韓国旅行|いよいよ神々の故郷へ!『花よりおじいさん-ギリシャ編ep.3』(動画あり)

韓国旅行|いよいよ神々の故郷へ!『花よりおじいさん-ギリシャ編ep.3』(動画あり)


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「花よりおじいさん」の視聴率が3週連続ケーブルと総合編成同時間帯1位を占めました。

去る3日放送されたtvN「花よりおじいさんinギリシャ」第3回が平均9.3%、最高11.2%(以下ニールセンコリア、有料のプラットフォームで標準)の視聴率を記録し、3週連続同時間帯1位を占めました。




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◇「花よりおじいさん」名言集でも出版したらどうですか?

「花よりおじいさん」の年輪が入っている名言を盛り込んだ本でも、一つ出版すべきではないでしょうか?

今まさに3回を超えたtvN「花よりおじいさん-ギリシャ編」を見ていると、たえず出てくるおじいさんの名言に胸がジーンとなります。

4月10日放送分で、おじいさんは、パルテノン神殿を前にしての感想を明らかにしました。

イ·スンジェは「パルテノン神殿は、人の力だけで完成させたものだよね。人には能力と限界がないよね。奇跡のようなことが起こることもあると思った」と話しました。

シングは、「今は廃墟になったものだが、その破壊された残骸をみんな集めて、合わせて復元することに本当に驚いた」と話しました。

そして、シングの次の言葉は、多くの意味を持っていました。

「かつて神殿であり、城壁だった残骸を再び」という言葉の中で、すでに「過ぎ去ったこと」に接することに達観したような「お年寄り」の姿を見ることができたのです。




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今回の「花よりおじいさん」も、実際に、かつて神殿のように華やかだった俳優だったおじいさん自分たちの話です。

もちろん、今でも四人のおじいさんは、ドラマ、映画を行き来しながら老年俳優の健在さを示しています。

しかし、歳月の流れの中で、若い俳優の後ろで演じるしかない現実に、いつも俳優として生きていたい四人のおじいさんは今も演技に飢えているのです

これと関連し、過去2話でパク·グニョンシングは、昔の同僚俳優たちの苦い現実を吐露しました。

当時、パク·グニョンは「老年の俳優たちに対して、「老人だ、くさい」と言われているのではないか心配になる」と率直な心境を打ち明けて、見る人を粛然とさせたのです。

二人の会話の中では若い頃を思い出したカラフルなスポットライトの幻想と、これを経験した彼らが感じた寂しさが推測されました。




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このように厳しい歳月を生きてきたおじいさんの姿の中で、私たちの時代に尊敬されるお年寄りの姿を見つけることができます。

厳しい日程を消化する中でも、イ·スンジェが常に本を読んでいるのは驚くべきことでした。

忙しいという言い訳で、あるいは成熟した技術の恩恵を享受するため、いつ手に本を握ったか思い出せない今の世代に、考えるべき課題を投げかけました。

パルテノン神殿を前にして真剣な省察の姿勢で口を開いたイ·スンジェの一言が胸に刺さります。

「私はなぜこの世に生まれてきたかを考えてみた。存在するというのは、それぞれに意味がある。その意味を大切にしないと」





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「3つをあきらめる世代(サンポセデ)」から、「4つをあきらめる世代(サポセデ)」といいながら、夢を失い、殺伐な環境で生きている若い世代に力を与える一言でした。

パク·グニョンが、現代演劇の揺りかごであるアテネの劇場で、自分の過去の歳月を回想して残した一言も多くの事を示唆しています。

パク·グニョンは「学校の時から、ディオニュソス劇場に対して聞いていた」と思い出に浸って口を開きました。

いまも50年の演技人生の間、演劇の舞台を愛してきているパク·グニョン

彼は「廃墟だが、まるで(故郷に)戻ってきたような感じを受けた」と言って、若い頃から走ってきた人生の終わりの前で、「思い出」がどれほど大きな意味を持つのか見せてくれました。

「名言」といえるほどすばらしおじいさんの一言一言は、事実老年俳優たちと製作陣との間の「おしゃべり」に近いもの。あるいは独り言です。

しかし、経済難の中で厳しい生活を送っている大多数の若い世代に対する慰めでもあります。おじいさんを新しい旅行へと導く力は、若い製作陣がプレゼントしたものだと言います。

しかし、大きな決断を下し今回の旅に出たおじいさんは対照的に若い視聴者に向かって応援の言葉を送ってくれるのです。




◇「花よりおじいさん」チェ·ジウ孫の嫁にしたいかわいい女の子


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「花よりおじいさん」チェ·ジウは、初心者ポーターとして少し間違いもあったりしますが、おじいさんたちにとっては最高の旅行パートナーでした。

イ·ソジンの仕事を確実に軽減しているだけでなく、男性のみの旅先で紅一点としてムードメーカーの役割を果たしています。

さらに、おじいさんのことを考えている健気な心までおじいさんたちにはちょうどほしい「孫の嫁」にしたい女性です。

去る10日放送されたtvN「花よりおじいさん – ギリシャ編」では、チェ·ジウイ·ソジンと一緒に、アテネでお正月を迎えることになったおじいさんたちのために、トッククを作る姿が電波に乗りました。




