韓国旅行|『三食ごはん4』【ヤギミルク】一つでこんなに温かい情景を作って…ナPDの布石がまた通じた!
tvNの芸能番組<三食ごはん>でナ・ヨンソクPDは、海の牧場をあえて作った理由について、「釣りにはまったく素質がなくて」と語りました。
しかし、それはおそらく半分は本気で半分は冗談だったはずです。
釣りという素材が放送ではもちろん、投資された時間に比べて登場するシーンはあまりにも少ないです。
しかし、それでも何かを釣るというその事実が与える面白さがあり、その釣ったことが<三食ごはん>問いうプログラムにまたよく似合うというのは、すでに最初の<三食ごはん>漁村編で、チャ・スンウォンとユ・ヘジンが見せてくれました。
なので釣りそのものが問題というよりは新しい絵がほしいと思ったというのが、より正しいといえるでしょう。
遠く海が見える牧場で、視聴者にも馴染みのあるジャクソンファミリーがゆったりと牧草を食べる風景。
そしてその乳を絞るという特別な体験、それだけで「漁村編」の特別な絵になってくれるからです。
しかし、それだけではありません。 <三食ごはん>海の牧場編はここでもう1つルールを追加しました。
彼らがヤギミルクを制作陣に売るのではなく村に用意されたジャクソンサロン冷蔵庫に入れておくことです。
村の高齢者へののプログラム製作陣からの感謝の表示であるわけです。
ところが、興味深いのはこのように村の方が自然に集まってくるところに冷蔵庫を用意して、毎日、ヤギミルクを提供しただけなのに、それ一つがもたらす波及効果は意外に大きいという点です。
ヤギミルクを冷蔵庫に入れるために、途中で自然と町の方々と出演者たちは交流することになります。
ゲストに来たハン・ジミンは、自転車に乗るために下りてくるお年寄りたちにヤギミルク召し上がったのか、味はどうなのかと尋ねます。
その短いシーンの中で、お年寄りの温かい情のようなものが感じられます。
挙句の果てに、隣のおじさんは大したことじゃないというようにビニール袋をぐるぐると巻いたものを冷蔵庫に入れておいて「ヤギミルクの代金だ」と言います。
田舎の村でこのように食べ物をやり取りするのは当然のことです。
そしてそこで、ヤギミルクを味わったお年寄りが交流することになります。
村の方は何とキムチも入れたり、とったカニやサザエも入れてくれます。
出演者たちへのこのような意外なプレゼントは、今回の<三食ごはん>の特別な幸福感になるしかありません。
村の方には大したことではないかもしれませんが、受けとる立場では、とても大きな何かを受け取った感じになります。
そうして受け取ったカニやサザエが<三食ごはん>の食膳に上がってきます。
ハン・ジミンが気をもみながら、最善を尽くして作った海神湯(へシンタン)に村の方がくれたサザエが一つのポジションを占めています。
視聴者としてはその食卓の風景自体が暖かく感じられます。
そしてもう一方では、次回にはまたどんな方ヤギミルクの代金として、何を入れて下さるのかが気になります。
東屋に設けられた「ジャクソンサロン」は、ただの冷蔵庫ではなく、村の方々と外部から来た出演者たち、製作陣の間で行き来する心が配られる空間になりました。
都市で暮らしていると食べ物を食べることがあまりにも便宜的で機能的になります。
それほど忙しく、すべての食べ物はお金を払えば簡単に買うことができます。
お金に換算される世界で人間的な温かさや心のようなものを感じることは難しいでしょう。
そのような点で、モノとモノの交換ではなく、(物品と金の交換はさらにない)心と心の共鳴となるジャクソンサロンという空間が与えるロマンは都会人たちには意外と大きな意味を持ちます。
そのように食べ物を分けあったためかハン・ジミンが花札をしているお年寄りのそばで、優しく言葉をかけて、彼女が自転車に乗る姿を見てまるで子供を見るように心配をしています。
そんな姿を表すお年寄りの姿が一味違う感じで迫ってくるのです。
小さな島ですが、トクリャン島の村のひと家族のような温かさ、すべてがお金に換算される都市の生活では、まったく感じられないそんなものが、その中には込められています。
ひとこと
心温まる素敵なコラム。ナPDがなぜ「三食ごはん」を作るのか、そしてなぜこんなにもこの番組が人気なのか、その理由が端的に語られていて読むだけでも笑顔になってしまいます♪
*写真はtvNより記事はEntermediaからお借りしました。
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