韓国旅行｜【チャ・スンウォン – キム・スヒョン】の組み合わせ…『ある日』韓国ver.が気になる！ | 旅行のプロ元CAによる韓国旅行とソウル旅行ブログ「ソウルのおしゃれ」

韓国旅行｜【チャ・スンウォン – キム・スヒョン】の組み合わせ…『ある日』韓国ver.が気になる！

この作品を選択した理由は、2人の男のためです。 チャ·スンウォンとキム·スヒョン。

2人を1つの画面に映すと、どんな絵が出るのでしょうか。放映前から多くの人々の関心が集まりました。そして、いよいよふたを開けます。

韓国ドラマ『ある日』（8部作）が来月、オンライン動画サービス（OTT）のCoupang Play初のオリジナルドラマとして公開されます。

韓国ドラマ『ある日』の原作アメリカのHBOが2016年に公開した『ナイト・オブ・キリング失われた記憶』(米題：The Night Of)が今日の推薦作です。

『ナイト・オブ・キリング失われた記憶』は、イギリスのBBCが2008年に制作した「クリミナルジャスティス」をリメイクしました。国内では英国バージョンや米国バージョン共に、OTTのwavveやWATCHAで見ることができます。

内容は簡単です。米ニューヨークに住むまじめなパキスタン系アメリカ人の大学生ナズが、パーティーに行くために父親のタクシーを密かに運転しています。

偶然出会ったアンドレアの家で酒と麻薬に酔って一晩を過ごしましたが、翌日アンドレアが何者かに殺害されました。

すべての情況は、ナズが犯人だというもの。一瞬にして犯罪者になったナズに、評判も良くなく、足の湿疹とアレルギーで苦しむ弁護士ストーンが助けると言い出します。

一見、正義の弁護士が濡れ衣を着せられた善良な人を救い出す話のようですが、『ナイト・オブ・キリング失われた記憶』は刑事司法制度と裁判過程の矛盾点を指摘します。

ドラマはナズが逮捕され、警察署や刑務所、法廷につながる過程を苦痛を覚えるほど詳しくリアルに描いています。裁判の過程で弁護士は、ナズが真犯人かどうかより有利な判決を取り付けることの方が重要だと考えます。

検事は犯人というには少し怪訝な証拠を無視して自己主張を合理化します。彼らには「真実は何だろう」よりは「どう処理するか」がより重要なのです。

何よりもその過程を通じて平凡な日常が崩れ、ある日突然全く違う環境に落ちた恐怖をよく見せてくれます。同じパキスタン系住民ですら自分たちに被害を与えたとして、ナズの家族を遠ざけます。

刑務所に入ったナズが知らないうちに少しずつ変わっていく姿には、見ているだけで心が痛みます。

弁護士ストーンはジョン·タトゥーロが引き受けました。面白い点は、私たちにとってジョン·タトゥーロは「トランスフォーマー」シリーズでシモンズ役として記憶されるコミックな感じが強いですが、実は彼は映画「バートン・フィンク」で「カンヌ映画祭」主演男優賞を受賞した実力派です。

「バートン・フィンク」で彼は一晩中過ごした女性が血まみれになっているのを見て、死体を隠しました。つまり、ナズと共通点が多い人物です。

皆さまも、もう気づかれたでしょうが『ある日』ではナズがキム・スヒョンでストーンがチャ·スンウォンです。

2人の役は共に感情を抑えるように表現しなければならないなど、演技が容易ではありません。二人の俳優の熱演が本当に楽しみです。

原作を見るとネタバレにならないか、そんな心配は吹き飛ばしてもいいでしょう。英国バージョンを見て、さらに米国バージョンを見ても、何の問題もありませんでした。

2016年に放送されたHBOのミニシリーズ『ナイト・オブ・キリング失われた記憶』での演技が高く評価され、ロバート・デ・ニーロやベネディクト・カンバーバッチなどの大物俳優を差し置き、翌年のエミー賞で主演男優賞（リミテッドシリーズ・テレビ映画部門）を受賞したパキスタン系イギリス人俳優リズ・アーメッド
アーメッドのエミー賞主演男優賞受賞は、アジア系男性としては初めての受賞となった