韓国旅行|第70回カンヌ国際映画祭『不汗党』7分間のスタンディングオベーション!監督議論癒す…涙

韓国旅行|第70回カンヌ国際映画祭『不汗党』7分間のスタンディングオベーション!監督議論癒す…涙





「不汗党」のソル・ギョング、イム・シワンが涙を流しました。

24日午後11時(現地時間)、フランスカンヌリュミエール大劇場で開かれた映画「不汗党:悪者の世界」(ビョン・ソンヒョン監督)の第70回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングには俳優ソル・ギョング、イム・シワン、キム・ヒウォン、チョン・ヘジンが参加しました。









映画「不汗党」を脚本・演出したビョン・ソンヒョン監督のSNS発言をめぐり、うわさが豊かなのは認めるしかないという事実です。

一部の観客は「この映画は絶対に観ない」と不買運動を行っています。

17日に封切りしましたが、8日から昨日(24日)までに100万人を下回る71万2520人を記録したことを見れば、監督のSNS議論余波がまだ残っているのは確かなようです。

しかし、「不汗党」という映画だけを観れば監督のSNS発言が何の問題もないという考えをするほど、とても「よくできた」作品です。

最後まで集中させるストーリーがちりばめられたノワールの公式を破ってスタイリッシュだという評価を受けているほど破格的な作品です。





涙を見せるイム・シワン – ソル・ギョング




このような好評を証明するように「不汗党」は、開催中の第70回カンヌ国際映画祭非競争部門ミッドナイトスクリーニング部分に招請され、24日午後11時(現地時間)、フランスカンヌリュミエール大劇場で初公開されました。

この日、映画の上映が終わった後、関係者たちはスタンディングオベーションをしながら「不汗党」の完成度と俳優たちの熱演を賞賛しました。全世界117カ国に販売される快挙も収めました。

一部の観客がしっかりと背を向けた理由は、外部的要因ではなく、映画を作ったピョン監督自らが招きました。

ピョン監督は19代大統領選挙を控えた先月末の大統領候補に出た5人の政治家を比較分析し、自分の政治的性向を赤裸々に明らかにして、ネチズンたちの関心を集中させました。

彼のSNSへの投稿コメントがそのままキャプチャーされ、すぐにオンライン上に広がりました。








論議が過熱して監督は自分の間違いを認めて公式に謝罪しました。

「SNSが私的な領域と考えて、不足した言葉のために傷を負わせたようで申し訳ない」という気持ちを伝えました。

それとともに、監督自身が「地域と女性差別主義者ではない」という点を明らかにしました。

ピョン監督の側近によると、彼は普段、自分の考えを加減なしに率直に言う性格で加飾がないという面が利点です。

ですが、逆に言えば、そのような点がかえって意味を歪曲されてしまうということもあります。

些細なことでも、インターネット世界では大きく誇張されてしまうこともあります。

そのため、政治的な発言や女性と地域を直接比較分析することは、作品を通して大衆と疎通する人としては小さくない問題になることは明らかでした。

議論が続くとビョン・ソンヒョン監督はカンヌ映画祭への出席を断念したと伝えました。

そのため、監督なしで俳優わずか4人だけでレッドカーペットに立ったのです。

事情を知らない外国の観客と取材陣には多少怪しげに見えたことでしょう。









「不汗党」は、4人の俳優のすべてに特別な意味を持つ作品です。

しばらく低迷期に陥ったソル・ギョングの回復の足場になるには十分であり、イム・シワンは軍入隊前の最後の映画です。

イム・シワンをはじめ、チョン・ヘジン、キム・ヒウォンは生涯初のカンヌのレッドカーペットへの進出という最高の瞬間をもたらしました。













このような格別の意味があるにもかかわらず、時ならぬ議論に気苦労した俳優たちです。

幸いなことに、これまでの心痛はカンヌでだいぶ癒されたことでしょう。

「不汗党」は今年のカンヌに招待された韓国映画の中で最も長い7分間のスタンディングオベーションを受けました。

映画が終わった後、観客は俳優たちに携帯で撮影を要求し満足度を現わしました。

「不汗党」の主役たちは、2500席から降り注ぐ熱い拍手に涙を流して感動した姿を見せていました。













おまけ


*別の記事より抜粋

Q:「不汗党」は俳優イム・シワンにとって、どのような作品なのか気になります。

A:「歳月が流れても、長らく一人何度も観たい作品です。」

「私は出演した作品を繰り返し見ない方なのに、「不汗党」は私の演技というよりは、作品自体にひっそりと浸ることができるからです。」







追記:5/25 カンヌ フォトコール行事






ひとこと


世界的な映画祭には必ずのように映画以上のドラマが存在するのだなあと改めて驚きます。苦労した俳優の皆さんに最高の夜がプレゼントされたことは本当によかったですね♪


*写真はTVREPORT,OSEN,日刊スポーツ,gettyimageskorea,SPORTSCHOSUNより記事はOSEN.TVREPORTtからお借りしました。

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