韓国旅行|【弁護士 – 検事】は「万能アイテム」? 気づけば毎日『法廷』ドラマ♪

韓国旅行|【弁護士 – 検事】は「万能アイテム」? 気づけば毎日『法廷』ドラマ♪








ナムグン·ミン、イ·セヨン、ソ·ハジュン、イ·ギュヒョン、チョン·リョウォン、現在作品を手がけている俳優たちです。

パク·ウンビン、ソ·ヒョンジン、ソ·ジソプ、イ·ジョンソクは先日終映した作品の俳優たちです。 名前だけでも有名な俳優たち、これら俳優たちの共通点は何でしょうか。

そう、まさに彼らが作品の中で演じたキャラクターが全て「弁護士」ということです。

9月23日からSBSを通じて始まった「わずか1000ウォンの弁護士」は2015年SBS脚本公募展で最優秀賞を受賞した作品。

ですが、「町の弁護士チョ·ドゥルホ」との盗作問題で数年間足首を縛られた作品です。 これまでの苦戦が顔負けするほど「わずか1000ウォンの弁護士」は前作「今日のウェブトゥーン」の1%台視聴率が顔負けするほど一気に8%を超える視聴率で視聴者の関心を集めています。











◇弁護士たちが横行するドラマ

「わずか1000ウォンの弁護士」が人気を集めているのは、この作品を率いる主人公が演技と興行において立証された俳優であるナムグン·ミンである点もあるものの、1、2回で見せてくれたように、たった1000ウォンで庶民の痛みをすっきり慰める庶民型弁護士の登場という点です。

庶民の痛みを癒す弁護士なら「法に則って愛せ」のキム·ユリ役のイ·セヨンも欠かせません。

前職検事であるキム·ジョンホ建物の借家人であるキム·ユリは「ロー(Law)カフェ」を開き町内住民たちの法律相談と解決を自任して出ていきます。










「検事内戦」「魔女の法廷」などを通じて法曹人キャラクターとして人気を集めたチョン·リョウォンはDisney+の「弁論を始めます」で成功のために水火も辞さないノ·チャクヒ弁護士として登場します。

彼女の相手役も、やはり刺さると突進する弁護士のチャ・シベク(イ·ギュヒョン)です。

連続ドラマも欠かせません。 MBCの連続ドラマ「秘密の家」で主人公ウ·ジファン(ソ·ハジュン)は母親の失踪を明らかにするために「土のスプーン弁護士」という自分の職分を十分利用します。










このように最近弁護士が主人公の作品は、彼らが弁護士という職分を利用してホン·ギルドンのように世の中の不義と対抗します。

そのために「ビッグマウス」のイ·チャンホ(イ·ジョンソク)は監獄に入ることもも厭いません。

「法廷は手術室のようだ」というモットーのもと、医師出身の弁護士になったハン·イハン(ソ·ジソプ)はまるで両刃の剣のように医学と法を両手に握って振り回し、「医学カルテル」の素顔を脱ぎ捨てました。

さらに「ドクター·ロイヤー」が放映された当時、同時間帯SBSでも弁護士が主人公の「なぜ、オ·スジェなのか」が放映され人気を集めました。

法律事務所の最高弁護士だったオ·スジェは自身を崩そうとする勢力に対抗し、彼女が持つ「法」という武器で全知全能な能力を誇りました。

同時間帯ドラマの全てが弁護士が主人公の時代、まさに弁護士「万能時代」ではないかと思うほど。











その中でも何と言っても最近一番話題になった弁護士ドラマ「ウ·ヨンウ弁護士は天才肌」ほどのものはないでしょう。

自閉スペクトラム障害を持つウ·ヨンウ、「一度見たことは忘れない」という格別な記憶力を生かして、ソウル大学ロースクールを首席で卒業し、ハンバダの新米弁護士として活躍します。

ドラマは弁護士になった自閉スペクトラム障害者を主人公に障害者に対する世の中のハードルを下げるました。

また、障害者に対する世の中の偏見だけでなく同性愛、女性差別など社会から疎外された人々の事情を彼女が受任した事件を通じて世の中に伝えました。

それに先立ちイタリアマフィア弁護士「ビンチェンツォ」(ソン·ジュンギ)という「特別なキャラクター」で父親の死を復讐しようとする弁護士ホン·ジャヨン(チョン·ヨビン)と共に法と法の境界を越えた活躍を通じて人気を集めたこのドラマもやはり弁護士が主人公であるドラマの範疇に入るものでした。




