韓国旅行|【キム秘書PD】ちゃんとしたキスシーンは初めて…次はもっとよく撮ります(笑)[MDインタビュー②]

韓国旅行|【キム秘書PD】ちゃんとしたキスシーンは初めて…次はもっとよく撮ります(笑)[MDインタビュー②]





「私はもうキスシーンをもっとうまく撮るができるようです。」

ロマンチックコメディは安定的に興行を牽引する代表的な定番ジャンルでした。

しかし最近、ジャンルの力だけに便乗する平面的なロコものが相次いでいました。

そのせいで退屈を表出した視聴者に、ケーブルチャンネルtvNのドラマ「キム秘書がなぜそうなのか」(脚本ベク・ソンウ、チェ・ボリム、演出パク・ジュンファ)は恵みの雨のような存在になりました。

多少幼稚ですが最も原初的な感情、愛に集中したことから大衆の反応は爆発的でした。

「キム秘書がなぜそうなのか」の男性主人公、イ・ヨンジュン(パク・ソジュン)は、他の女性には目もくれず、ひたすら女性主人公キム・ミソ(パク・ミニョン)だけに向かって直進する’王子様’の面貌で視聴者の心を狙撃しました。

序盤に登場したナルシシズムという設定は、コミック的な魅力を加えながら、一人の女性に陥った愛の大きさを極大化させるのに大きな功を立てました。







1日午後、会ったパク・ジュンファPDは「イ・ヨンジュンキャラクターはドラマ的に表現することが難しかったキャラクターです。」

「ナルシシズムというコミックの要素を表現しなければならないわけですが、容易ではありませんでした。」と打ち明けました。

「イ・ヨンジュンのナルシシズムをどうやって表現すべきか悩みました。(普段は使わない)変な形の言い方じゃないですか。」

「漫画では、バラの花を描き込むように表現すればいいですが、ドラマではそれを具現化することができないからです。」

「ですから、わざと若干の虚勢形で切って表現しました。その間、すべての人が最も苦労したのがヨンジュンの’私のオーラ!’でした(笑)。」

「事実、強く、今度は弱く、何回も獲りました。その後、パク・ソジュンさんと相談し、鞭も先に入れるという気持ちで強い方で行きました。」

「変だと思ったら、後で弱い方にすれば良いからです。言い方はパク・ソジュンさん自らが苦悩しながら演じてくれました。」










パク・ミニョンもまた、トーンが濃いキム・ミソキャラクターを演じるために孤軍奮闘したと言います。

パクPDは「パク・ミニョンさんもミソのキャラクターを自ら研究して用意してきました。原作小説で見ると、’ずっと微笑む’という言葉があるんです。」

「それをそのままに従って、微笑みを終始一貫してキープしていたら、これはまた、変なわけです。」

「パク・ミニョンさん自身がそれをわかっていてポイントごとに立体的にその感じを吹き込んでくれました。」

「私が別々にディレクションを与えないにもかかわらず、ディテールを作って来たんでしょう。初撮影からだいぶびっくりしましたよ。理解力がとても良いのです。」と言って愛情を示しました。










二人の演技だけでなく、適材適所に組み込まれたCGと背景音楽もドラマにセンスを加えました。

特にパク・ソジュンとパク・ミニョンを包囲したSEXY悪魔キャラクターの登場は、視聴者たちに予期せぬ’ビッグな笑い’をプレゼントしました。

パクPDは「ご存知のように、私自身が背景音楽の選定とCG演出にもすごく力を尽くしました。気づいてくれましたか?」と問い返し、愉快に笑いました。

「CGのチームがとてもよかったです。最初は、ただ一つだけぽんと出してみましたが、よく出来ました。 その時からCGの味を知るようになりました(笑)。」

「ある日、パク・ミニョンさんがCGについて尋ねてきて、自分のウインクを入れてほしいと言うんですよ。それでハートCGが誕生しました。」

「パク・ソジュンさんは自分は副会長のキャラクターで、手ハートはできないと言いました。」

「代わりに星を取ることになりました。ところが、その日、空に本当に大きな月が出ました。それで月を取ることに替えたんです。」










「あきれるほど表現を果たしましたが、皆友人です。SEXY悪魔キャラクターが可愛いと作家が並べていました(笑)。」

演出に特に力を入れた部分があるかと聞くと、パクPDはしばらく悩みました。理由を聞くと、「すべてのシーンに力を尽くしたから。」と言いました。

その後、やっとパク・ソジュン、パク・ミニョンのキスシーンとベッドシーンを選定しました。

パクPDは「私はひどく内気な人であり、前作でもまともなキスシーンを撮ってみたことがないんです。」とジョークを飛ばしました。

「二人のキスシーンの時も、作者の方が’このようには押さなければならない’と言いながらいろんな動画を見せてくれました。と秘話を明らかにしました。

それで初の試み(?)とは思えないほどとてもよく撮れたようだという取材陣の言葉に、パクPDは「私も驚きました。あまりにもよく出来て。」と言って爆笑させました。

「女性スタッフの皆さんに引き続き「どうなの’、’一つずつ話してみて’と聞いてみました。 額や鼻、唇へのキス、手などの動きもすべてその方たちから聞きました。」

「私が’皆さんのロマンを実現させてあげる’と言って撮ったんです(笑)また、ディレクションを与えると、俳優たちがしっかりと聞いて上手なんです。演技が本当に上手です。」

「一番胸がいっぱいになった部分はベッドシーンです。すごく楽しかったんです。次のドラマではキスシーンをもっとよく撮ることができそうな感じがします。」

「その他にも力を入れて撮ったシーンが多いのですが、特にエンディングシーンに最も多くの力を尽くしました。」

「ドラマのフィニッシュじゃないですか。二人の感情、現在と過去の姿などを視聴者の方が自然に感情移入できることを願いました。」

「私がすべての瞬間に力を尽くしたとご理解頂ければ感謝の言葉しかありません。」



ひとこと


ウェブトーン原作では「未生」も大きな羽が生えるシーンが出て、監督がギリギリのさじ加減でほぼ違和感なく出していましたが、今回も上手に組み込まれていたのにはかなりの苦労があったことが伺えますね^^;;


*写真はmydaily,tvNより記事はmydailyからお借りしました。

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