韓国旅行|人気の秘密は【野暮ったさ】??『三食ごはん 』&『 ヒョリの民宿』♪
仕組みが変わりました。
最近、放映中のバラエティ番組は視聴者の間で広く知られて、視聴率が結構良い芸能プログラムを見ると、一つの共通点がわかります。
簡単に言えば、野暮ったいというキーワードです。
ここでの「野暮ったい」は’洗練された味がなく、雑でぎこちないところがある’という単語本来の意味とは少し距離があります。
農村や漁村、そして山村を思い出した時感じられるイメージ、温かくて香ばしくて情があふれる、私たちの故郷の情緒を皮肉った意味の’野暮ったい’です。
<1泊2日>と<無限挑戦>を皮切りに、野生とリアルを強調していたバラエティ番組は<ジャングルの法則>と<本物の男>などを経て、もっと刺激的でよりレベルが高い苦労と体験を示すことに注力してきました。
育児芸能とモクバン(食べる番組)も大きく変わりませんでした。
双子の父と子供の多いお父さんが登場したのは育児の悩みをより極大化するための設定であり、モクバンもまた、誰が、よりたくさん食べて、より大きなリアクションをするかに焦点を合わせてきました。
「もっと!もっと!」を叫びながら競争をあおってきた社会で我々は、より強い刺激を与える芸能を見つけ、リモコンを向けてきたのです。
「三食ごはん – 海の牧場編」
ところが、最近放映中の芸能はその雰囲気が全く異なっています。
あちこちに「野暮ったさ」が溶け込んでいて、視聴者の評価も悪くないのです。 かえって刺激的なバラエティではなく、‘野暮ったい’芸能により引かれる格好です。
◇tvNのバラエティ番組<三食ごはん - 海の牧場編>
二番煎じ、何度も繰り返し、同じやり方という憂慮にもかかわらず、もう一度底力を見せているtvN <三食ごはん - 海の牧場編>を見てみましょう。
今季の最大の特徴を挙げると、「ジャクソンサロン冷蔵庫」を設置して出演者と村の住民が互いに食べ物を交わすことになったという点です。
それは単純に食べ物と飲食を交換するものではありません。
これは忘れられていく隣人との情を交わすことで、心と心をつなぐ行為です。
製作陣の意図があまりにすばらしく、ここに合わせてそんな温かい絵を描く出演者たちと村の住民の日常は感嘆に値します。 真の「野暮ったさ」です。
JTBC<ごはんをください>はまたどうでしょうか。
ドローン宅配と自律走行車両を話する時代に他人と一緒に食事一食を食べるという設定は多少時代錯誤的に見えますが、このプログラムがプレゼントした日常の大切さと私たちの隣人たちの平凡な日常は視聴者の疲れた心に小さな慰めをくれます。
90年代に通じたようなプログラムが4次産業革命を論ずる今でも人気を集めることができるというのは、私たちの心の片隅に位置している「野暮ったさ」に対する欲望のためではないでしょうか?
KBS 2TV<1泊2日>で絶えずおじいさん、おばさんたちの農業の手伝いをして隣人たちの日常の中へ入ろうと努力している点も、結局は「野暮ったさ」を表すためです。
そして視聴者たちは10年以上<1泊2日>に声援を送っています。 同番組の根底にある’野暮ったい’という情緒は有効だという意味でしょう。
「ヒョリの民宿」
最近最も熱いJTBC<ヒョリの民宿>も同じです。
イ・ヒョリ-イ・サンスン夫妻と宿泊客たちは何か大げさなことをするのではありません。
ゲームをして罰則を取り交わしたりあるいは苦労を浮き彫りにしなくても、視聴者から満足の微笑が出るのは、彼らが交わす日常的な対話と互いに助け合う姿に温かさが感じられるからでしょう。
もしかすると、私たちは今、(休みの印である)コンマ(,)を目に撮っているのかもしれません。
「ヒョリの民宿」アイユ
ひとこと
キーワードは「野暮ったさ」!都市にいるからこそ少しこそばゆい甘く芳しい田舎で過ごした夏休みをふと懐かしく思い出す。”刺激はもうたくさん…”深く共感してしまいます〜♪
*写真はtvN,JTBCより記事はmedicからお借りしました。
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