◇検事も多い






ホン·ギルドンのような存在は弁護士だけがいるわけではありません。 軍除隊後、ド・ギョンスが選んだ作品はKBS2の「真剣勝負」です。

そこで彼は「不良検事」になって富と権力が作った聖域、その中の悪の群れをすっきりと壊すといいます。 「真剣勝負」が放映されればKBS2ドラマは月火水木全て弁護士か検事か、「法」というジャンルドラマで満たされることになります。

検事はまだいます。 2019年「シークレットブティック」以後、やはり久しぶりに復帰したキム·ソナは「The Empire:法の帝国」で法律事務所代表である祖父と法科大学教授である母親の系譜を継いだソウル中央地検特捜部長検事になりました。










検事だったり、弁護士が主人公のドラマ、視聴者はチャンネルを回す途中、少なくとも1ヵ所では弁護士や検事に会うことになります。

笑い話ではなく、現実でほとんど会うことがない弁護士と検事たちがドラマで幅を利かせています。

このようにドラマの主人公になった弁護士や検事たちは一様に「正義」です。 一時は「弁論を始めます」のノ·チャクヒやの「ビンチェンツォ」のホン·チャヨンのようにお金の前に魂を売った弁護士であっても運命的事件を経験し、2014年「弁護士の資格〜開過遷善」のキム·ソクジュ(キム·ミョンミン)のように「開過遷善」をして正義の使徒になります。

そして彼らの向い側にはいつも法と結託した富の「カルテル」があります。 そしてそのカルテルは、罪のない庶民を犠牲にして、自分たちの帝国を強固にしようとしています。

このような帝国、カルテルに対抗して劇中の主人公たちはぞろぞろと単身、あるいは彼ら周辺の助力者たちの助けを得て「趙紫龍の剣」のように法を振り回してこの巨大な帝国を、カルテルを崩壊させるのです。










◇正義に対する渇きか安易か

物語の素材や構成は違っても始まりは些細でも、常に正義は勝利するという結論に達します。

ところが先立って2014年の「弁護士の資格〜改過遷善」や、2016年の「町の弁護士チョ·ドゥルホ」の時は時々話題を呼んでいた法曹人が主人公のドラマがなぜこのように氾濫することになったのでしょうか。

KBS2の月火水木を席巻し、MBCの「ドクター·ロイヤー」を「ビッグマウス」が受け継ぐように、視聴者は毎日法曹人の活躍を見守るしかない境遇になりました。

熱血検事イ·ジュンギのよどみない活躍を扱ったSBS金土ドラマ「アゲインマイライフ」のバトンを受け継いだのは「なぜ、オ·スジェなのか」の弁護士オ·スジェ。

ところが10%台の高い視聴率で拍手を受けたこれらドラマの後続作で「会社員の哀歓」を描くという抱負を示した「今日のウェブトゥーン」は残念ながら1%台の苦戦を免れませんでした。

そして再び弁護士ナムグン·ミンが率いた「わずか1000ウォンの弁護士」が初放送から8%の高地を越えました。

このように依然として視聴者が視聴率で呼応するところ、法曹人ドラマは絶えず作られることになるのです。










「正義」に対する依然として社会的渇きを代弁しているという点です。 ドラマの中の主人公たちはほとんど弁護士か、検事だとしても既存の法カルテルからはじき出された人物です。

それで彼らは悪の属性をよく知っていると同時に、彼らを「正義をもって打ち破るもの」という武器を持っています。 法廷に立って彼らを痛快に断罪するカタルシスは依然としてドラマのクライマックスです。

ですが、これは同時に依然として韓国社会が正義のシステムがまともに作動しないという点を反証することであり、また別の面では正義を具現する叙事においてドラマ製作陣が安易だという点でもあります。

法廷で派手に相手の悪を懲らしめる快感、それは現実で依然として「ファンタジー」の領域です。 すなわち依然としてドラマが言いたい「正義」は、皮肉にも談論を越える具体性において脆弱だということを示していることになるのでしょう。



ひとこと


過去を振り返ってもスカッとさせてくれる勧善懲悪ドラマの人気は普遍だと思いますが、「ウ・ヨンウ」がとっても新鮮だったのでこの秋の作品にも期待したいですね♪


✳︎写真は各放送局より記事はstar.ohmynews.comからお借りしました。

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