韓国旅行｜[2022ドラマ] また戻っても見る、今年の私だけの人生ドラマは何ですか？

今年もテレビとOTTを通じて数多くのドラマが私たちのそばを訪れました。いくつかの作品が苦戦しましたが、深い印象を残したヒット作も出てきました。

ENA「ウ·ヨンウ弁護士は天才肌」とJTBC「財閥家の末息子」が代表的な例です。あふれ出るコンテンツの中でもそれぞれ人生作は残りました。

このドラマを観ていない頃に戻り、新鮮な衝撃を改めて感じたい作品もあります。 kukinews大衆文化チームの記者たちに聞きました。また戻っても見る、今年の私だけの人生ドラマは何ですか？

◇tvN「シスターズ」

「シスターズ」、見当がつきません。だからもっと面白い。

簡単に言えばtvN「シスターズ」は姉妹たちの孤軍奮闘記です。愚直な長女のオ·インジュ（キム・ゴウン）はウォン氏一家に勇猛に立ち向かい、次女のオ·インギョン（ナム·ジヒョン）は黙々と話を進めていきました。

自立したい末っ子のオ·イネ（パク・ジフ）は果敢です。希望するところがそれぞれ異なる3姉妹の行き先は、公共の敵ウォン·サンア(オム·ジウォン)に向かいます。

一瞬緊張しながらも虚しくなり、そのうちぞっとする変化に富んだ展開です。「シスターズ」は見当がつかないのでもっと面白いです。

このドラマは決して分かりやすくはありません。反転に反転を繰り返し、決断力のある人物が時々粗末になるのを見る楽しみがあります。

初めて見た時は話の奇抜さに魅了されます。もう一度見れば、人物の魅力に浸ることができます。 キャラクターたちのしっかりとした叙事は「シスターズ」の力です。

ウォン·サンアに対するパク·ジェサン（オム·ギジュン）の盲目的な愛、チェ·ドイル（ウィ·ハジュン）とチェ·ヒジェ（キム·ミョンス）がオ·インジュに絡む過程も見どころです。

オ·インジュ、オ·インギョン、オ·イネの勇気とウォン·サンアの欲望、チェ·ドイル、パク·ジェサンの愛とチン·ファヨン(チュ·ジャヒョン)の愛情に注目すれば、違う面白さを感じることができるでしょう。

TVING、NETFLIXで視聴可能です。

◇NETFLIX「グリッチ」

「グリッチ」、風変わり、だからもっと愛らしい。

ホン·ジヒョ（チョン·ヨビン）は理性的です。常識的です。科学的実体がないものは信じません。それで彼女は日常のあちこちから突然飛び出す宇宙人をわざと見ないふりをします。

静かだった彼女の生活は、彼氏のイ·シグク（イ・ドンフィ）が消え、混乱に陥ります。ジヒョは宇宙人追跡YouTuberであり中学校同窓のホ·ボラ(ナナ)、UFOマイナーギャラリー「ゴニック」3人組と力を合わせてイ·シグクを探しに行きます。

SF物で出発した物語は推理物とバーディー物、犯罪物を混ぜて見せた後、成長ドラマで幕を閉じるます。ごちゃごちゃしたジャンルを貫くのはゆるいコメディです。

予期せぬ瞬間、くすくす笑いは一種のクッションのようです。信頼を揺るがす脅威から主人公と視聴者を優しく支えてくれます。

友愛とロマンスの間を綱渡りするジヒョとボラの関係が興味深く、父親と呼ばれる男を2人の女性が打ち負かす過程も痛快です。

ジヒョとボラはもちろん、ソ·ファジョン（ペク·ジュヒ）、ガ·デウィ（テウォンソク）、チョ·フィリップ（パク·ウォンソク）、キム·ドンヒョク（イ·ミング）、オ·セヒ（チェ·スイム）、キム·ビョンジョ（リュ·ギョンス）など助演は皆変で愛らしいです。

NETFLIXで視聴可能です。

◇JTBC「私の解放日誌」

「私の解放日誌」、これほど不思議なドラマがありましたか？

平凡な会社員たちが退勤後にお酒を飲み、地下鉄に乗ってソウルから首都圏に戻る話です。「私の解放日誌」を見た第一印象です。

魅力的なキャラクターも、大した出来事も、面白い話もありません。どういう考えでこんなに方策のないドラマを作ったのか気になりました。そして、見ずにはいられなくなりました。

人生がなぜこのようになったのか自らも説明しにくい人々、現実で会えば絶対親しくなりたくない人々がたくさん出てきます。

「解放クラブ」という社内同好会も、「仰ぎます。」という文語体の台詞も、全力を尽くして田んぼを飛び越える場面もこの世のものではありませんでした。

その不思議さが魅力に変わる瞬間、「私の解放日誌」の中の世界を離れることができなくなりました。 ドラマが咲かせるのは妙な希望の火種です。

後になって、それが最善を尽くして慰め、応援し、崇めようとするドラマのメッセージだということが分かりました。すると、私の住む世界が少し変わった気がしました。

「私の解放日誌」は、今年公開された作品の中で視聴者に「人生ドラマ」と呼ばれたほぼ唯一のドラマです。最高視聴率は6.8%（ニールセンコリア基準）に過ぎません。

それでも俳優のソン·ソックをスターにし、「チュアン(仰ぐ)」など数多くの名台詞を流行させた不思議なドラマです。これからも(同じようなドラマに)会うことが難しいドラマでもあるでしょう。