韓国旅行|”BEHIND THE STORY”『スタートアップ』【キム・ソンホ】という世界 part.1♪

韓国旅行|”BEHIND THE STORY”『スタートアップ』【キム・ソンホ】という世界 part.1♪






◇ドラマ『スタートアップ』のハン·ジピョン、バラエティ『1泊2日』の「예뻐(イェッポ=可愛い)」、演劇『氷』の刑事2、そして俳優キム·ソンホ。あなたが知らなかったはずの、この清く深い世界について

Q.今日、生まれて初めての広告撮影を していらっしゃったんですね。おめでとうございます。

「ありがとうございます。緊張をたくさんしましたが、幸いにもうまく終わりました。」

Q.何がそんなに緊張したんでしょうか?

「まずは初めてですから。僕が広告主という方々に、初めてお会いしたじゃないですか。外でちょっと話をしてくると言われただけで、最初はメイクを受けながら心臓がドキドキしてしまって(笑)。」

Q.それにしては予想より早く終わりましたね。

「最初は首が折れるように固まっていたんですが、少しずつ楽になりました。そして幸いにも、 僕の笑顔が好きになってくださって。僕が何かをよくやったというより、すごくよく撮ってくださいました。本当に幸いだと思います。」





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Q.私はその言葉がとても謙譲で、野暮だということが分かりました。今、グラビアの撮影をしながら どれだけ集中力があって上手な人かを見たからです。

「いえいえ。 今日のグラビアはただ… コンセプトが面白かったです。このように演劇的な要素があると言うので、撮影に来る前も携帯でずっとそのイメージを探していたんです。おかげで写真撮影も早く終わりました。」

Q.二人とも早く終わったおかげで、今日うまくいけば、『スタートアップ』第7話を見ることもできますね。

「はい。本番死守できると思うので、 とてもワクワクします。」

Q.ワクワクしますか?

「そういう感じがあります。撮影で体力的に大変な時に放送を見ると、こんなにきれいなドラマ、監督がこんなに格好よく演出したドラマに、この私があの中にいるんだなと思うんです。」

「〈スタートアップ〉の撮影がほとんどサンドボックスというスタートアップ支援機関を背景にしています。でも時々、私がセット場ではなくサンドボックスに住んでいるように感じることがあるんです。没入したんです。時には心臓がどきどきしたりもします。だからドラマを見ると、 それが原動力になる気がします。」

Q.個人的に気になることですが、MCN企業のサンドボックスがこのドラマに投資したんですか? センシティブな部分ならオフレコでもいいですが、検索しても出てこないので。

「あ、それが実は偶然に重なったものだと聞きました。作家さんがかなり前から準備をしてきましたが、そのうち同じ名前の会社ができたことを知ったそうです。それで困り果ててそのまま行くことにしたそうです。元々はタイトルも『サンドボックス』だったんですが、タイトルまで同じではだめだと思い「スタートアップ」に変えたんです。」

「しかし、一気に企業名を変えるには、サンドボックスという名前が重要な役割をしますから。 スタートアップというネタにも、ソ・ダルミとウォン·インジェ姉妹の関係にも。これはオフレコにしない方がいいですね。むしろ広く知らせなければならないようです。」

Q.はい、そうですね(笑)。それが気になる方もいると思います。俳優の中には、自分が出た作品は 本番で見ない方もたまにいます。演技の方向や自信感に影響を及ぼすかも知れないですから。

「そうです。僕も最初は見られなかったんです。顔も少し変で、演技する表情や話し方もぎこちないようで、他の人物たちとちょっと合わないかなとも思いました。」

「率直に言うと、今も全く気に入らないです。しかし、演技がちょっとやりすぎだった。それでは、どの部分がオーバーだったのか 考えることができるし。ですからモニタリングをするのです。それが役に立ちました。」

Q.何かをやりすぎるタイプではないんじゃないですか?

「私は私という俳優がいつも平常心を失ってはいけないと思っています。あまりにもアップした状態で撮影すると、その場面の重要な目標、シーンの本質を見せることができないじゃないですか。逆に、あまりにもダウンしていると、他の俳優たちと調和できないからシーンが自然でないかもしれないし…。」

「それでいつも中道を守って平常心を維持しようとしています。そのためドラマを観ることが役に立つんです。「あの時どうしたんだ?」「現場の状況はどうだった?」まだ学んでいる最中なので、私はその様なモニタリングが必要だと思います。」






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Q.「ハンサムだ、演技が上手だ」という話は耳がすっぱくなるほど聞いているはずなのに、自己反省の視線はそれとはまた別のようですね。

「正直、助けてください···。僕はかっこよくないです。」

Q.え?いやあ、飽き飽きしているかと思って私がそんな話を心の中だけで飲み込んだのに。とてもかっこいいです。

「ああ、いや、それは, そうおっしゃっていただけるとありがたいんですが. (ナム)ジュヒョクは、もう本当に素敵じゃないですか。初めて見た時、漫画から飛び出してきたようだと思いました。」

