韓国旅行|ナPDの『花よりおじいさん-ギリシャ編』はなぜこんなにも国民に愛されるのでしょうか?(コラム)
◇視聴者を虜にする【心に響くファンタジー】
ナ·ヨンソクPDが演出する「花よりおじいさん」は、明らかにおじいさんとポーターたちのギリシャ旅行を扱ったリアルバラエティーです。
また、テレビ画面に現れるイ·ソジンとチェ·ジウの関係もリアルに描かれています。
イ·ソジンとナ・ヨンソクPDがお互い遠慮なく言い合う姿もこの手の番組としては非常に珍しく見所となっています。
とにかく、「花よりおじいさん」を見ていると、この旅は芸能なのにドキュメンタリーのように思ってしまうのです。
実際にはお互いに遠慮なく接するとは考えにくいですが、それでも「花よりおじいさん」を見ていると、現実ではないはずなのに、現実のように感じられる魅力があります。
興味深いことに、これは、イ・ソジン、チェ·ジウ、イ·スンジェ、シング、ペク·イルソプのような人物たちを再発見するきっかけともなっているのです。
5月1日に放送されたtvN「花よりおじいさん-ギリシャ編6回」では、チェ·ジウ、イ·スンジェ、シングのコリントス・ツアー、イ·ソジン、ナヨンソクPDのスニオン岬の旅行記
そして、イ・ソジン、チェ·ジウ、イ·スンジェ、シング、ペク·イルソプのサントリーニに入城する話の3つの話が電波に乗りました。
この日の放送では、イ・ソジンが最高の受益者でした。
彼は親切なイ・ソジン、遊び心いっぱいの悪童の兄、礼儀正しく信頼できるポーターとしての姿など、様々な魅力を披露しました。
それこそ、終わりのない魅力の固まりでした。そのため、視聴者は、今まで知らなかったイ·ソジンのもう一つの素顔を知ったのです。
この日、イ·ソジンはスケジュールの都合で、先に帰国するパク·グニョンを送って戻って来る道で、ナ・ヨンソクPDと短い時間を一緒にすることになりました。
ギリシャの有名シーフードレストランでペク·イルソプが好む海の幸を買って帰る途中に、近くのポセイドン神殿を訪問することになりました。
イ·ソジンとナ・ヨンソクPD他、何人かの製作陣はポセイドン神殿があるスニオンの岬を訪ねました。
この道のりのなかで、イ·ソジンは「親切なイ・ソジンさん」の魅力を誇りました。
イ·ソジンは、空腹の製作スタッフに焼き栗とトウモロコシを買ってあげるとともに、自ら運転をしてガイド役までやり遂げたのです。
★赤い傘がセクシーな(笑)優しいソジニー
申し訳なくなったナPDが運転だけでも代わろうとしましたが、運転できる人(国際運転免許証を持っている人)がいないというのが罠でした。
結局、イ·ソジンは、その日一日、車を運転して戻って来ました。次の日には、カメラの前で唾まで垂らす「天然」の姿まで披露しました。
このほかにもイ·ソジンは、チェ·ジウと一緒にいるときは、小学生レベルの遊び心が爆発する悪童のような魅力を、おじいさんをガイドするときは、イ·スンジェ、シング、パク・グニョン、ペク·イルソプのニーズにあわせたガイドをしているイ・ソジン(ジニー)の魅力を誇りました。
表面上はいつもぶつぶつ文句を言って、率直で、あまり愛嬌もない姿ですが、結局はそばにいる人をすべて抱え込むイ・ソジンの姿は今まで知らなかった彼の温かい性格を実感できる放送でした。
チェ·ジウは与えられたミッションを一直線に追いかけて完了する「努力型模範生」フォースで笑いを誘いました。
これまで放送されたギリシャ編で、チェ·ジウはミスは多かったですが気さくな姿を披露してきました。
おじいさんにも劣る低レベルの体力やアフロディーチェを背景に必死になる自撮りマニアの姿は笑いをかもし出しました。
