスターたち♪
ユ・インナ – チョン・ジヒョン – アイユ(写真:tvN,SBS,KBS2)
「真心が届く」ユ·インナの前にキム·ハヌル、チョン·ジヒョンがいました。
ユ·インナは、テレビドラマ「真心が届く」(演出パク·ジュンファ、脚本イ·ミョンスク、チェ·ボリム)で第2の全盛期を夢見る俳優オ·ジンシム(劇中芸名オ·ユンソ)役を担い熱演中です。
ユ·インナが演じる「オ・ジンシム」は、劇中、街頭スカウトで芸能界に入った人物で、美貌とスタイルでトップの座まで上がったという設定です。
これに対し、俳優であるにもかかわらずデビュー後、ずっと”大根役者”という酷評を受けてきました。
そんな彼女がストーカーのために浮上した麻薬論争でイメージ墜落後、再起のために法廷ドラマに挑戦する過程を描いているのが「真心が届く」です。
ドラマの中でユ·インナは、世間の事情は分からないものの意欲だけはあふれる純粋なスター、オ·ジンシムを愛らしく演じています。
「真心が届く」の中のオ·ジンシムと同じスターキャラクターは、ドラマでお馴染みの素材によく登場してきました。
昨年だけでもJTBC「ビューティーインサイド」tvN「トップスターのユ·ペク」MBN「ときめき注意報」などが有名な俳優設定の人物を主人公にして愛されました。
これまで視聴者に愛されたドラマの中のトップスターを振り返ってみましょう。
写真=各ドラマ”スチールカット”
◇KBS2:「むやみに切なく」(2016)キム・ウビン
写真=KBS2「むやみに切なく」スチールカット
「むやみに切なく」は人気俳優とドキュメンタリープロデューサーの愛を描いたメロドラマ。
ドラマの中で韓流最高のトップスターとして描かれるシン·ジュンヨンは、モデル出身の俳優キム・ウビンが演じました。
ジュンヨンは”かたくななトップスター”の定石を見せてくれる人物。
対外的には演技者と歌手を行き来するエンターテイナーですが、実状は気むずかしく生意気です。
そうかと思えば反転の履歴も持っています。芸能人としてデビューする前、ひたすら母親のために勉強して法学部に入り、司法試験の1次まで合格したのです。
「むやみに切なく」は、このように複雑な事情を持つ男ジュンヨンが余命宣告を受けて起こる話です。
このため、キム・ウビンはスターとしての華やかな姿と不治の病を得た後、次第に崩れていく心境の変化まで繊細に表現し、好評を得ました。
◇KBS2「プロデューサ」(2015)アイユ
写真=KBS2「プロデューサ」スチールカット
「プロデューサ」は、KBS芸能局を背景に展開される芸能ドラマ。
これを受け、俳優のチャ·テヒョンとコン·ヒョジン、キム·スヒョンが芸能局のベテランPDと作家、新人PDをそれぞれ担当し熱演しました。
そんな中、歌手のアイユが、劇中のアイドルグループで、最も人気の高いメンバーのシンディを演じました。
23歳で10年の経歴を誇るシンディも、高慢な人物として描かれました。
しかしその裏には、自身のアンチカフェに直接加入し一々コメントを確認したり、体重管理中の所属事務所の研修生に”CCTVがないところで料理してもらえ”とアドバイスしたりするなど可愛い姿が隠れていて、視聴者に楽しみを与えていました。
「プロデューサ」のシンディは、これを演技するアイユに似ているようで違うキャラクターで、さらに人目を引きました。
シンディとアイユは10代でデビューしたという共通点がある反面、音楽スタイルは全く違います。
アイユが可愛いダンスやアコースティック·ジャンルの音楽で人気を集めたのに対し「プロデューサ」でシンディは挑発的な魅力のパフォーマンスを披露する歌手でした。
そのため、「プロデューサ」を通じてアイユの変わった姿を見る楽しみが良かったという反応でした。
◇SBS「星から来たあなた」(2013-2014)チョン·ジヒョン
写真=SBS「星から来たあなた」スチールカット
「お茶の間劇場史上最高のトップスター」キャラクターではないでしょうか。
最高視聴率28.1%を記録し(ニールセンコリア全国基準)放映当時、シンドロームを起こした「星から来たあなた」の中のチョン·ジヒョンが演技したチョン・ソンイの話です。
「星から来たあなた」でチョン·ソンイは大韓民国トップ女優であると同時に、韓流女神として描かれました。
しかし、実生活でのチョン・ソンイの姿は、お粗末そのもの。特別な白痴美で、むしろ偉そうな顔をする姿が可愛らしく感じられるほどでした。
その一方、12年の芸歴に精神力だけは強いキャラクターで、多くの視聴者がドラマファンを越えて劇中のチョン·ソンイのファンを自任したりもしていました。
チョン·ソンイがこのように愛されたのには、チョン·ジヒョンの功績が大きいです。
「星から来たあなた」は、チョン·ジヒョンがSBS「ハッピートゥゲザー」(1999)以来、14年ぶりにお茶の間劇場の復帰作として選んだドラマで、さらに話題を呼んだ作品。
