韓国旅行|『プロデューサ』【コン·ヒョジン】が、何故あえて芸能ドラマに出るのだろうか?(コラム)

韓国旅行|『プロデューサ』【コン·ヒョジン】が、何故あえて芸能ドラマに出るのだろうか?(コラム)


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コン·ヒョジンというと、いつも映画界や放送業界が欲しがる俳優です。演技もよく、興行打率も良く、アンチのファンもいないためです。

典型的な美人型ではありませんが、いくら見ても飽きない外見で何を着てもスタイルが良いです。

どのような役割をあてても、それに似合うスタイリングでいつも彼女のファッションは完売するファッショニスタです。

だからこそ、コン·ヒョジンの所属事務所にはいつも数多くの映画のシナリオとドラマのシノプシスが集まるのです。




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いつのまにか30代半ばに入ったコン·ヒョジン、20代〜30代の女優が不足している芸能界で彼女の存在感は独歩的なものです。

先月、幕を下ろした演劇「リタと大学教授」に出演したのもまた新鮮でした。

デビューしてから、かなり時間が経っている今のキャリアすなわち、中堅俳優級なのに、他の作品の誘いを断り、演劇に戻りました。

特に、昨年人気のうちに幕を下ろしたSBSドラマ「大丈夫だ、愛だ」に続く選択だったので、より驚くべきことでした。




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「大丈夫、愛だ」(2014SBS)



出演をお願いしてくる映画もドラマも多いのに、演劇は現実的にギャランティー(出演料)を見てもスケジュールを考えても、あまりも効率よい舞台ではなかったはずです。

それでも「リタと大学教授」の制作者であるチョ·ジェヒョンのラブーコールを受け、あれこれ計算せず舞台に上がりました。

親しい先輩(チョ·ジェヒョン)との義理、演技に対する情熱、冒険と挑戦への意欲がなければ不可能なことだったでしょう。

この演劇で、コン·ヒョジンはチケットの売り切れブームを起こし、「やはり信じて見れる、コン·ヒョジン!」という客席の好評を得ました。




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しかし、コン·ヒョジンが、今回はKBS 2TV芸能ドラマ「プロデューサ」に出演することにしたのです。

「プロデューサ」「星から来たあなた」「内助の女王」「棚ぼたのあなた(ノンクルチェグルオンダンシン)」などのヒット作を次々と出したパク·ジウン作家が執筆する作品です。

特に、KBS芸能局が直接製作に乗り出す初のドラマという点で注目されています。

「ギャグコンサート」などの専門分野があるソ・スミンPDが演出を総括して、興味深いです。

名前も、芸能ドラマです。試みと発想から破格です。

もちろん、芸能PD出身者らが、ドラマや映画に手を出したことは以前にもありました。

代表的なのは、KBS出身のシン・ウォンホPDが、tvNに渡って作ったドラマ「応答せよシリーズ」は、1、2編の両方、大当たりを出しました。

映画「朝鮮名探偵」シリーズをヒットさせたキム・ソクユン監督も、KBS芸能局出身です。

とはいっても地上波KBSで芸能局がドラマを制作するというのは、その試みだけで放送関係者焦眉の関心事に浮上しました。

シチュエーションコメディでもなく、真面目なドラマです。その重みは大きいです。




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パク·ジウン作家の名声のせいか、キャスティングは豪華です。

チャ·テヒョン、キム·スヒョン、IUなど、そうそうたるトップスターらが出演を約束しましたがその中心にコン·ヒョジンがいます。

彼女はドラマの中で、芸能局10年目の音楽放送PDに演じ、もう一度演技変身を試みる予定です。

数多くのドラマや映画を行き来して、真の多様なキャラクターを演じてきた八色鳥の彼女ですが、芸能PD役は初めてです。

しかし、キャスティングニュースだけで、多くの人々が喜ぶのを見るとやはりコン·ヒョジンのキャラクター消化力や演技力に対する世間の信頼は熱いです。

「大丈夫、愛だ」で知的で、可愛らしく、シックながら温かい精神女医を熱演した彼女は、昨年SBS演技大賞で女性最優秀賞を受賞して底力を立証しました。





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「大丈夫、愛だ」(2014SBS)




そして、まっすぐ演劇舞台に上がり大衆を驚かせ、今度は芸能ドラマとは馴染みのないジャンルでテレビの視聴者に会います。

コン·ヒョジンだからできる選択であり、またコン·ヒョジンなので頼もしいです。

安住せず、挑戦する勇敢で賢明な30代の女優、彼女が存在するからこそ楽しいのです!




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ひとこと


現在、日本で放送されている「大丈夫、愛だ」を毎週楽しみに観て、また彼女の魅力にはまっているところに飛び込んで来た「プロデューサ」キャスティングニュースはとても嬉しいものでした。

古くは「サンドゥ学校へ行こう」、「ありがとうございます」など、その演技に引き込まれて観たドラマがたくさんあるコン・ヒョジンさん。

「大丈夫、愛だ」でも様々な面を持つ等身大の30代の女性をリアルに演じていて、益々素敵な女優さんになられているな〜と感じていたところにこのニュース!

芸能局が制作する初のドラマ、しかも国営放送局が!ということで話題のつきない期待作に彼女の名前があることは、記事の通り本当に幸せな事だと思います♪


*写真はNewsen,startoday,SBS他から記事はNewsenからお借りしました。

2015年03月17日 韓国旅行|『プロデューサ』【コン·ヒョジン】が、何故あえて芸能ドラマに出るのだろうか?(コラム) はコメントを受け付けていません
カテゴリ: 俳優、芸能人、女優 韓国ドラマ、映画


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