過度に緊張したときには鼻水を流す姿なども見る人々を爆笑させました。別名女神、またはジウ姫の愛称のチェ·ジウとしては今まで想像もできなかった姿でした。更に努力型天才の魅力がもう一つ追加されました。
この日、チェ·ジウはイ·スンジェ、シングがコリントス博物館の旅を完全に終えることができるように、徹底した事前準備をしてきました。
製作陣が正確に覚えていなかった神話の中の人物たちが、チェ·ジウの口から次々に出てきました。
チェ·ジウは決して、ギリシャの観光パンフレットを手から離しませんでした。
彼女が持っていたギリシャの観光パンフレットには、メモや付箋がいっぱいついていました。その姿は視聴者を感動させるのに十分でした。
★付箋紙いっぱいのガイドブックと共にコリントスへ〜すねたジウ姫も可愛いです♪
それだけでなく、チェ·ジウは、ギリシャのレストランでは、完璧な英語の発音で注文する姿も見せました。
初めのドバイを旅行するときとは少し変わった姿でした。その背景には、やはり、チェ·ジウの手帳にいっぱい書かれていた英会話ノートがあったからです。
要領は多少悪くても常に誠実に努力するチェ·ジウの姿は見る者の口元にも笑みをもたらせてくれました。
★イ・スンジェ先生の探求散歩♪
イ·ソジンとチェ·ジウの魅力だけがすべてではありませんでした。
イ·スンジェとシングの魅力も再発見したと言えます。
イ·スンジェは、知らないものがなかった物知り博士の魅力を更にアップグレードさせました。
また、「とんでもないことをアドバイスする人」としての魅力を誇りました。
この日、イ·スンジェは、高齢者問題の解決に熱意を見せました。
一人暮らしの高齢者に活気を吹き込めるように、シルバーの恋愛を主張しました。
初めて聞く人は首をかしげるかもしれませんが、イ·スンジェは彼なりの論理にもとづいて着々と冷静に自分の考えを述べました。初めて見るイ·スンジェの姿でした。
シングは、既存のかわいいキャラクターとはまた違った感じの悪者の男の魅力を充満しました。
旅行中、「酒の神」として君臨したシングは製作スタッフが飲酒に反対する意見を出すと、鬼のようなる身振りをしながら声をあげて激しく反論して笑いをかもし出しました。
このように、ナ·ヨンソクPDの 「花よりおじいさん」には、登場人物たちの新たな魅力がいっぱい詰まっていました。
製作陣がイ・ソジン、チェ·ジウ、イ·スンジェ、シング、ペク·イルソプなどの些細な言葉や手振りも逃さず伝達した結果、視聴者は彼らを再発見するに至りました。
そのリアルな姿が、予期せぬ方向に絡まって、視聴者が瞬間瞬間心で感じる一つのストーリーになりました。
ナ·ヨンソクPDの世界はリアルとファンタジーが巧みに混在する話を通じて、強い吸引力を誇っていました。さらに出演者を再評価させ、彼らに対する好感度がより高くなるという結果をもたらしました。
ひとこと
昨日に続いて「花よりおじいさん-ギリシャ編」についての記事になりました。「三食ごはん」から休む事なくスタートしたこの番組で、天才ナPDはさらに温かいプログラムを生み出してくれました。
家族全員で楽しめる無公害バラエティー、「余裕の美」とも称されるナPDの送り出す番組は、記事の中にもあるようにバラエティーでありながらドキュメンタリーのようなリアルとファンタジーを行き来する他にはない独特の空気感です。
おじいさんたちがいつまでも健康で毎年、視聴者も一緒に楽しい旅をさせてもらえますよう、心から祈りたいと思います。
*写真はtvN他から記事はNewsenからお借りしました。
2015年05月03日
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カテゴリ: 韓国の文化 俳優、芸能人、女優
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