さらにチョン·ジヒョンは、現実でもトップスターの位置を守っているスター中のスターであるため、視聴者をさらに没頭させました。
また、直前の出演作である映画「ベルリン」の中の恋人のヨンヒとは正反対の姿に、改めて幅広い演技のスペクトラムを証明するようになりました。
◇MBC「最高の愛」(2011)チャ·スンウォン
写真=MBC「最高の愛」スチールカット
「最高の愛」でチャ·スンウォンが演じたトップスター、トク・コジンは彼の人生キャラクターに挙げられます。
トク・コジンも二重性が目立つ人物です。ドラマの中でトク・コジンはセクシーなイメージで愛されるスターや英語ができずにハリウッド進出に失敗するなど、実際の姿はお粗末なことこのうえない姿です。
それにもかかわらず、自分中心に生きるトク·コジンが、劇中、非好感芸能人のク·グジョン(コン·ヒョジン)を好きになって起こる話が「最高の愛」の主な内容でした。
これによって、トク・コジンは自分は愛情を好むという事実を認められないまま、表向きにはぶつぶつ言いながらも、愛情の言葉一言に悲喜が交差する姿まで”ツンデレ”の魅力を発散しました。
チャ·スンウォンは、トク・コジンの傍若無人な態度を憎めない姿で演じ、視聴者から愛されました。
特に独特な話法でトク・コジンを演じ、流行語も生まれました。
頑固な言葉遣いで表現されたセリフが”最高の愛”の放映中終始多くのパロディー物を量産しました。
チャ·スンウォンは「最高の愛」の最終回でも「こんなドラマに出会ったことを栄冠だと思って」という台詞で最後まで大きな笑いを誘いました。
◇SBS「シークレット·ガーデン」(2010-2011)ユン·サンヒョン
写真=SBS「シークレットガーデン」スチールカット
キム·ウンスク作家のヒット作「シークレットガーデン」にもトップスターが登場します。
ユン·サンヒョンが演じた「オスカー」です。生まれつきの金のスプーンで韓流スターまで兼ね備えた男ですが、実力は人気に比例していません。
ドラマの中でオスカー自らが「着実に実力が減少する中、中国を総なめし、台湾、タイ、日本まで追いつくのは容易ではない」と自評するほど。
恋愛関係においては一人に定着できず、芸能界の浮気者と言われていますが、その背景には初恋のユン・スル(キム・サラン)がいました。
「シークレットガーデン」では主人公カップルのキム・ジュウォン(ヒョンビン)、キル·ライム(ハ·ジウォン)のほかにもオスカーとユン·スルのラブストーリーが人気を集めました。
またユン·サンヒョンにとっても「シークレットガーデン」のオスカーは特別なキャラクターです。
「シークレットガーデン」に先駆けて出演したMBC「冬の鳥」(2007~2008)「クク島の秘密」(2009),「内助の女王」(2009)で主に気難しいキャラクターを担当しイメージの固着化が懸念された頃にオスカーを通じてトップスターに変身し、別の色を見せることができたからです。
◇SBS「オンエアー」(08)キム·ハヌル
(写真=SBS)
「シークレット·ガーデン」に先立ち、キム·ウンスク作家が公然と芸能界を背景に展開した作品があります。
ドラマを作る人々の話を扱った「オンエアー」です。「オンエアー」は放映当時、危機を迎えたと評価されていた国内ドラマ業界を批判するために作られた作品。
その中心にキム·ハヌルが演じた俳優オ·スンアがいます。
ドラマの中でオ·スンアは、ドラマ制作会社に高額出演料を要求しながらも演技の練習はしないトップスター。
先輩と後輩を問わず、仲間の演技者を無視してドラマの制作陣と周りのスタッフに不平不満だけを並べ立てる”傍若無人”キャラクターとして描かれました。
その一方で、演技者を心から大事にしている企画会社の代表チャン·ギジュン(イ・ボムス)を7年間片思いする純愛も持っています。
キャラクター説明で分かるように、オ·スンアはざっくばらんなトップスターキャラクターの典型を見せてくれるかのように見えましたが、「オンエアー」の企画意図を込めたような鋭いセリフで視聴者の呼応を引き出しました。
特にドラマの中で演技大賞の共同受賞者に選定されると「大賞に共同はないでしょう。これは皆勤賞か善行賞ですか?」と席を蹴って出ていこうとするオ·スンアの姿から痛快さを感じたという視聴者が多くいました。
ここには特有のしっかりした発声と発音でオ·スンアを解釈したキム·ハヌルの演技力が一役買ったシーンでした。
ひとこと
週末ビッグプレゼントの懐かしく楽しい特集記事。皆、憎めないスターキャラでしたが、文中にもあるように中でも史上最高のスターは間違いなく「星から来たあなた」のチョン・ソンイ^^/
*記事はVIEWERSよりお借りしました。
2019年02月16日
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カテゴリ: 俳優、芸能人、女優 韓国ドラマ、映画
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