韓国旅行|『サイコだけど大丈夫』『愛の不時着』が大人気…韓国を知らなくても…全世界のお茶の間で「Kドラマ病」♪

韓国旅行|『サイコだけど大丈夫』『愛の不時着』が大人気…韓国を知らなくても…全世界のお茶の間で「Kドラマ病」♪





★Cover Story – Kコンテンツ”コロナ”の中で大ヒットー2020.8.8の記事です。

「サイコだけど大丈夫」「愛の不時着」…NETFLIXドラマ上位圏”総なめ”

「サイコだけど大丈夫」「愛の不時着」など、韓国ドラマが世界のNETFLIXユーザーを虜にし、Kコンテンツブームを巻き起こしています。

新型コロナウイルス感染症の拡散で家にいる時間が増えた「ジプコック族」のコンテンツ需要を満たし、韓流の新しい地平を開いていると評価されています。




今日8月11日 18:00現在「サイコだけど大丈夫」日本総合TOP10 1位


グローバルオンライン動画サービス(OTT)コンテンツ順位サイトのフリークスパトルによると、キム·スヒョンが主演したtvNドラマ「サイコだけど大丈夫」は14話が放送された3日、香港、ベトナムなどアジア7カ国でNETFLIX視聴1位になりました。(11日現在、日本でも1位)

このドラマの人気はアジアを越えました。ペルーでは4位、オーストラリアでは5位、ニュージーランドでは7位、ロシアでは8位を記録するなど、27ヵ国で10位圏に入りました。

190ヵ国でサービスを行っているNETFLIXのグローバル総合順位では6位まで上がりました。韓国ドラマとしては歴代最高順位です。





日本のNETFLIXでは6日、韓国ドラマ3本が5位圏に入りました。

tvN「愛の不時着」が1位、「サイコだけど大丈夫」が2位、JTBC「梨泰院クラス」は4位に入りました。(今日11日、「サイコ」1位、「不時着」2位、「梨泰院」6位)

東南アジア市場でも韓国ドラマが上位圏を席巻しています。ベトナムでは韓国ドラマ5本が10位圏に入りました。

最新作の「サイコだけど大丈夫」「私たち、愛したでしょうか」「愛の不時着」が1、3、8位にランクされ、かなり前のドラマの「花より男子」(2009)と「応答せよ1988」(2015)が順位を逆走し、それぞれ5位と6位になりました。








韓国最大のドラマ制作会社スタジオドラゴンのリュ·ヒョンジン事業戦略担当は「Kドラマが大衆性と作品性に新鮮さまで備え、世界の視聴者から愛されているようです。」と話しました。

「嫌韓ムードにもかかわらず好きなドラマは「愛の不時着」の不思議」日本の朝日新聞が先月16日に報道した記事の見出しです。

この記事は「韓国は嫌いだが…。」と言いながらも韓国のドラマや映画、Kポップを楽しむ人が増えている現象を伝えました。

韓国の財閥女性と北朝鮮の男性将校の愛を扱ったtvNのドラマ「愛の不時着」は日本のNETFLIXで5月から現在までコンテンツ視聴1位を占めています。

朝日新聞は、南北分断の状況を素材に活用した点、作品全般に人間味が流れるという点を高く評価しました。

「存在するが見えなかった世の中がドラマを通じて徐々に明らかになった感じがする」と分析しました。

このドラマは日本だけでなく米紙ワシントンポストとフォーブスがそれぞれ「必ず見るべき国際的シリーズ推薦作」と「2019年最高の韓国ドラマ」にも選ばれています。








Kドラマは見慣れたジャンルと大衆性を取り揃えた内容に独特のアイディアを結合しました。

これを通じ、新たなストーリーテリングを希望する世界の視聴者を虜にしているという評価が出ています。

ドラマ制作会社スタジオドラゴンのリュ·ヒョンジン事業戦略担当は「韓国ドラマはユニークなストーリーを多様な方式で展開する能力に優れていて、様々なジャンルと素材を適切に組み合わせて新鮮に写っているようです。」と述べました。