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外国でトッククを作るのは容易ではないのが事実です。旅行中のためお正月を韓国で過ごすことができないことは十分承知しているなか、チェ·ジウはトッククはもちろん、様々なヤンニョム(味付け材料)を準備してきました。

チェ·ジウが他国でトッククを作った理由は、「旧正月というものが、韓国では大きな意味をもっているので、食べ物は十分ではないですが、先生たちにご挨拶を一言聞いていただきたくて作ってみました」と謙虚に語りました。

これまで、イ·ソジンがおじいさんとの旅行でしたことを見れば、彼もトッククを作ることができたでしょうが、チェ·ジウが丹念に作る姿は、イ·ソジンが調理する絵とは違う感じでした。

ドバイからおじいさんの嫁や娘のように、おじいさんに愛嬌みせたり、おじいさんの糖分が落ちていると思うとおやつを用意したり、寒い日に身体を温めるためにお茶まで準備しました。

初心者のポーターとはいえ、人をしっかりケアすることだけは確かでした。




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他国でお正月を迎え家族と一緒にお正月を過ごすことができないことについて大丈夫だと言いながらも、少し寂しく思っている中で、おじいさんたちの物足りなさをなだめようとチェ·ジウはトッククを作ったのです。

チェ·ジウの計画はすごかったです。大人に食べ物を用意するだけに、トッククの上に卵を奇麗に切って載せるのさえ気にして作りました。

この日、料理の補助に出たイ·ソジンに、厳しくいろいろなことを要求するなど、些細なことも非常に気にしている様子でした。

トッククの上にのせる卵の形態は、思ったようにはに作れませんでしたが、最終的に三つの色である卵の白、黄色、そして海苔をトックックの上に載せキムチも用意して仕上げました。








おじいさんは、チェ·ジウのトッククを食べて美味しいと賞賛しました。チェ·ジウは、そのようなおじいさんを見て、満たされた感じでした。

ペク·イルソプは「祭祀もできずに過ごしてきたのに本当にありがたかった。感無量だったよ」

イ·スンジェは「トッククの意味を感じながら美味しく食べた」シングは「感心した。心遣いがありがたい」と感謝していました。








チェ·ジウは、まさにおじいさんのためにカスタマイズされたポーターでした。どこにいってもおじいさんたちのムードメーカーでした。

チェ·ジウが現れると、空気の温度が上昇し、雰囲気が華やかになりました。

さらにチェ·ジウには愛嬌まであり、一緒に旅行しているパートナーには最高だったし、おじいさんたちも同じようでした。

この日、イ·ソジンはレンタカーを借りるためにチェ·ジウにおじいさんのガイドを任せました。

チェ·ジウは、はじめ初の単独ガイドに大きく慌てて、どうしていいか分からない様子でしたが、落ち着いておじいさんをガイドし始めました。

ガイドしていた時に間違った道に入ってしまいましたが、おじいさんの助けを借りて近代オリンピック競技場まで行くことができました。

競技場でもチェ·ジウは、おじいさんにはかわいい孫の嫁でした。

陸上トラックで競争することをかってでて、おじいさんと競争しておじいさんを楽しませてくれました。

チェ·ジウは、初心者ポーターとしてたくさんの人々に心配されましたが、期待通りに、おじいさんとイ·ソジンの間で紅一点の役割を確実にしてくれました。

おじいさんとイ·ソジンチェ·ジウを介して新しい姿さえ見せてくれているなど、おじいさんたちには孫の嫁のようにしたくなるかわいい女性です。




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ひとこと


「たそがれのバックパック旅行」というコンセプトでスタートした「花よりおじいさん」シリーズですが、日本より更に混乱の時代の中に青春を過ごし、海外旅行など夢のまた夢だったおじいさんたちへの畏敬と感謝が込められた作品であるのは回を追うごとに明らかになっていました。

今回、特に神々の故郷ギリシャという地に赴いたことで、すべてを圧倒する何千年の歴史を前にして珠玉の言葉が自然と紡ぎ出されているのですね。ソウル大学哲学科出身のイ・スンジェ先生にとっては、更に万感の思いのする旅だったのではないでしょうか。

天才ナPDが、今、人々に送り届けたい思いが伝わりますね。尊敬するおじいさんたち、ご高齢の方たちから、我々はまだまだ学ばなければならない!強い信念が感じられます。

益々、光り輝く奇跡のような番組です!

*写真はtvNから記事はNewsen,OSENからお借りしました。


★とりあえず、以下の3つさえ、常備しておくと、いつでも胃に優しいトックククが簡単に出来てしまうと思います^^




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コメント(s)

  1. MASAYO T より:
    日本の放送が待ち遠しいです。
    いつも、ありがとうございます✨✨✨✨
    私も、元JALです。地上でした笑
    • bookandhope より:
      >MASAYO Tさん

      こちらでは初めましてでしょうか。多分いつもFBで…ありがとうございます!!
      同じ会社だったとは、、、とても嬉しいです^^
      本当に日本での放送が待ちどうしいですね。
      このままの流れですと、「三食ごはん-漁村編」の後につづくのでは、と期待していますが、それでも6月以降でしょうか。
      字幕付きで永久保存版!を私も早く作りたいです。
      それにしても今週は涙…でした^^;;;
      こちらでもどうぞ宜しくお願い申し上げます(m_m)


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