韓国旅行｜コンテンツの代表株【CJ E&M】『三食ごはん』『トッケビ』後も持続成長可能？

「三食ごはん – 海の牧場編」「トッケビ」

◇コンテンツの輸出拡大…子会社スタジオドラゴン上場も好材料

CJ E&Mはコンテンツ関連の上場株の中で代表株に挙げられます。

‘応答せよ’シリーズ、’三食ごはん’など芸能やドラマ番組などを通じて実績改善と共に株価の上昇も成し遂げました。

昨年にはTHAADの懸案などによって不振になった株価の流れを記録しましたが、今後、中国以外の国々にコンテンツの輸出実績が反映されるものと期待されています。

CJ E&Mはこの2010年CJオーショッピングから人的分割されて設立されました。

さらに、2011年ONメディア、CJメディア、CJインターネット、mnetメディア、CJエンターテインメントなどを吸収合併し、規模を育てました。

会社は2011年と2013年、スターPDとされるシン・ウォンホPDとナヨンソクPDなどを迎え入れ、コンテンツ分野に力を入れました。

シン・ウォンホPD – ナ・ヨンソクPD

彼らが製作した‘応答せよ’シリーズ及び‘三食ごはん’シリーズが相次いでヒットする姿を見せました。

応答せよシリーズの初めの’応答せよ1997’の場合、最終回視聴率は7.5%を記録しました。

二番目の作品である’応答せよ1994’は11.9%、最も最新作である’応答せよ1998’は18%まで越え、地上波に劣らぬ視聴率を牽引しました。

2014年から放送された’三食ごはん’は視聴率10%台を推移しています。

‘花より’シリーズも最高視聴率10%を記録するなど多くのプログラムが興行に成功した成果を収めました。

上がっている視聴率と共に株価も上昇の勢いを見せました。

2012年2万ウォン台半ばだった株価は2013年3万ウォン台〜4万ウォン台を行き来しました。

2014年に4万ウォン台を割り込む場面もありました。2015年下半期は株価が9万ウォンを超える気炎を吐きました。

同年8月、封切りされた‘ベテラン’が1000万人を越える観客を集めた上、同年11月に放送された‘応答せよ1998’も最高視聴率を記録するなど継続的に成果を収めました。

しかし、昨年は天国と地獄を行き来しました。同年1月まで9万ウォンを維持していた株価は徐々に下落傾向を示しました。

THAADなどの問題が影響を及ぼしたうえ、3四半期の実績不振も作用しました。12月には、株価が59万ウォン台まで下落しました。

「トッケビ」効果

株価の反騰を率いたのは、ドラマとゲームでした。

2016年12月に放送されたドラマ‘トッケビ’が視聴率20%を乗り越えたのが好材料になりました。

これと共に持分を保有しているネットマーブルゲームズのモバイルゲーム’リネージュ2レボルルション’が興行に成功したことで株価は再び9万ウォン回復を狙ったりもしました。

以後、株価はやや低迷している状況です。今年8月の株価は万ウォン台まで記録した。

現在は7万ウォン台後半を行き来しなが9万ウォン台を回復していません。3四半期業績の見通しも明るくはありません。

広告非需要期とともに映画部門で不振が予想されるためです。

イ・ジュンギュ富国証券研究員は”3四半期は非友好的な業況と映画部門の興行低迷により市場予想値を下回る実績を記録する”と話しました。

しかし、証券街はCJ E&Mが持続的に成長するだろうと見込んでいます。

強化されているコンテンツ制作能力と共に子会社スタジオドラゴンの上場問題があるからです。

イ・ジュンギュ研究員は”スタジオドラゴンが最近、上場予備審査を通過し、早ければ11~12月ぐらいに上場が可能と予想される”

“スタジオドラゴンの時価総額は公募価格から見て8660億ウォンから9810億ウォン水準であり、もし予想値通りに上場する場合、CJ E&Mの資産価値に非常に肯定的な影響を与えるだろう”と展望しました。

★素敵なスタジオドラゴンのHPはこちらからご覧ください。

ソ・ヒョンソク・リーディング投資証券研究員は”コンテンツの競争力を基に、デジタル広告収益やコンテンツ輸出が同伴成長している”

“CJ E&Mが構築したドラマや芸能の新しいフレームは韓国コンテンツの先進化をもたらし、競争力はさらに強化されるものと期待する”と話しました。

さらに、”ネットフリックス、フェイスブックなどOTTプラットフォーム企業の攻撃的なコンテンツの確保競争でCJ E&Mのコンテンツ需要が急増している”

“アジア圏需要の増加がコンテンツ輸出につながっているという点も肯定的”と強調しました。