韓国旅行|『君は天国でも美しい』キム·ソクユン監督の “気分の良い” ファンタジー♪

スマートフォンアプリで呼んだ地下鉄、またはタクシーに乗って移動すれば、この世の罪を振り返る審判が自動的に行われます。
今はすべてが「自動化」されて死神も、閻魔大王も必要ないここでは地獄行きが決定された亡者は地獄駅で降り、そうでない亡者は天国に向かうことになります。
現在放送中のJTBC土日ドラマ「君は天国でも美しい」が「斬新な」あの世を通じて興味を引き上げる一方、「人生」と「死」に対するメッセージを伝達し余韻を残しています。
劇の序盤には「君は天国でも美しい」が描き出す風変わりなあの世の世界を把握する面白さがあります。
80歳の姿で到着したヘスク(キム·ヘジャ)が、天国で30歳の姿をした夫ナクジュン(ソン·ソクグ)と会って戸惑う姿から、お互いを愛する心は「そのまま」ということを確認し、再会の喜びを味わう過程まで。
「君は天国でも美しい」が描いた「死後の世界」が興味を誘発します。
現世では下半身麻痺で病床にだけ横になっていなければならなかったナクジュンが、あの世では再び元気になった姿で天国を駆け回るかと思えば、夫なしで一人で生きていくために必死に働き者にならなければならなかったヘスクも過去の無邪気さを取り戻し感動をそそりました。
主人公の事情はもちろん、殉職した消防士の事情をはじめ、闘病中だった嫁と彼女の世話をしていた姑が、あの世で年齢が変わったまま登場し、この世での約束がなされるエピソードもジーンとさせるものでした。
人間の姿をしていた伴侶犬たちが主人と再会すると、再び尻尾を振る伴侶犬に戻って再会する姿はオンライン上で「感動的な」場面に挙げられ話題を集めました。
「地獄行き」を巡って主人公たちの苦難が予想されているものの、「無理強いの葛藤」ではなく、「変わった」世界観で再確認する「人生」と「死」の意味は何か「君は天国でも美しい」が残す余韻にさらに大きな期待が続いています。
このドラマはキム·ソクユン監督とイ·ナムギュ作家をはじめとする「まぶしくて-私たちの輝く時間-」の製作陣が再び団結して披露する作品です。
「まぶしくて-私たちの輝く時間-」で呼吸を合わせたキム·ヘジャ、ハン·ジミンなども出演し意味を加えています。
何よりも当時、二人の男女の「時間離脱」ロマンスというファンタジー的な設定を通じて興味を伝えながら、濃い余韻を残したキム監督、イ作家の世界観に再び会うことができて喜びを醸し出しています。
「まぶしくて」は与えられた時間を全て使うこともできずに失った女と誰よりも輝かしい瞬間を自ら投げ捨て無気力な人生を生きる男、同じ時間の中にいるが互いに違う時間を生きていく二人の男女の話を盛り込んだ作品で、ファンタジー的な設定を賢く活用した「反転」を通じて意味のあるメッセージを伝えました。
始まりはファンタジーでしたが、実はアルツハイマー老人の話だったという反転が衝撃を与えたのです。
同時にこの反転を通じて「時間」の大切さを自然に伝え、深さまで逃さなかった「まぶしくて」でした。
過去と現在を行き来する過程で1970年代の時代相まで合わせて格別な余韻を残した「まぶしくて-私たちの輝く時間-」に向かって「人生ドラマ」という好評も続きました。
キム監督とイ作家は「まぶしくて」以後もJTBCドラマ「ヒップタッチの女王」を通じて「サイコメトリー」能力という、ファンタジー的設定を通じてメッセージを「興味深く」伝達しました。
このドラマは、犯罪のない農村のムジンで偶然できたサイコメトリー能力で動物と人の過去を見ることができるようになった獣医のボン·イェブン(ハン·ジミン)と、ソウル広域市の広域捜査隊復帰のために、彼女の能力が切実に必要なエリート刑事のムン·ジャンヨル(イ·ミンギ)が犯罪を共助捜査していたところ、連続殺人事件に巻き込まれて起こる話をコミカルに描いた作品。
独特な設定の中に獣医の礼分を通じて見せた動物に対する温かい視線、生活密着型犯罪の恐ろしさなど「現実的な」話を「温かく」伝達し、自分たちの色を失うことはありませんでした。
色々な作品を経ても、新しさと面白さ、そして深みまで逃さないキム監督の「世界観」がまたどんな「気分の良い」結末をプレゼントするか期待される理由です。
ひとこと
奇想天外のようで深く心に刺さる…俳優の皆さんも予想外の姿で楽しそうに演じる姿が印象的です。今回も”新しさと面白さ、そして深みまで逃さないキム監督の「世界観」”に惹き込まれてしまいますね♪
✳︎写真はJTBCより記事はdaillan.coからお借りしました。
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