韓国旅行｜『プロデューサ』完璧な【キム·スヒョン】がおバカなペク・スンチャンになるまで(コラム)

左から時計回りに MBC「キムチチーズスマイル」（2007年）、KBS2「ジャングルフィッシュ1」（2008年）、Mnet「ソソガベック」（2009年）

最近人気裏に放映中のKBS2金土ドラマ「プロデューサ」には多くのスターが出演しますが、その中で断然目立つのがキム·スヒョンです。

韓国を越えてアジア地域のスターになったキム·スヒョンが「プロデューサ」で演じるペク・スンチャンは、おバカでも可愛いキャラです。

しかし、キム·スヒョンは、このようなキャラクターだけをよく消化する訳ではありません。

異星人から愛嬌のある王まで様々な作品ですばらしい演技をして愛を受けました。だから準備しました。キム·スヒョンがおバカなペク・スンチャンになるまでの履歴です。

▶ペク・スンチャンらしくない物理的な条件



SBS「クリスマスに雪は降るの？」（2009年）、KBS2「ドリームハイ」（2011年）

キム·スヒョンは、物理的な条件からみても、一般の人とは明確に異なります。

プロフィールの彼の背は180cm。それにもかかわらず、顔のサイズが占める割合は、9分の1。女優たちさえ、「大豆」にしてしまう彼の「小頭」は確かに神のプレゼントでしょう。

以前、SBSキム・ソンジュンアナウンサーは、Twitterにこう書きました。「「星から来たあなた」のキム·スヒョンは、ぴったりのキャスティングである。本物のエイリアンだ。異星人でなければ人種が違う？私などの年齢の人たちの間では、このような容姿と体型を見た記憶がない。」

それだけではないです。多くの人が彼の魅力として口元と目尻を言います。重力の影響を受ける普通の人なら当然下にさがるはずです。しかし、軽くはね上がった彼の目元を見れば、彼は重力から自由なキャラクターであるのは間違いありません。

年齢を見積ることができない顔もそうですね？なかなか年を取らない「防腐剤外見」。これも一般的でありません。

ネチズンたちが見つけた卒業写真と過去の出演作の写真がその証拠でしょう。そのためか、キム·スヒョンは、相手女優の年齢を選びません。

大人よりも子役の登場を知らせた「クリスマスに雪は降るの？」（2010年）で、当時中学生だった1995年生まれナム・ジヒョンと呼吸を合わせました。

「星から来たあなた」（2014年）では1981年生まれのチョン·ジヒョンと演技しました。

ナム・ジヒョンとチョン·ジヒョンの年の差は14歳。文字通り全年齢層をカバーする俳優でしょう。

SBS「ジャイアント」（2010年）



▶興行を保障する男

キム·スヒョンの興行力は想像を絶するところがあります。

今回の「プロデューサ」まで、出演した作品の興行を見ると、「キム·スヒョン効果」としか説明するしかないでしょう。

「プロデューサ」の現在の自己最高視聴率は13.8％です。

2014年SBS「星から来たあなた」は初放送から視聴率15.6％（以下ニールセンコリア、全国基準）を記録し、最終回に28.1％という自己最高視聴率を誇っていました。

MBC「太陽を抱いた月」（2012年）は好調でした。

なんと18％で出発して3回に23.2％を記録し、キム·スヒョンをはじめとする大人の演技者らが最初に登場した6回に30％に、0.7％足りない29.3％を示しました。

その後、視聴率グラフはより急上昇していきました。8回に30％を突破、10回の37％台進入、16回の40％突破、最終回の視聴率はなんと42.2％でした。

当時、全国は「キム·スヒョン病」、「太陽に抱いた月のシンドローム」で沸き立ったんです。掲示板はキム·スヒョンでいっぱいになり、CFも殺到しました。

KBS2「ドリームハイ」は、最下位から1位に急上昇した例です。

少しずつ視聴率を上げて、5回目に同時間帯の「逆転の女王」「アテナ」を抜きました。

人気は国民ドラマレベル。その中心にはキム·スヒョンが演じたソン・サムドンのキャラクターがありました。

これだけではありません。3本のドラマでキム·スヒョンが歌ったOSTは公開すぐに音源チャートを強打しました。

映画も例外ではありません。最初の商業映画「泥棒たち」は、1298万人を劇場に呼び込み、「シークレット·ミッション」は、695万人、さらにはカメオ出演した「怪しい彼女」まで、累積観客数約860万人を記録しました。全分野でただ一度の失敗もない歴代級の興行力を見せています。

▶キム·スヒョンたった一つの弱点は？

それでも神は公平です。。。優れたルックスと、クラス最高の演技力、巨大な興行パワー、雲のような人気まで、すべてをキム·スヒョンに与えましたが、唯一の弱点は面白くないところです。

キム·スヒョンは、自分で自分のギャグを面白くないと自責します。

それなりに笑わせようと投げた言葉を相手が真剣に受け入れてしまうのが常なのです。

「太陽を抱いた月」当時、TV芸能情報番組とのインタビューで「恋愛を9回した」と言って話題になったことがあります。

「恋愛を10回以上試みた？」という質問にXと答えた後、笑わせようと「9回」と言ったのが、まずかったのです。

「シークレット·ミッション」ショーケースの事件もあります。

結婚式の計画を問う質問に「36歳や37歳で結婚をするつもりでしたが、今は守れないと思います。41歳の時に21歳の女性と結婚したい」と冗談のように述べましたが、ファンが真面目に受け取り批判を受けました。

笑わせようとした言葉が逆効果になった代表的なケースでしょう。

全国の受験生に縁起の夢を語るときも問題でした。キム·スヒョンは4回受験の末、中央大学演劇映画科に入学しました。

当時、彼はこのような文を残しています。「皆さんは三浪や四浪しないでください。私のようになります。」これはまた、何の意味でしょう。

キム·スヒョンのようになるためには、「四浪は基本だ」と言ってしまったのです(笑)。

KBS2「プロデューサ」(2015)



現場でも徹底したシナリオ分析をする姿が・・・

ひとこと

まだ30歳前なのに歴史を語られてしまうとは、やはり普通ではない俳優さんですね。韓国の方でも「ドリームハイ」で彗星のごとくデビューしたスターのように思われている方も多いと聞きました。

「クリスマスに雪は降るの？」や「ジャイアント」を観ていた方もはじめ、繋がらないのだそうです。それほど、イメージにこだわらずどんな役でも貪欲に演じて来たということですね。

若くても、本当に引き出しがたくさんある俳優さんです。更には歌唱力も！先週のカラオケのシーンには、韓国の友人のお母様がびっくりされて、何で彼はCDを出さないの？と真剣に友人に聞いてこられたとのことでした〜^^

さて、今晩も、どんな壊れたスンチャンを観せてくれるのか楽しみです！！


＊写真はMBC,Mnet,SBS,KBS他から記事はSPORTSCHOSUNからお借りしました。

Yahoo／google／Bing