韓国旅行|【コンユ】『82年生まれ、キム・ジヨン』が彼に与える意味♪

韓国旅行|【コンユ】『82年生まれ、キム・ジヨン』が彼に与える意味♪






一本の映画が人生の一部を変えることもあります。

俳優のコンユにとって、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」(キム・ドヨン監督、23日封切り)がそうでした。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は誰かの娘であり、妻、同僚であると同時に母として現在を生きる女性の話を物静かに描きました。

劇中、コンユはチョン・ユミ(キム・ジヨン役)の夫で、長い分量ではないですが、妻のそばを守る役で登場します。







コンユは「ドラマ「トッケビ」以後休みたくて、しばらく休んでいましたので、空白期が長くなりました」

「一度ドラマをすればその後は映画をしたいです。今回の作品は、シナリオを読んでなぜか早く決定し、期待半分ときめき半分でした。」

「もともと作品選びが慎重な方で、考えることが多く、多くの悩みも抱えていますが、この作品はそれほど悩みはなかったんです」と近況と作品選びの背景を伝えました。

同名原作の小説をめぐる論議に出演の負担があったのかもしれないと聞いてみました。

しかし彼は、「観点はすべて違いますが、(私たちの)世界では多様な人々が一緒に暮しているため、必要な話ではないかと思いました」

「共感する人と共感しない人がいると思います。私は社会運動や政治をする人でもなくただ学ぼうとします」

「共感するシナリオの演技をする人です。私が苦しまなければならない理由もなく、非常に勇気ある選択というわけでもありませんでした」と淡々と答えました。









タイトルロールでない点も多少疑問に思われました。これまで映画「釜山行き」やドラマ「トッケビ」など比重が大きい作品で刻印されたイメージがあったからです。

しかし、コンユは「興味を感じれば演技をしたいだけで、私が良い作品だと思っている作品においては役の大きさはあまり重要ではありません」

「映画が良いなら、(その中で)私がどんな役を演じられるかが重要で、(役の)大きさ自体は重要ではありません」と強調しました。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は、この世の中の皆に関する話です。コンユは今回の出演で得たものが多いと言います。

彼は「人として慰められている感じがありました」

「多様な関係の中で個人を失うことが多いと思います。家族内でもそういうものがあり、普通は家族だから当然のようにしていると、埋没することもあると思います。そのような部分を受け止めてくれているようでした」と評価しました。





★英語字幕付き予告





20年近く、俳優として生きながら、コンユの人生は家族とは独立したものでしかありません。

コンユは「母がある日「うちの息子が良く成長して、とても嬉しくて感謝して…愛されることがとても良いことなのに、時々、以前の息子がとても懐かしい」と言う時がありました。」

「お金と名誉、いずれも必要なく、息子コンユの姿が懐かしい時があるようです」と目頭を赤くしました。

続いて「今回の映画を観て、子供を産むことがどれほど大変なことか、両親がどれほどすごいことをしたのかに気付きました。両親に孝行したい気持ちに繋がりました」と語りました。







最後にコンユは、予備観客に「私たちが生きている現在の姿と変わらないということを感じることができるでしょう」

「淡々と見れば、自然に多くの感じる点が染み入って、劇場を出ることができると思います」と語りました。









ひとこと


淡々と語りながらも、深いところに熱い信念を感じさせる一つ一つの言葉です。「人として慰められている感じ」がするというこの作品との出会いが、次作「ソボク」にどのように繋がるのかも楽しみですね♪

*写真は映画スチール他より記事はsportsworldi.comからお借りしました。

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