韓国旅行｜『ある日』【キム・スヒョン】ネタバレされても見てしまう…”ビジュアル+演技力” ♪

スターは何によってその名を証明するのでしょうか。当然のことですが、歌手は歌、MCは進行力、俳優は演技でしょう。

そうした意味でキム·スヒョンは今回の『ある日』でトップ俳優という名声が恥ずかしくない演技力で視聴者を魅了しています。

11月28日午前0時（27日夜12時）にCoupang Playで初公開された『ある日』は有名なイギリスドラマ『クリミナル·ジャスティス』をリメイクした韓国ドラマです。

平凡な大学生から一夜で殺人容疑者になったキム・ヒョンス（キム・スヒョン）と、真実を問わない底辺の三流弁護士シン・ジュンハン（チャ·スンウォン）の熾烈な生存を描いた8部作シリーズ。

「どれが真実なのか。」というよりは、「何が事実であってこそ私に有利なのか。」を中心に司法制度を論じます。

普通、時代劇作品をめぐって「歴史家スポ」という言葉がありますが、「ある日」は既存のイギリスドラマがあるだけに原作がスポになるわけです。

いくら韓国の情緒と文化に合わせて生まれ変わるとしても、大体のあらすじと人物設定はネタバレされるしかありません。インターネットのポータルサイトを検索しても、原作のストーリー展開や結末などが容易に分かる状況です。

✳︎スポ(스포)…スポイラー(Spoiler)の略で、ネタバレという意味のスラング

それにもかかわらず、息を殺して見るようにさせる要因は、キム・スヒョンの演技力が大きな比重を占めると言っても過言ではありません。

第1話で、警察署に連行されたヒョンスが、単に飲酒運転の容疑だけを受け、服の中に隠しておいたナイフが見つかり、直ちに殺人容疑者として緊急逮捕されるシーンは、緊張感を完成させました。

また、第2話で時計を見ながら緊張しながら待っていたヒョンス君の逮捕が確定すると、「僕じゃじゃないです、僕じゃありません。」と泣き叫びます。ヒョンスの人生がますます破局に向かう中、見る視聴者まで胸がジーンとさせました。

キム·スヒョンは今回のドラマ『ある日』で相手女優と果敢なベッドシーンを演じ、殺人容疑者の疑いで写真を撮りながら後ろ姿をすべて露出するなど破格的な演技を披露しました。成年ドラマでのみ可能なレベルです。

ところが「ある日」の最大の弱点といえば、プラットホームがCoupang Playということ。最近「イカゲーム」をきっかけにNETFLIXなどOTT時代が全盛期を迎えたが、「ある日」はCoupang Play初の韓国ドラマとして接近性が落ちるのが事実です。

まずCoupangの公式ホームページに入会した後、Coupang Playアプリをダウンロードしなければ見ることができません。テレビをつければいつでも見ることができるドラマとははっきり違うのです。「自分が会いたくてわざわざ探さない以上会えない」という言葉と同じです。

しかし、ドラマ『ある日』の上昇ムードと活躍に支えられ、人気作TOP20で1位になり、NAVER検索基準で『今、多くが探すウェブドラマ』でNETFLIXの『地獄』を抜いて1位になりました。第一歩をふみだしたにばかりにしては鼓舞的な反応です。

序盤、ヒョンスに焦点が合わされ、キム·スヒョンの分量が絶対的ですが、チャ·スンウォンが演じる弁護士シン・ジュンハンの活躍も期待されています。

自分が弁護を引き受けたヒョンスが拘束される瞬間も、平気でクッパプを食べるなど、たぬきのような本音の分からない人物として、好奇心を膨らませました。

「ある日」の興行まではまだ断言できないですが、キム·スヒョンのフィルモグラフィーには絶対に欠かせない重要な作品になることは間違いありません。

「ある日」は、第1、2回公開後、ウェルメイドジャンルものとして大きな注目を集めています。優れた没入感と韓国の現実を反映してより共感できるとし、「時間があっという間に過ぎてしまう」と評価されています。

『ある日』でのキム·スヒョンの演技は、彼がこれからもっと見せられるものが多い俳優だということを証明しています。

偶然会った女性に感じる好感とときめき、その逸脱で経験する恐怖と無念さまで、キャラクターの幅広い感情線を巧みに消化する彼の姿に、もどかしさと無念さを覚えます。

「最善を尽くして潔白だった」というキム・スヒョンの言葉のように、キム・ヒョンスは潔白に見え、またその潔白を信じたくさせました。

4日（土）0時（3日午前0時）、Coupang Playで公開される「ある日」第3回では、キム·ヒョンスが刑務所に入ることになります。

不慣れなところに一人で落ちることになったキム・ヒョンスがどう適応していくのか、キム・スヒョンがこれをどう描くのか期待が集まっています。