韓国旅行|『賢い医師生活 – ペントハウス』ドラマの局面が変わった… シーズン制から週1回や4部作など♪

韓国旅行|『賢い医師生活 – ペントハウス』ドラマの局面が変わった… シーズン制から週1回や4部作など♪






シーズン制ドラマの模範的な成功事例であるtvN「賢い医師生活」はシーズン2でも週2回、16話の編成ではなく週に1回、12話でお茶の間を訪れます。

「長い間会った友達なのに… 好きになった。 告白するとちょっと気まずくなりそうだし、かといって今回も告白しないと一生後悔するだろうし、どうしよう?」悩み相談を口実にしたイクジュン(チョ·ジョンソク)の告白は成功するでしょうか?










昨年5月、tvNの「賢い医師生活(スルウィセン)」最終回は、「イクジュン-ソンファ(チョン・ミド)カップル」という大ネタを投げたまま終了しました。

このカップルへの思いが集まったらしく、17日に1年ぶりに帰ってきた『スルウィセン』シーズン2第1回放送は視聴率10%を記録しました。

歴代tvNドラマの初放送の中で最も高い視聴率です。 強力な事件や反転がなくてもシーズン1から続くキャラクターと人物間の関係性が着々と蓄積された結果です。 最初からシーズン制で企画した「スルウィセン」の戦略が通じたのです。











昨年10月から21部作の月火ドラマでシーズン1を披露したSBSドラマ「ペントハウス」は既存の編成公式に縛られない自由な編成を見せています。

13話の金·土·ドラマだったシーズン2に続き、今月4日に始まったシーズン3は、12話で週1回放送中です。



◇ドラマ市場の勢力図が変わった··· 非倫理極道シーズン制?

シーズン制ドラマは、もはや米国ドラマだけの占有物ではありません。ジャンル物から非倫理的ドラマまで、国内でもジャンルを問わずシーズン制ドラマが主流となりました。

今月だけで『スルウィセン2』をはじめ、SBS『ペントハウス』、TV朝鮮『結婚作詞離婚作曲2』、tvN『ボイス4』など4本のシーズン制ドラマが放送中です。

シーズン制ドラマが国内でも早く定着した理由には、視聴パターンの変化を挙げることができます。 視聴者の眼目がそれだけ高くなったということです。

NETFLIXなど、グローバルオンライン動画サービス(OTT)を筆頭に、巨大資本が投入された良質のドラマが興行に成功し、テレビ編成にも影響を及ぼしました。

ドラマ評論家のコン·ヒジョン氏は「ミドゥ(米国ドラマの韓国での呼び方)をたくさん見ながら国内でもシーズン制に慣れ、OTTの影響まで重なって一つの流行のように広がりました。」

「新作より話題の集中力にも有利で、ドラマが多様化するのは全体土壌を豊かにするという点で肯定的です。」と話しました。

シーズン制ドラマは、いつにも増してコンテンツが目立たなければならない時代、放送局が出した狙い通りです。パク·ジョンヨンCJENMIP運営チーム長は「確保したインフラとキャラクターを使ってストーリーを作るために制作時間と費用を節約でき、海外販売時もリファレンスが確実なので良い成果を出すことができます。」

「コンテンツのファンダムだけでなく『信じて見るドラマ』を作るチャンネルに対する選好度も上昇する効果があります。」と話しました。

先月放送されたMBCのドラマ『目標ができた』は単幕劇でもミニシリーズでもない4部作で話題を集めました。





MBC提供




◇週2回·16部作編成は昔話… 「量よりは質で勝負」

シーズン制だけでなく週2回、16部作に代表されるミニシリーズの編成公式も破られて久しいです。週に1回放送された『スルウィセン』以降、週1回の編成も定着してきました。

『スルウィセン2』は毎週木曜日だけ、『ペントハウス3』も金曜日の一日だけ放送しています。 ドラマ1本当たりの話も千差万別です。

最近終了したMBC「目標ができた」は4部作、KBS「五月の青春」は12部作でした。19日から始まったJTBC「知っているけど」は10話。

プロデューサーは「スルウィセン2」の制作発表会で「制作環境が変わり労働時間が減り、制作費がかさむ状況でドラマも新しいフォーマットが必要ではないかと思った」とし「週1回の編成の長所を体感したので週2回編成に戻ることはありません。」と述べました。

物語を盛り込む器が多様化したという点でも長所がより大きいのです。より果敢で密度のある展開が可能となります。

『五月の青春』のイ·ガン作家は「不必要な話で回数を増やすよりも話したいことを簡潔に伝えた方がいいという考えで12部作を企画しました。」と話しました。

「目標ができた」を演出したシム·ソヨンPDは「フォーマットとボリュームが多様になるというのは、それだけ扱える話が多様になるという意味。」とし「既存の16部作や20部作の編成では扱いにくい題材も気楽にできます。」と話しました。

ひとまず多様な長さで編成した後、反応を見極め、シーズン制製作につなげる方を選ぶというのが放送界の雰囲気です。ドラマの完成度を高め、安定的な制作基盤を作ることにも有利です。

パク·ジョンヨンチーム長は「編成は回、編成回数、デュレーション(再生時間)などを固定せず、ドラマの特性によって流動的に用意しています。」

「16部作という形式に合わせるためストーリーやキャラクターの蓋然性が落ちるドラマは視聴者に選択されないだけに、コンテンツに最適化された多様な編成戦略なのです。」と強調しました。



★11月に放送されるキム・スヒョンさんの話題作「ある日」も8部作の予定です。




ひとこと


1週間に日本のドラマ3本分の放送という「ザ・韓国ドラマ!」はもはや古くなり、話を長くするためのやや無理な展開もない密度の濃いドラマが作られる時代。大きな変革期にドキドキしますね!


✳︎写真はtvN,MBCより記事はhankookilboからお借りしました。

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