韓国旅行|『財閥家の末息子』本日終映…”スピード感·演技力·痛快さ” 大ヒットの秘密を紐解く♪
今年最高の人気作となったJTBC金土日ドラマ「財閥家の末息子」が今夜、大団円の幕を下ろします。
JTBCは午後10時30分、ソン·ジュンギ主演の「財閥家の末息子」最終回を放送する。
毎週自己最高視聴率を更新してきただけに、歴代JTBCドラマ歴代最高視聴率である「夫婦の世界」(2020)の28.4%を越えられるかにも関心が集まっています。
「財閥家の末息子」はすでに今年放送されたミニシリーズ部門のドラマの中では初めて20%台の視聴率を突破し、1位の座につ来ました。
ドラマは、劇展開のスピード感、俳優たちの演技力、復讐劇が与える痛快さの3拍子をすべて備えているという好評を得ています。
主人公が2回目の人生を生きるこのドラマは、1987年から現在までの30年余りの歳月を16部作の中に溶け込ませ、吹き荒れるように早く物語を展開しました。
毎回、国際通貨基金(IMF)通貨危機、ドットコムバブル、アメリカ同時多発テロ、カード大乱など、大規模な国内外事件を通じて「資金源」の流れを圧縮的に指摘しました。
さらに映画「タイタニック」の興行や引退したソ·テジのカムバック、金集め運動、2002韓日ワールドカップ4強神話など、誰もが知っている過去に実際に起きた事件が些細な笑いを与え、劇に面白さを加えました。
ドラマを金·土·日曜日に週3回破格編成したのも速度感を高めたという評価です。
俳優たちの優れた演技もドラマが人気を集めた重要な要因の一つに挙げられます。
スンヤングループのチン·ヤンチョル会長と末孫のチン·ドジュンで張り詰めた対立角を立てたイ·ソンミンとソン·ジュンギの熱演はもちろん、スンヤン家3兄妹役のユン·ジェムン、チョ·ハンチョル、キム·シンロクなどしっかりとした演技力を持った助演たちも輝きました。
特に財閥の会長として鋭い目つきのカリスマを噴出したイ·ソンミンは、ドラマ後半には怯えた子供のような顔でせん妄演技を披露し「歴代級演技」、「狂った演技力」という賛辞を受けました。
何よりも「財閥家の末息子」は未来に起きることを知っているチン·ドジュンが経済危機を色々と避け、これを機会にして投資で大きな利益を得て「サイダー」のような快感を抱かせました。
視聴者たちは正解を知っている試験用紙を解くようにすらすら解ける投資成功に代理満足を感じるかと思えば、個人の努力だけでは成功しにくいという挫折感を脱ぎ捨てて人生を「リセット」できるというファンタジーに陥りました。
2回目の人生に転生する前は、スンヤングループ秘書として庶民だったチン·ドジュンが決して勝てないように見える財閥を相手に「ダビデとゴリアテ」のような争いを繰り広げる展開も痛快さを与えました。
チン·ドジュンはアジン自動車に吹き荒れたリストラの嵐に雇用継承を、スンヤン生活科学の企業清算で被害を受けることになった一般人投資家に代わって正道経営を主張し、チン·ヤンチョルと対抗しました。
ハ·ジェグン大衆文化評論家は「すでに知っている経済の流れを指摘すると共感ができ、ソウルアパート一軒を買うのが難しい現実で主人公が勢いに乗るので代理満足を感じることができた。」
「現実が厳しく希望を探すのが難しいほど夢のようなファンタジードラマが人気を集めているようです。」と話しました。
ひとこと
「現実が厳しく希望を探すのが難しいほど夢のようなファンタジードラマが人気を集めているようだ」に、うんうんそれこそがドラマを観る楽しみ!と納得しますね♪
✳︎写真はJTBCより記事はyna.coからお借りしました。
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