韓国旅行｜【キム・スヒョン – ソ·イェジ】主演『サイコだけど大丈夫』に登場する話題の童話発売♪ | 旅行のプロ元CAによる韓国旅行とソウル旅行ブログ「ソウルのおしゃれ」

韓国旅行｜【キム・スヒョン – ソ·イェジ】主演『サイコだけど大丈夫』に登場する話題の童話発売♪

俳優キム·スヒョンが除隊後初の復帰作に選んだtvN週末ドラマ「サイコだけど大丈夫」に登場する残酷童話が話題です。

このドラマは人生の重みで愛を拒否する精神病棟保護士のムン·ガンテ（キム・スヒョン）と生まれつきの欠陥で愛を知らない童話作家コ·ムニョン（ソ·イェジ）がお互いの傷を癒しあっていく話です。

劇中のコ·ムニョン(写真出典:tvN「サイコだけど大丈夫」ホームページ)

劇中の童話作家コ·ムニョンは、「『現実世界の残酷さと暴力性を逆説的に描いたものが童話』だ」と話します。

このドラマに出てくるコ·ムニョンの同話は、劇中のムニョンの論理のように、ガンテとムニョン、周辺人物の暗い現実を逆説的に解釈する媒体になっています。

ドラマの話題とともに劇中の童話を実際に見たがるファンが増え、ドラマ側は実物本を出版しすることになりました。

<悪夢を食べて育った少年>
著:チョ・ヨン/絵:チャムサン/出版社:ウィズダムハウス/発行:2020年7月13日

『児童文学の女王』と呼ばれ、出版される本ごとにベストセラーになる童話作家コ·ムニョンの本としてドラマ第1話で紹介されました。

忘れたい過去の悪い記憶を消すため、魔女を訪ねて魂を取り引きする少年の話が、乾燥して暗い絵体で描枯れていました。

劇中、この本の朗読イベントを進めるために小児病棟を訪れたムニョンが、そこでガンテに遭遇します。

ガンテは感情を感じないコ·ムニョンの内面をこの童話を通じて理解するようになります。

ガンテは、精神病棟の保護士として心を痛める患者の面倒を見ていますが、いざ自分の人生は顧みられない人物として出てきます。

<ゾンビアイ>
著:チョ・ヨン/絵:チャムサン/出版社:ウィズダムハウス/発行:2020年7月13日

この本は、感情がなく食欲だけのある子どものために自分を犠牲にする母親の苦々しく切ない話を強烈な絵で描いています。

劇中のガンテは、童話作家ムニョンの熱血ファンである兄サンテのために「ゾンビアイ」ファンサイン会に行くことになりますが、そこで予想外の事件に巻き込まれ、ムニョンは困難に直面したガンテを発見して彼に近づきます。

劇中のムン·ガンテ(写真出典:tvN「サイコだけど大丈夫」ホームページ)

この本は、面倒を見なければならない幼い時に兄の面倒を見るために十分な愛を受けられなかったガンテと、母親の期待によって甘えたことのないムニョンがお互いに同じ傷を持っていることに気づき、心の距離を縮めるようになる重要な役割をしました。

劇中で「絵と内容が残酷だ」として販売禁止仮処分申請を受けたりもしました。ガンテは『ママは温かいね』という本の一節を読んで嗚咽します。

キム·スヒョンは、インタビューで「コ·ムニョンの童話『ゾンビアイ』を読み、母の温もりが欲しかった本音を曝け出して泣き崩れた場面を記憶に残る感情シーン」として挙げていました。

<春の日の犬>
著:チョ・ヨン/絵:チャムサン/出版社:ウィズダムハウス/発行:2020年7月30日

ドラマの第7話で紹介された「春の日の犬」が今月30日に出版されます。

この本は長い間あずまやの木の下に縛られて暮らしていたために、首輪を切る方法を忘れて毎晩鳴く幼い犬の話です。

第7話のサブタイトルでもある『春の日の犬』は、ガンテが勤務する精神病棟に入院している娘の死を受け入れられない毛皮ショールの患者の物語の次にムニョンに移動する話で紹介されました。

<サイコだけど大丈夫>
著:チョ・ヨン、チャムサン/出版社:ホウヤ/発行:2020年7月27日

ドラマ「サイコだけど大丈夫」の作家版台本集が出版されました。

脚本を担当したチョ·ヨン作家とイラストを描いたチャムサン作家が直接参加しました。

全2巻で構成された台本集のうち、この本は80%の作家版台本が載っており、登場人物それぞれのキャラクターを詳しく紹介しています。

登場人物の感情線がいきいきと確認できるこの台本集には、ドラマのアートウィークを担当したチャムサンのイラストも組み込んで、他の台本集では見られない「見る楽しみ」まで加えられています。

ドラマで紹介された3編の童話『ゾンビアイ』、『悪夢を食べて育った少年』、『春の日の犬』も収録されています。