韓国旅行|『シグナル』でも真骨頂発揮!【キム・ウニ】犯罪捜査ドラマ専門作家♪

韓国旅行|『シグナル』でも真骨頂発揮!【キム・ウニ】犯罪捜査ドラマ専門作家♪


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「台本は、頭ではなく、足で調べて書くものです。」「韓国型捜査物の大物」という修飾語は、余計ではありませんでした。

2011年「サイン」、2012年「ゴースト」、2014年「スリーデイズ」に続き、tvN「シグナル」まで、キム・ウニ作家不毛の地だった韓国のドラマで犯罪捜査劇の専門家としての地位を固めました。

特に12日放送終了した「シグナル」は、これまでのキム作家が披露してきた捜査劇中の特徴が総集合されたような展開で、繊細な伏線と完璧な起承転結の設計、ファンタジー性の組み合わせという新しい試みで視聴者たちの耳目を集中させました。

過去と現在の刑事が無線連絡で接続されて事件を解決するというエキサイティングな設定、緊張感と没入度を高める俳優たちの演技キム・ウォンソクPDのディテールな演出が完璧な構図を成し、「シグナル症候群」を導きました。




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「シグナル」がこのように高い完成度と「ウェルメイド」という好評はもちろん、ジャンルの限界を超え、高視聴率を達成した理由は何だったのでしょうか?

キム・ウニ作家とのインタビューを通じて出た答えは、「頭ではなく、足で調べて書く台本」というものでした。大衆性と話題性を引き締めたこのドラマの人気の秘訣は、最終的には徹底した資料調査と専門家のインタビュー、取材に次ぐ取材にありました。





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「シグナル」が本当に多くの愛を受けました。自らも格別まな思い出はありますか?

良い監督、素晴らしい俳優たち、愛情に満ちたスタッフたち。一緒に作った人々がいたので、より幸せな仕事だったようです。視聴者の方も有難かったです。

– 伏線が多いドラマなのに、その展開が自然でした。事前制作でもしたのでしょうか?結末はまた、あらかじめ決められていたのですか?

全体の枠組みをキャッチする「誘拐事件」、「京畿南部連続殺人事件」などの事件を最初に配置して、その中に主人公たちの感情線を組み込むやり方で作りました。詳しくは説明できませんが、結末の部分は番組を作りながら最終的に決めました。

– 「インジュ女子高生事件」を最後のエピソードに活用した理由は?

ヘヨンが子供の頃に発生した、ヘヨンの生活に大きな影響を及ぼした事件であるため、全体の劇中クライマックスの部分に配置するのがいいのではないかと思いました。

– いくつかの未解決事件の中で、ドラマに登場させることを選択した背景は?

私の記憶に残っていて、残念な思いがあり、代表的な未解決事件を中心に選択しました。

– 話で解いていくのに一番大変だった出来事は?

実際には…すべて大変でした。未解決事件であり、過去と現在が行ったり来たりするので、その中で事件を設定し、過去と現在、二つのラインを組まなければなりませんでした。また、長期未解決事件について記述するなかで、なぜ未解決事件が解くのは難しいのか理解が出来ました。

あまりにも長い時間が過ぎて、事件現場も消え、証拠もほとんど残っていないでしょう。他のドラマよりも二倍以上のストーリーラインを組まなければならされ、解決には三倍以上苦労をします。悲しいですね。




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– 捜査物は、論理的なプロセスを重視し、ファンタジーは想像物ですが、両方のジャンルを交えることになったきっかけは?

未解決事件のチームを扱う物語は、話がそれ以前からありました。胸が痛む事件が多すぎて迷ってしまいました。さらに、過去の出来事を示すとき、単純にフラッシュバック(回想)でしか入ることができないでしょう?

ところが、無線機と呼ばれるファンタジー性のあるアイテムが入ると、過去と現在の刑事を一緒に見ることができますので、過去の刑事の視線で、過去の事件を見せることができるようにしたかったんです。そのようなファンタジー性を入れて、事件を解決する希望を示したりもしました。。

– 「過去との交信」という設定は、先に、複数の作品で描かれた、もしかしたら参照するか、影響を受けた作品があるのでしょうか?

そうですね。誰もが知っているように「周波数」や「同感」、「イルマーレ」など、タイムスリップを扱った映画やドラマがたくさんありましたが、設定のほか、捜査物で参考にするほどの作品は別にありませんでした。





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「サイン」




– 具体的に捜査物というジャンルに愛情を注ぐ理由は?

元々緊張感のある話が好きな方です。そして地上波デビューはSBS「サイン」でしたが、主人公たちが法の番人、当然捜査が入るしかありませんでした。ところが幸いなことに反応が良く、その次も自然に捜査物をしてほしいと周辺の反応がありました。

ですから、ずっと捜査物を書くになったのですが、、、。実際には、あまりにも捜査物だけ書いているので、アイテムがなくなった状態です。私が既には使った構成などは避ける必要がありますからね。他のジャンルにも挑戦してみたいです。機会があるかは分かりませんが。





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– 普段にも捜査物や推理ジャンルの作品を楽しんでみる方ですか?

米国ドラマの中では「X-ファイル」をおもしろく見たと思います。あえて捜査物だけ見るわけではないです。ただ、おもしろいような映画を見ている方です。好きな監督はジェームズ・キャメロン、ピーター・ジャクソン、リドリー・スコット、タランティーノなど。

人生映画を挙げるならば、「ゴッドファーザー1,2」が非常に好きです。好きな監督と好きな作品が合わないのは皮肉でしょう?(笑)





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– 過去と現在を行き来してみると、その時点での刑事の捜査方式や、捜査手法の変化なども把握する必要が求められているのでは?

