韓国旅行|『ミスター・サンシャイン』四角関係も愉快になるキム・ウンスクの’ブロマンス’マジック♪
キム・ウンスクのドラマで欠かせないものがあります。‘ブロマンス’です。
最近、多くの作品が’ブロマンス’という名称のもとに男性キャラクター間のケミストリーをアピールしています。
そして、キム・ウンスクは以前から’ブロマンス’を積極的に活用してドラマの楽しみを高めてきました。
これは最近の作品まで続いていて、「ミスター・サンシャイン」の中でも’ブロマンス’はドラマの重さを減らしてくれる役割を果たしています。
最近放映中のケーブルTV tvNのドラマ「ミスター・サンシャイン」(脚本、キム・ウンスク、演出イ・ウンボク)には三人の男が登場します。
劇中、女性主人公コ・エシン(キム・テリを挟んでユジン・チョイ(イ・ビョンホン)、ク・ドンメ(ユ・ヨンソク)、キム・ヒソン(ビョン・ヨハン)は恋敵の関係を形成しています。
漢城(ハンソン)最高の金持ちの御曹司であるキム・ヒソンの祖父はユジン・チョイの生みの親を殺しました。
日本人の使いを自任するク・ドンメも、米軍のユジン・チョイとことあるごとにぶつかっています。
コ・エシンに懸想するユジン・チョイとク・ドンメは、コ・エシンの婚約者であるキム・ヒソンが気に入らないのです。
恋敵でなくても三人は’悪縁’と称することができる程度に複雑な関係に置かれています。
キャラクター設定だけを見た場合には、血の飛び散る葛藤がありドラマを重くするしかない状況ですが、キム・ウンスクのドラマなら話は違ってきます。
19日に放送された14回ではユジン・チョイが、父のように慕った宣教師が疑問の死を遂げる場面が描かれました。
ク・ドンメも、当該事件の容疑者として名指しされて警官に連行され、拷問を受けまhした。
親友であり父親を失ったユジン・チョイと容疑者ク・ドンメ、ややもすれば血が飛び散る激戦につながる可能性もありました。
しかし、ユジン・チョイは事件当日、向かい合ったク・ドンメを思い出し、彼が犯人でないと確信しました。
あまりにも簡単な理由でしたが、ユジン・チョイは強い確信を示しました。さらに、彼は真犯人を明らかにするため、ク・ドンメを狙った試みをしたりもしまhした。
キム・ヒソンまた、ユジン・チョイが追う者に対する手がかりを提供し、ユジン・チョイと共に、危機的状況を打開していくこともしました。
このように「ミスター・サンシャイン」の中の三人の男の関係は’敵’という名で縛られることには微妙な気流を形成しています。
彼らは恋敵であると同時に’コ・エシン’という一つの目標を持って同質感を感じる助力者となっています。
同じ目標を持って行動を行う過程で、意図しないながらお互いに向かって助けの手を差し出すこともあるのです。
これと共に離しておけば、限りなく真剣、周辺人たちの恐怖心さえも呼んで来る彼らが一緒にいる間には、ずさんな魅力を発散したりもしています。
三人の男が一人の女性に愛情を示している状況が違うドラマで描かれたなら、視聴者に疲労感を与えるでしょうが、「ミスター・サンシャイン」の中の三人の男のずさんさは一画面に映った瞬間が待たれるほど愉快です。
絶えず誰かを殺すと殺人予告をしますが、これを無神経に跳ね返す残りのキャラクターの態度は笑いを誘います。
「ミスター・サンシャイン」だけではありません。
恋敵ないしは敵対関係にある彼らのブロマンスは、キム・ウンスクの作品の中で、いつも笑いを与える要素として作用しました。
「寂しくてきらびやかな神-トッケビ」(2016)の中でトッケビ(コンユと死神(イ・ドンウク)の関係もそうでした。
前世の痛み、トッケビと死神という地位などによってお互いに敵対感を持ちながらも、彼らは女性主人公チ・ウンタク(キム・ゴウン)に対する態度に限ってはいつも同じ態度を取っていました。
二人が危機に直面したチ・ウンタクを救いに来た場面は、様々な作品でオマージュとなるほど高い人気を集めて、二人の口喧嘩の様子は、毎回笑いを誘いました。
「相続者たち」(2013)の中では、キム・タン(イ・ミンホ)とチェ・ヨンモ(キム・ウビン)も、チャ・ウンサン(パク・シネ)を挟んで対立しましたが、二人が一緒に登場するシーンで負けないで打ち返しているセリフは、劇の速度感と笑いの責任を負うこともしていました。
「シークレット・ガーデン」(2011)の中のキム・ジュウォン(ヒョン・ビン)とオスカー(ユン・サンヒョン)の極と極のブロマンス・ケミストリーもまた、キャラクターの性格を見せると同時に笑いを与える役割を果たしました。
2幕を開いた「ミスター・サンシャイン」はコ・エシンとユジン・チョイの葛藤を予告しました。
コ・エシンにユジン・チョイを殺せという、義兵の大将の命令が下された状況です。
コ・エシンとユジン・チョイは暗鬱な時代の状況の中で恋慕する彼らに銃を向けなければならない状況に置かれました。
このような暗い劇の雰囲気の中で、キム・ウンスクの’ブロマンス’キャラクターたちが状況をどう解いて行ってどのような方法で愉快さを伝えてくれるか期待が集まっています。
ひとこと
キム・ウンスク作家の真骨頂とも言える「ブロマンス」。久しぶりに「トッケビ」のあのシーンをお借りしてきましたがまだドキドキしてしまうほどのインパクトがあります。3人のこれからにも大注目!
*写真=tvN画面キャプチャーより記事はchicnewsからお借りしました。
2018年08月20日
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カテゴリ: 俳優、芸能人、女優 韓国ドラマ、映画
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