韓国旅行|世界が注目する映画『ミナリ』から『ユンステイ』まで…俳優【ユン・ヨジョン】に陥る♪
演技人生50年をはるかに越え、いつのまにか60年を迎える俳優ユン·ヨジョン。
カリスマと優しさを行き来しながら、多様な演技スペクトラムを見せてくれる俳優です。今、彼女はは全世界の映画関係者の心を虜にしています。
チョン·イサク監督の映画「ミナリ」に出演したユン·ヨジョンが注目されています。米国で相次いで演技賞を受賞し、新しい神話を書き上げているのです。
「ミナリ」は、アメリカンドリームを実現するためアメリカの移民となることをを選択した韓国人の家族の話を描いた作品です。
ユン·ヨジョンは「ミナリ」で家族を助けるためにアメリカに来たスンジャ役を演じました。
ユン・ヨジョンは、サンディエゴ、ミュージックシティ、ディスカッシングフィルム批評家協会で助演女優賞を3つ連続で受賞しました。これでアメリカ授賞式の演技賞11冠を記録しました。
ボストンに続きサンディエゴ、ディスカッシングフィルム批評家協会でアカデミー賞有力候補である俳優アマンダ·サイフリッドと激しく競争したことで知られていますが、ユン・ヨジョンが賞を受賞したことでオスカー入りの可能性をさらに高めました。
「ミナリ」は最近、地元の有力メディアがアカデミー賞授賞式の有力候補として挙げた作品の一つですが、その中で輝かしい演技を披露したユン・ヨジョンに対する関心はますます高まっているのです。
映画『ミナリ』劇中スンジャ役の俳優ユン·ヨジョン 【写真=映画『ミナリ』スチールカット】
彼女の演技に外信は熱い反応を送りました。米メディアのインディワイアーはユン・ヨジョンを「2020年最高の演技を披露した女優13人」の一人に選びました。
インディワイアーは「韓国のベテラン俳優、ユン·ヨジョンはチョン·イサク監督が自身の祖母を基に作ったキャラクター『スンジャ』を完成させた。スンジャは「ミナリ」の感情的核心。」
「ユン·ヨジョンが俳優として持っている寛容さが映画の中の幼い孫たちとのケミストリーでよく表現されている。」
「劇中のスンジャは気難しいハルモニで温かい人物ではないが、辛らつなユーモア感覚とナンセンスなスタイルに圧倒される。」と称賛しました。
また「ユン・ヨジョンの演技はすべてを信じるに値する。キャラクターに頼ったり戯画化したりせず、自分のキャリアに新たな道を切り開いた。」と評しました。
1/8に放送がスタートした新バラエティ「ユンステイ」
国内ではすでに「代替不可」の立場を固めた俳優です。「ユン・ヨジョンの演技力を論じるのは気恥ずかしい」という反応です。「破格のアイコン」でデビューし、多様なジャンルとキャラクターを行き来しながら頂点を極めた俳優だからです。
前述したとおりユン・ヨジョンは、1966年にTBC第3期公開採用タレントとしてデビューし、ドラマ『ミスターボール』を皮切りに『川辺で暮らそう』『パクマリア』などに出演し、MBCに移籍後『張禧嬪』役を演じ大ヒットしました。
ドラマだけでなく、スクリーンでも独歩的な活躍を見せました。1971年、映画「花女」でスクリーンデビュー、大家の男を誘惑する家政婦役で破格のキャラクターを披露しました。当時メディアでも「天才女優」と特筆大書するほどでした。
1974年、歌手チョ·ヨンナムと結婚し、長い空白期を過ごしたユン・ヨジョンは、13年ぶりに韓国に戻り、再び作品活動に打ち込みました。
ドラマ「愛と野望」「砂の城」「愛とは何なの」「お別れ」「銭湯の男たち」など大衆的な作品はもちろん、映画「エミ」「浮気な家族」「下女」「自由の丘」など作家主義映画でも自由に活躍しました。
2010年 第63回カンヌ映画祭のレッドカーペットに並んで立った「下女」製作·出演陣
彼女は2010年、キム·ギヨン監督の同名映画をリメークした「下女」(イム·サンス監督)で、その年すべての助演女優賞を総なめしました。
当該作品で受賞した演技賞は10冠に達し、これは大韓民国映画祭史上類を見ない記録です。
2016年の「殺してあげる女」も彼女のフィルモグラフィーから欠かすことのできない作品です。
ユン・ヨジョンは公園で売春をするいわゆる「バッカスおばあさん」ユン·ソヨンを演じ、モントリオール·ファンタジア映画祭からアジア太平洋スクリーン·アワード、今年の女性映画祭、釜日映画賞など有数映画祭で主演女優賞と審査委員大賞を受賞しました。
デビュー56年目を迎えますが、ユン・ヨジョンは絶えず挑戦し、新しい姿で大衆と会っています。若い世代にいわゆる’ヒップ’な人物と呼ばれるのも同じ理由からです。
演技的にも演技以外でも、若い世代と疎通を図り、新しいことを知っていくことに恐怖を感じないようです。
彼女を若い世代に紹介したのは2013年に放送されたtvN「花よりお姉さん」、2017年に放送されたtvN「ユン食堂」などのバラエティ番組です。
彼女は特有の率直で淡泊な話し方で若い世代から「お年寄り」ではなく「クールな」メンターと呼ばれ親しまれているのです。
映画『ミナリ』が海外映画祭を総なめして映画関係者たちを感嘆させている間、ユン·ヨジョンは1月8日に初放送されたtvN『ユンステイ』でお茶の間劇場まで掌握しました。
海外で韓国料理を作って販売する「ユン食堂」の3番目のシリーズで「新型コロナウイルス」再拡大で海外訪問が難しくなったため国内にゲストハウスを作り、コロナ禍の中でも韓国で暮らす外国人を招待する方法を選びました。
初放送から8.9%という高い視聴率を記録し、期待感を高めています。
ひとこと
「演技でもそれ以外でも若い世代と疎通を図り新しいことを知っていくことに恐怖を感じない」だから「クールなメンター」として若い世代にも愛される…なんて素敵なんでしょう!オスカーを是非狙ってほしいですね♪
✳︎写真はajunews,tvN他より記事はvoguekorea,ajunewsからお借りしました。
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