はい。だから殺人担当の刑事さんへのインタビューをたくさんしました。過去の場合は、CCTVもほとんどなく、DNA鑑識、プロファイリングのような捜査手法がなかったんです。だから、聞き込みに大きく依存されたことがわかりました。

聞き込みする方法も違っていました。まあ…農村の場合はみんな忙しいのに、どんどん、あれこれ聞いてみるとしっかりと答えをくださったと言うんですよ。だから、田植えも一緒にして、農作業を手伝いながら聞き込みをしたと言うんです。最近の調査方法は、ソウル庁科学鑑識チームのご協力をいただきました。

– 視聴者とは別の、制作する側から感じる物足りなさもあるようですが。振り返って見たときに残念な部分や作家だけが感じた点はありますか?

私の立場から言えば、「ああ…あの時あのように書いたらよかったのに、もっと面白かったのに…」と思ってしまいます。だから本番を見るときは、緊張します。





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– チャン・ヒョンソンと、今回の「シグナル」だけでなく、「スリーデイズ」、「幽霊」、「サイン」までの4作品を一緒にしました。

チャン・ヒョンソンはよく知られているように、夫(チャン・ハンジュン監督)とソウル演劇専門学校の同期で親交があります。さらに、誠実で準備も徹底している俳優でしょう。演技もよく出来ます。

– キム・ボムジュ局長がイ・ジェハン刑事の前でリップクリームを付けながら話す皮肉なシーンが印象深かったです。シナリオの設定でしたか?

リップクリームのような場合も台本にはない設定を準備して入れたんですよ。本放送を見て何か視聴者の方々が怒って、彼と路上で会ったらドラマえお現実と勘違いして殴るかもと思いました。

– 「キム・ウニの捜査劇には必ずある!」と自らこだわる特徴のようなものはありますか?

そうですね。ドラマの中に何かがあるののではないです。私自身守っているのは「頭を使わずに、足を運んで調べる」程度です。私の頭の中で想像して書いた台本と、実際の刑事、プロファイラーの方をインタビューした後出てくるシナリオは、あまりにも差が大きいです。





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「未生」「シグナル」のキム・ウォンソクPD – キム・ウニ作家




キム・ウォンソクPDとの呼吸はどうでしたか?次にまた作品をすることになったら?

初放送を見て、夫が「お前は分からない、演出が本当にすごい」と言いました。台本を200%生かしてくださる監督であると思います。一万、純粋な方で、台本と状況に対する理解度がすごいようです。また、作品をすることになったら光栄です。

俳優たちも完璧なキャスティングという評価でしたが、作家としてどのような期待をかけていましたか?

俳優たちがキャスティングされた後、期待というよりは、「私だけ頑張ればいい」という考えでした。

– イ・ジェフンのキャラクター設定は、いろんな反応がありましたが?

パク・ヘヨンは演技するのが難しい配役でした。台詞の量も大変でした。

ある時は理性的に、ある時は感情的に変わらなければならなりませんでした。台詞にも専門用用語もとても多かったんですよ。そのような配役を非常に懸命にしてくれたイ・ジェフンさんに感謝して。台詞をよりよく書いてあげなかった私の能力が不足していたと思います。




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キム・ウンスク作家と親しいと思いますが、「太陽の末裔」を見ましたか?キム・ウニ作家もロマンスドラマを執筆する意向は?

当然見ています。視聴率の歴史を新たに書いているドラマです。他のジャンルは分からないですが、私はロマンスドラマは書かないだろうと思います。男女間の永遠の愛は信じていないので。


SBSと長い間仕事をしてきて、今回tvNとしました。地上波とケーブルの間に作業に違いが感じられましたか?

放送時間に制約が少なく楽でした。捜査物は、エンディングや全体的な起承転結、構成が重要で時間がオーバーしてしまうと、全体の構成も崩れてエンディングも合わないんですよ。

– エンディングでは、次の話がつながることができる余地が感じられました、シーズン2に対して希望を抱いてもいいのでしょうか?

監督と時間をかけてより悩んでみたいと思います。より上手にできるかもしれませんが、当然、早くから熱心に準備していればの話です。

– 次期作で構想されている作品がありますか?

まだありません。もっとぐっすり休んで考えて見ようと思っています。



ひとこと


『シグナル』を毎週、ドキドキして観ていらした方も多かったのではないでしょうか?tvNがスター作家と映画界のスターを配して作り上げた作品は、重厚な仕上がりで大成功を収めました。

キム・ウニ作家も、改めて知ってみれば、キラ星のごとくヒット作ばかりです。「サイン」や「3days」にははまった方も多9いらしたことと思います。

「シグナル」の日本での放送も待たれますね。スター作家のカムバックとともに、韓国ドラマの全盛時代も帰ってきたようでドラマファンとしては嬉しいです!


*写真はtvN,SBS,STARNEWS,OSEN他より記事はSPORTSUCHOSUNからお借りしました。

2016年03月16日 韓国旅行|『シグナル』でも真骨頂発揮!【キム・ウニ】犯罪捜査ドラマ専門作家♪ はコメントを受け付けていません
カテゴリ: 韓国の文化 韓国ドラマ、映画


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