「サイコだけど大丈夫」は、ロマンスとホラー、スリラーが結合しています。「愛の不時着」はロマンスを基本にしていますが、南北分断を素材として活用しました。

「ミッド」(米国ドラマ)、「イールド」(日本ドラマ)などに比べ、作品構成が緻密で深みがあるという分析も出ています。

リュ担当は「個別事件中心の他の国の作品と違い、韓国ドラマは第1話から最終話まで一つの筋を土台にしっかりとつながっているのが特徴。」

「人間と人生に対する真摯な考察も込められているという評価を受けています」と説明しました。








朝日新聞は先月31日、「『愛の不時着』が描き出した、理解できない他者の魅力」という見出しの記事で、内田勝元神戸女子大教授の分析を掲載しました。

彼は「このドラマを通して理解できない他人と共生する方法を学べる」と述べました。

Kドラマが巻き起こしている韓流ブームは、以前とその様相が違うようです。

「1次韓流」の主役である「冬のソナタ」「チャングムの誓い」などが日本、中国、ベトナムなどで国別に時差を置いて人気を集めたとするなら「サイコだけど大丈夫」「梨泰院クラス」などは世界各地の視聴者を同時に魅了しました。

これは、190ヵ国あまりでサービスを提供するNETFLIXを積極的に活用した効果です。

国内で放送中の『サイコだけど大丈夫』は今月、香港、ベトナムなどアジア7カ国でNETFLIX視聴1位、日本2位にランクされ、ペルー4位、オーストラリア5位、ロシアでは8位を記録しました。








NETFLIXもKドラマの「コンテンツパワー」を武器にアジアなどを攻略しています。2016年に韓国に進出して以来、これまで国内で50本あまりの自主制作コンテンツを作りました。

今年下半期にもチョン・ユミ主演「保健教師アン·ウニョン」「今うちの学校は」コンユが特別出演する「イカゲーム」などのドラマを公開する予定です。

NETFLIXの関係者は「韓国で計4万3000人余りの創作者と協業してKコンテンツを全世界に紹介しています。」と述べました。

韓国の優れたドラマ制作手法を共有し、一緒に作業したいと願う海外制作会社も増えています。

映画『ミッションインポッシブル』『ターミネーター』『グレイス&フランキー』などを制作したアメリカの制作会社スカイダンスはCJENM、スタジオドラゴンとドラマを共同制作します。

tvNドラマ「ホテルデルーナ」を米国版テレビシリーズにする予定です。

CJENMの関係者は「完成したコンテンツやフォーマットを販売することから、国内で初めて米国の有名制作会社と共同でドラマを企画·制作することになりました。」と話しました。








Kドラマのブームにより、韓国コンテンツの輸出は、新型コロナウィルスの影響にもかかわらず、他の産業に比べて打撃が小さい見通しです。

昨年のコンテンツ輸出額は、BTSや映画「寄生虫」などの善戦に支えられ、初めて100億ドルを突破し、前年対比8.1%増加した103億9000万ドル(約12兆4000億ウォン)を記録しました。

中国の厳韓令(韓流制限令)が解除される兆しを見せていることから、今年下半期にドラマ制作会社の収益が増えるという期待も高まっています。

業界によると、中国官営CCTVは、韓国コンテンツの放映を再開しました。

料理番組「胡家츠版」で中国シェフたちが出て韓国料理を紹介し、先月からは「猟奇的な彼女2」「豪雨時代」など放映を中断していた韓中合作映画を再放送しています。

ハナ金融投資アナリストのイ·ギフンさんは「厳韓令が緩和されれば、韓国ドラマも版権輸出を通じ、少なくとも15本、900億ウォンの収益を上げることができるでしょう。」と話してくれました。



ひとこと


以前の韓流ブームとは違う「世界各地の視聴者を同時に魅了」するNETFLIX。夢のようなことが現実になりあまりに感慨深い中、今年後半のドラマも楽しみでなりませんね♪


✴︎写真はtvNより記事はhankyung.comからお借りしました。

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