韓国旅行|『スンリホ – ソボク – ワンダーランド – 静けさの海etc..』コンテンツの限界を打ち破る韓国映画【SF】にハマる♪

韓国旅行|『スンリホ – ソボク – ワンダーランド – 静けさの海etc..』コンテンツの限界を打ち破る韓国映画【SF】にハマる♪






韓国のコンテンツがSFに注目し始めました。素材の枯渇により、オリジナルコンテンツの製作が容易でない中、新しくて面白いものに向けて、科学·技術·ファンタジー領域を横断するSF叙事物が登場しています。

創作者と需要者の欲望、急変する市場の状況変化と合致した結果です。特に、ここ数年間にわたって進められた韓国SFジャンル物に対する大衆の目線の変化と選好度の増加は、OTTの大衆化によって急ピッチで進められています。

このうち製作費がそれぞれ400億ウォン、240億ウォンに達する「エイリアン」「スンリホ」のように大作SF映画が企画·製作されたことは注目に値します。



◇カギは技術ではなく市場規模

韓国でSFを作るのがままならなかった時代がありました。無限の想像力が基になっているだけに、これを耐える技術や資本に十分な支えがなく、少なくとも韓国でSFは開拓されていない新たな道だということから、動機付けが必要でした。

しかし今は、斬新な物語さえあれば、SFジャンルの制作に悩む必要はなくなったと言えます。 最近、時空間を超越する災難、SF、時代劇などVFX技術を必要とする大作ジャンル物が大幅に増えたのは、それだけ十分な制作環境を備えていることを裏付けています。

ある投資·配給会社関係者は「過去と違って国内CG技術はすでに世界的な水準に到達した。SFジャンルなので投資をためらう理由はない。」と言い切りました。







技術の進歩と新しいジャンル開拓のためでも、SF製作は自然で必然的な結果となりました。これは多くの国内VFXメーカーの登場に繋がりました。

「神と共に」「白頭山」などを制作したVFX及びコンテンツ専門企業デクスタースタジオをはじめ、ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」、映画「釜山行き」などのVFXを担当したトゥーソンデジタルアイデア、映画「人相」「悪質警察」のVFXを作業したマグノンスタジオ、そしてポスクリエイティブパーティー、モパック、マクログラフ、ウィジウィックスタジオなどがあります。

デクスタースタジオのキム·ヨンファ監督兼代表は「技術の進歩で表現の限界が消えた昨今の状況で、SFの話や感情の側面は他のジャンルと変わらない。」

「ただ、SFは映画館で体験する時に鑑賞が極大化されるジャンルであり、映画監督としてはそのような点があるため、SFをさらに渇望するようになる。」と話しました。









カギは市場の規模です。SFは、ほかのジャンルに比べ、相対的に制作費が多くかからざるを得ない構造であり、今のように劇場公開が不確実で、観客数の減少によるリスクを抱えている状況なら、企画議論すら難しいかもしれません。

しかし、SFジャンルは文化の壁を相殺できるグローバルIPの属性を持っています。「スンリホ」が劇場ではなくNETFLIX公開を決めたのも、グローバルIPとしての魅力と永続性を考慮した作品という点も反映されたと言えます。

ハリウッドの専有物のように考えていたSFが、国内コンテンツ市場で主流ジャンルに浮上したというのは、とにかく注目に値することです。そして、それは映画界に限られた話でもありません。

映画とドラマ、OTTのクロスオーバープロジェクトである「SF8」のように、SFジャンルに対する偏見を破る新鮮な試みが今後も続くことでしょう。

スペクタクルと華やかなビジュアルで思惟するしかないSFジャンルを、韓国を中心にもっと大胆で興味深いSF的想像力を展開することができるということです。



◇SFの想像力、韓国コンテンツの価値を高める






SFは未来の技術と世界観を借りるが、結局私たちの現実を語ります。それだけ自然で親しみやすいジャンルとして位置づけられtもいます。

今年、SF時代の本格的な幕開けとして期待を集めた映画『ソボク』と『スンリホ』の公開が見送られたことから、2021年に公開される予定だった映画と共に、来年はSFジャンルが多く観客を訪れる予定です。

まず「スンリホ」は酸素マスクとゴーグルがなければ人が住めないほど荒廃した2092年の地球を背景にしています。

宇宙ゴミ清掃船スンリホの船員たちが、大量破壊兵器として知られる人間型ロボット「ドロシー」を発見し、危険な取り引きに飛び込む話です。

ソン·ジュンギ、キム·テリ、チン·ソンギュ、ユ·ヘジンらが出演したこの作品は、韓国人キャラクターたちが宇宙で活躍する最初のSFブロックバスターという点で世間の関心を集めています。










「建築学概論」のイ·ヨンジュ監督は、8年ぶりの次回作としてクローン人間を素材にした「ソボク」を披露します。

パク·ボゴムが秘密裏に開発された人類初のクローン人間役を演じ、コンユがクローン人間を守らなければならない元情報局要員を演じています。

『泥棒たち』『タチャ』のチェ·ドンフン監督は宇宙人を素材にしたSF犯罪『エイリアン』を撮影中です。

リュ·ジュンヨル、キム·テリ、キム·ウビン、ソ·ジソプが出演します。







『晩秋』『家族の誕生』のキム·テヨン監督が演出を担当した『ワンダーランド』は、死によって大切な人とAIで復元された死者が映像通話で再会するというストーリー。

パク·ボゴム、スジ、コンユ、チェ·ウシク、チョン·ユミ、タン・ウェイなどが出演します。









俳優チョン·ウソンが制作者として参加した『静けさの海』はNETFLIXオリジナルシリーズとして制作されています。

荒廃した未来の地球を背景に、月に捨てられた研究基地に謎のサンプルを回収に向かう精鋭の隊員たちの話でペ·ドゥナ、コンユ、イ·ジュンが共演しています。

「神と共に」シリーズのキム·ヨンファ監督もまた、宇宙に取り残された男を無事帰還させる内容のSF映画「ザ·ムーン」のシナリオ作業を行っています。

これと共に韓国CGの底力と叙事のしっかりした姿を世界中に誇示したNETFLIXドラマ「スイートホーム」「キングダム」のような怪獣とゾンビ物もSF隣接ジャンルとして、これからも愛され続けるものと見られています。



ひとこと


「未来の世界を扱うが、結局は我々の現実=自然で親しみやすいジャンルになりそう。」という説明に少し驚くと同時にコンユさんが続けて選択した意味が分かりますね♪


✳︎記事はyeongnam.comよりお借りしました。

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