韓国旅行|「私だよ、『SLL』」···NETFLIX韓国コンテンツ旋風を巻き起こす制作会社♪

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「白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜」·「武道実務官」制作SLL···CJ ENMに続く国内コンテンツ業界「恐竜」

これまでコンテンツ市場でCJ ENMに続き、2位の製作会社として位置づけられたSLL中央が最近、突風を巻き起こしています。

NETFLIXを中心に起こすこの突風は、OTT(オンライン動画サービス)市場にも影響を与えるものと見られます。

SLLはかつてJTBCスタジオでしたが、2022年現在の名前に社名を変えました。

ドラマや映画、バラエティなどを企画·制作·流通するコンテンツ制作会社で、2017年にNETFLIXと国内で初めてグローバル同時放映権契約を締結しました。 SLLは、国内の有名コンテンツ製作会社をレーベルにしたのが特徴です。











SLLのレーベルには「目玉」の製作会社も多数布陣しています。 最も代表的に「犯罪都市」シリーズを製作したBAエンターテインメントと「地獄」、「D.P」、「コンクリートユートピア」等を製作したクライマックススタジオなどがあります。

ここに最近「チョンニョン」と「袖先赤いクットン」等を披露したNPOエンターテインメント、「私の解放日誌」製作会社であるスタジオフェニックスなどもSLL中央に属しています。

そして最近話題を集めているNETFLIX「白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜」を作ったスタジオスラムもSLL中央傘下にあります。

「白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜」を作ったユン·ヒョンジュンPDは過去JTBC所属のPDとして勤めていましたが、スタジオスラムを作って現在代表を勤めています。

彼の初の外注製作プログラムは、今年初めにTVINGで披露した「クライムシーンリターンズ」です。

ユンPDはJTBC在職時代「クライムシーン」を作ったクリエイターで、このプログラムの他に「トゥーユープロジェクト-シュガーマン」、「一食ください」、「ヒョリの民宿」など核心バラエティプログラムを多数作っていました。














「白と黒のスプーン」は17日、シーズン1公開以後、NETFLIX非英語圏TVショー部門1位を占め累積視聴時間は380万時間を記録中です。

「白と黒のスプーン」と共に2位に上がったドラマ「となりのMr.パーフェクト」がTVINGと同時公開中である点を考慮すれば「白と黒のスプーン」の勢いは当分続くものと見られます。

この他に今年SLLはクライマックススタジオの映画「武道実務官」までNETFLIXに公開し成功を収めました。

「武道実務官」は13日、NETFLIXで公開された後、非英語圏映画部門1位を占めました。 累積視聴時間は1570万時間で、2位の映画「セクター36」610万時間の2.5倍に迫った水準です。














クライマックススタジオはこれまで「地獄」、「D.P」、「荒野」等でNETFLIXと緊密な関係を維持してきました。しかし、以前のドラマや映画に比べれば「武道実務官」の成果はかなり鼓舞的な水準でしょう。

「白と黒のスプーン」と「武道実務官」の成果はSLLとNETFLIXとの関係をより一層強固にする契機になるものと見られます。

実際にスタジオスラムは「白と黒のスプーン」のローンチング以後「クライムシーン」の次期シーズンをNETFLIXで披露することにしました。

ユン·ヒョンジュンPDは「多くの愛を受けてきた『クライムシーン』の面白さを国内はもちろん全世界のファンに知らせるための決定を下しました」

「国内視聴者はもちろんグローバルファンに披露する『クライムシーン』の今後の旅程に多くの期待と関心をお願いします」と伝えました。











ただし「クライムシーン」のNETFLIX行きなどがTVINGとSLLの関係が疎かになることを意味するわけではありません。

SLLは依然としてTVINGの持分12.7%を保有した主要株主として名を連ねています。 業界では、TVINGが今年プロ野球中継を開始し、オリジナルバラエティの規模を減らしたことによるものと見ています。

TVINGは昨年、バラエティやドキュメンタリー、アニメーションなど非ドラマコンテンツ13本を披露しました。

今年は「クライムシーンリターンズ」と「女子高推理班3」、「野球代表者:オタクたちのリーグ」等を披露し「ラップ:パブリック」が来月公開を控えています。








キム·ウニ作家 「シグナル」






実際にバラエティ番組のローンチングは減りましたが、SLL傘下のBAエンターテインメントはスタジオドラゴンと「シグナル」シーズン2を製作しtvNで披露する予定です。

tvNドラマであるだけに、ストリーミングはTVINGとNETFLIXで公開される見通しです。

一方、SLLは今年下半期にも大型コンテンツの公開を控えています。

SLLの関係者は「SLLとレーベルは優秀な企画、制作能力を基にプラットフォームとグローバル視聴者のニーズに合う差別化されたコンテンツを披露してきました」

「下半期の公開を控えたクライマックススタジオ製作の「地獄」シーズン2、ハイジウムスタジオ製作の「Mr.プランクトン」も良い成果があると期待しています」と明らかにしました。

「地獄」シーズン2は来月2日に開幕する第29回釜山国際映画祭で初公開される予定です。

この他に「コンクリートユニバース」のドラマ「愉快ないじめ」と「コンクリートマーケット」もNETFLIX公開が予想されています。 先立ってNETFLIXは「コンクリートユニバース」の映画「荒野」をオリジナルで公開した経緯があります。




ひとこと


スタジオドラゴンばかりが目立っているようですが、実は他にも恐竜がいた!というほど昨今の快進撃には目を見張るものがあるSLL。韓国エンターテインメントの底力を感じますね♪


✳︎写真はNETFLIX,より記事はseoulfn.comからお借りしました。

2024年09月28日 韓国旅行|「私だよ、『SLL』」···NETFLIX韓国コンテンツ旋風を巻き起こす制作会社♪ はコメントを受け付けていません
カテゴリ: 韓国の文化 韓国ドラマ、映画


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