「ハンサムな人がとても多いじゃないですか。だから私は演技がもっと上手になりたいという気持ちが大きいです。欲がちょっと多いようです。」

「〈スタートアップ〉を見ても、最初は疑いを持っていました。うまくやっているのかなと。最初はもう少し重く鋭いキャラクターを掴んだんですが、青春ものだから少し和らげようということで調整していくんですよ。ウィットを加えて、面白い状況は もっと生かそうとして。」

「それが結局、劇の流れを自然にして 役に立ったんです。ところが、序盤は私は予め掴んでいたキャラクターと違う部分があるので不安でした。ジピョンが?ここで? 本当にそうするの? 」と。

「ドサンとダルミをもっと混ぜてあげる必要があったんですが、それが分からなかったんです。なので今は、監督に感謝しています。はるかに自然になって、僕も少し楽になったようです。」


Q.では、そもそも「スタートアップ」を選んだのは、どのような理由だったのでしょうか?

「まず、僕がパク·ヘリョン作家が脚本を書いた「君の声が聞こえる」をとても面白く見ました。オ·チュンファン監督の作品もとても好きでした。」

「その方々と作品ができるだけでも 緊張したんですが、台本を見ると これがすごくきれいだったんです。童話のような美しさを秘めた話で、同時に実際にありそうな話だし。私がこの絵の一部だったらいいなと思って、私が先に演りたいと言ったんです。」

Q.一緒に仕事をするスタッフが一番大きな要素だったんですね。

「はい、信頼できました。きっといいだろうという信念。やっぱりとてもきれいでした。演出が繊細すぎてワクワクして、セリフの一言一言が絵のようです。」

「ドサン、あなたはまだ私の『地図のない航海』よ。」こんな台詞が、「わぁ、どこから引用したんだ?」、「それとも本当に作家さんが作ったの?」と思うと、やたら楽しくなったりもします。また、監督はその脚本の核心がもっとスムーズに伝わるように現場で調整して。今回感じたことが本当に多いです。」

Q.『シラノ·ド·ベルジュラック』モチーフのコンテンツでシラノ、つまり代筆をしていて恋に落ちるキャラクターが上手くいく結末はほとんどないじゃないですか。ところがこの作品では本当に分からなかったですよ。最近の青春ドラマの作法などを見れば、ダルミとドサンが続くのが正しいようですが、また、感情の当為性はジピョンにたくさん与えたように思います。

「作家さんがこう言いました。自分はそうやって一人に確信を与え、まとめて書くのが好きじゃないんだって。我々が実際に住んでいる世界はそうではないですからね。それがそのように見えたならとても幸いなことです。」

Q.私は実は今、ジピョン株にオールインしているんですが ずっとそうしていてもいいですよね?

「うーん、それは…ジピョンがダルミを好きなのは確かです。それはみんな知っていることじゃないですか。ハン·ジピョン本人以外(笑)。結果は私にもわかりません。」






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Q.「15話で大筋がついたはずなのに…」。

「いや、そうじゃなくて 終盤にまた急にどんでん返しになるかもしれないから…あ、そうです。〈スタートアップ〉には、こういうものがあるんです。僕もびっくりした部分があります。どんでん返しがあります。こう話すことは出来ると思います。」

Q.はい、いいチップになりました(笑)最近のソンホさん、昔の出演作のYouTube Clipに 同じようなコメントが書き込まれています。「ジピョンのためにここまで来た」と。

「わぁ、本当ですか?それは見ていません。 気分がいいですね。」

Q.見ている私が嬉しかったんです。今まで積み上げてきたものが、一つのきっかけで光を全て浴びているような気がして…。

「この前は「1泊2日」の作家さんが言ってました。ドラマ 〈狂いそう、お前のせいで!>のYouTube Clip再生数が1000万を超えてるって。」

「行ってみたら本当にそうでした。気分が良かったです。私が参加した一幕物が誰かに喜びを与えるというのは良いことじゃないですか。それで監督にも久しぶりにメールを送ったし、僕もその日一日中それだけを見ました。」

「実は僕は最近ずっと撮影ばかりしてるから 実感がわかないんですよ。反応はどうか。そうしているうちに、前に一緒にした監督や先輩方、友達から連絡が来て、『よく見ている』と言われたら、とてもワクワクして気持ちいいですよね。」

Q.歩くのがお好きじゃないですか。 それももう大変ではないでしょうか?

「先日も歩いたんですが… 気付かれなかったんです。マスクを着けているからか、誰一人声をかけてくれる人がいなくて、ちょっとがっかりしたんですが…(笑)。」

「「うん~、いいんだ~」って言いながら歩きました(笑)。音楽を聞きながら大学路も見物して。また一度歩いて映画を見に行ったのですが、誰も気付きませんでした。よく歩いて、楽しく散歩しています。」


part.2へ続く…



★本日(12/15 PM6:00)公開



ひとこと


「スタートアップ」をご覧になられている方にとってはより楽しく読めるビハインドストーリー。”童話のようにきれいな絵の中にいられたらいいなと思って”出演を決めたに納得。色感や光の当て方が心地よい作品でもありましたね♪


✳︎写真と記事はesquirekorea.coよりお借りしました。

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