韓国旅行|[Y企画①]『キム秘書がなぜそうなのか』どうしてこんなに上手くいくの?

韓国旅行|[Y企画①]『キム秘書がなぜそうなのか』どうしてこんなに上手くいくの?





自分しか知らない財閥2世。その男を9年間補佐してきた秘書。

そして彼らの間に出てきた’サム’.最近人気を得ているtvNの水木ドラマ「キム秘書がなぜそうなのか」(脚本ベク・ソンウ、チェ・ボリム、演出パク・ジュンファ)が展開させた内容です。

ロコ(ロマンチックコメディ)ジャンルが見せられるときめきはもちろん、最高の相性の和を見せている俳優たちの呼吸、さらにミステリーまで抱えながら作品は好プレーを続けています。

6日5.8%(ニルソンコリア有料プラットフォームの世帯基準)の視聴率でスタートしたドラマは放送3回で7.0%の視聴率を記録しました。8回は8.1%での最高視聴率を更新しました。



◇原作妙味生かした」キム秘書’の利口さ

「キム秘書がなぜそうなのか」は財力、顔、手腕まですべてを備えているものの、自己愛で凝り固まったナルシシストの副会長イ・ヨンジュン(パク・ソジュン)を完璧に補佐してきた秘書キム・ミソ(パク・ミニョン)が退社を宣言して起こることを描く作品です。









累積クリック件数5000万件を超えたチョン・ギョンユン作家の同名ウェブ小説を原作とすしています。

ウェブ小説人気に支えられ、同名のウェブトゥーンで製作されたりもしました。

このように「キム秘書がなぜそうなのか」の内容はすでに大衆たちから数回にわたって検定を受けてきていました。

もちろん、原作コンテンツが人気が高かった偽よ、これを映像化した作品が全部人気が高いわけではありません。

でも「キム秘書がなぜそうなのか」は原作に近いストーリー展開と高いシンクロ率を誇る俳優たちのキャスティングで原作ファンたちの心はもちろん、原作を知らない人たちまでも捕らえるのに成功しました。

劇中でナルシシストのイ・ヨンジュンはキム・ミソが退社をすると言うと彼女の心を戻すことに努力します。

9年間、自分の分身になってくれたキム・ミソの突然の退社宣言に’ブロックバスター級’イベントを繰り広げたり、’結婚してやる”恋愛してやる’と言ってキム・ミソの心を揺るがしています。

キム・ミソに対する自分の心に次第に気づき、キム・ミソがこれにわくわくしする姿で、視聴者たちの恋愛細胞を刺激します。

単純なロコだと思っていたドラマは、各人物のトラウマがミステリー要素と結合、好奇心をそそる展開を続けています。

キム・ミソが幼い頃一緒に拉致された人物が、イ・ヨンジュンではないかと彼の兄イ・ソンヒョン(イ・テフヮンが混乱させています。

また、おぼろげにキム・ミソを見たイ・ヨンジュンの姿をカメラが時々奪い、彼の秘密めいたストーリーを刺激します。










◇ロマンスとコミックを行き来するパク・ジュンファPDの演出力

パク・ジュンファPDの演出力は、今回も証明されました。

2007年「ぶっ飛びヨンエさん」シーズン1から2013年シーズン13まで導いてきた彼は、その後「ご飯に行こうよ」(2013)「ご飯に行こうよ2」(2015)「戦おう、幽霊」(2016)「この生は初めてなので」(2017)など、与えられた作品ごとに期待以上の興行を率いてきました。

現実的でありながらコミカルながらも「ウップン」(笑い話ですが一方悲しい)状況を引き出した演出を見せてきました。

「キム秘書がなぜそうなのか」でも、パクPDの長所が遺憾なく発揮されていると言えるでしょう。

ロマンスとコミック二人の間のバランスを維持し、適材適所に恋愛の甘甘とコミックな展開による爆笑を同時に抱かせています。

ここにいつも愛らしくキャラクターを描いてきたキムPDがイ・ヨンジュンとキム・ミソはもちろん、助演たちの魅力も精一杯生かしました。

狡いた助演の役を全うしたイ・ヨンジュンの友達パク・ユシク(カン・ギヨン)、モテ男とたいへんみじめな感じを行き来するコ・グィナム(ファン・チャンソン)、明るくて肯定的なエネルギーを誇るキム・ジア(ピョ・イェジン)、代替不可能な存在感を見せているボン・セト(ファン・ボラ)など各キャラクターたちを視聴者に認識させました。










◇’自我陶酔’パク・ソジュン-‘ラブリー’バク・ミニョンあうんの呼吸

何より「キム秘書がなぜそうなのか」の最も大きな人気の要因は、二人の主人公であるパク・ソジュンとパク・ミニョンの相性の良さです。

パク・ソジュンは自分の魅力にすっかりはまったイ・ヨンジュンを自然に消化しています。

「魔女の恋愛」「彼女はキレイだった」「サム、マイウェイ」など、これまでロコで頭角を現してきたパク・ソジュン。

今回は、自我陶酔に陥ったナルシシストとみられていますが、幼い頃のトラウマで話せない傷を持ったキャラクターを多彩に表現しています。

特別なスーツ姿はおまけです。

パク・ミニョンは美貌から演技力まで勢いに乗ったようです。ひとまず、きれいです。オフィスルックを着るためダイエットも実行しました。

春の陽のような微笑では男心を、毎回着る多様なファッションでは女心をしっかりとつかみました。

パク・ジュンファPDの「原作とシンクロ率200%を誇ります。」は大言壮語ではありません。

イ・ヨンジュンを9年間、完璧に補佐してきたプロフェッショナルな容貌から、自分の人生を見つけていこうという主体性までキム秘書キャラクターの徹底的な分析で共感層まで広げることに成功しました。



ひとこと


毎回褒め言葉の続く「キム秘書」。パクPDのこれまでの作品を並べてみると洒脱な手腕を持った力のある監督であることもよくわかりますね!


*写真はtvNより記事はytnplusからお借りしました。


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