韓国旅行|【コンユ】の心はまだ少年…Part.1 『Esquire』グラビア&ロングインタビュー」♪

韓国旅行|【コンユ】の心はまだ少年…Part.1 『Esquire』グラビア&ロングインタビュー」♪






「RALPH LAUREN PURPLE LABELを着たコンユの心はまだ少年だった」釣りとバスケットボールの話に興奮したその目つきから、少年以外のものは見つけられなかった…。

こんなに愉快な撮影現場は本当に久しぶりでした。バラエティの撮影場のように大爆笑するのを見て、ハンサムな男性が冗談もうまければ、周りがこんなに楽しいんだ思いました(笑)。

「そんなに盛り上がってはいないと思いますが..。 実はパク·ジョンハフォトグラファーと初めて作業したんですが、元々知り合いなんです。ホン·ジャンヒョンフォトグラファーの下で アシスタントしていた時から知り合いなんです。

若い頃から見てきた人たちが、今はあちこちで写真作業をしています。ヒジュンもそうだし、ジョンハもそうだし。

ヘアサロンも同じです。同じサロンに通い続けて見てみると、院長の下にいた人たちが今はみんな有名なヘアデザイナーになっています。たまにそんな人たちの年俸が高くなったという話を聞くと感心しますし、ちょっと妙な気分になります。





衣装全て:RALPH LAUREN PURPLE LABEL



どうりで!写真家がピアノの下に身をかがめて入るように言ったんですが、よく体をかがめて入ってくれたと思いました。さらに写真家を見るその愛情のこもったまなざしまで…

A.知らないフォトグラファーでも望むことがあれば 全部やってはみます。本当に私が不便を感じてできないほどでなければですね。そんなに難しい仕事ではありません。一緒に作業をするのですから。

それにしても、由緒あるホテルとRALPH LAUREN PURPLE LABELの組み合わせも良かったですよ。

A.私も初めて入った瞬間から、RALPH LAUREN PURPLE LABELと すごくよく似合うと思いました。

Q.コンユさんの演技が見られない時間が長くなっていて、残念に思う人が多いです。

A.映画『ソボク』(4月15日公開予定)が、開封の時期をとうに過ぎてしまいました。誰かを恨むこともできないし、私だけでなく、すべての人が経験している状況なので、残念ですが受け入れなければならないのが現実です。

現在撮影している作品もまもなく終わりに近づいているし、特別出演した『ワンダーランド』もすでに撮っているし。もうすぐ、一つ、二つ作業したものが 公開されます。自信はないけど、良い作品で順番にご挨拶できると思います。






衣装全て:RALPH LAUREN PURPLE LABEL




Q.「コンユの年」がまた始まるかもしれません。2016年でしたでしょうか?『寂しく煌びやかな神 トッケビ』が放送された年、『男と女』に続き、『密偵』や『釜山行き』が大ヒットします。2021年にはいくつですか?

A.『ソボク』まで合わせると3つです。『ソボク』、特別出演した『ワンダーランド』、そして現在撮影中の『静寂の海』など。

Q.『静寂の海』は主演作じゃないですか。

A.はい。『静寂の海』は私とペ·ドゥナさんの他にも宇宙隊員として何人か出ています。NETFLIXでは今年の冬を考えているようです。NETFLIXも映画市場のように夏と冬を大きく見ているようでした。テントポールの時期に押す計画だと聞きました。

Q.嬉しい知らせですね。その最初になる『ソボク』についてお話しましょう。今年2月にピアニストのキム·ソンウクさんとお会いしたんですが、ソンウクさんは単独公演が2020年から3回も滞って年を越しました。

ところが延期される度に「演奏がずっと変化し続けている」と言うのです。「映画は記録芸術ですが、公開が延期されれば、俳優の心境や観点にも変化が起こるという気がしました。

A.実は私もまだ完成された映画を見ていません。観客と同じように映画がどう出るのか気になる立場ですね。しかし、それ以前の経験で答えることはできそうです。

実は、私が演じた大半の作品で配役を引き受けた時、作品が出た時、そしてその作品を観客に披露する時、この時期を経験しながら、私の観点はあまり変わらなかったんです。

この映画も、初めてシナリオに接した時と、今この映画を見る観点に大きく変わった部分はありません。私が最初に眺めて解釈して受け入れた部分が、この映画が終わるまで続いたんです。





衣装全て:RALPH LAUREN PURPLE LABEL



途中で何か心境の変化が生じたり、他の解釈や違う観点が生じたりして、「え?私はこんな風に演じていたのか?」というふうに思ったことはあまりありません。

でも多分、監督は少し違うと思います。監督は文章で書いて、この映画を作った演出の立場なので、そんな風に考えるかもしれませんね。先ほどのピアニストの方は、監督と似たポジションなのではないでしょうか。私が思うに、そうです。

Q.私はしきりに封切りが延期される映画を見ながら「ドラマじゃなくてよかった」と思いました。ドラマは1年が過ぎたら、本当に変えるべきことが多いじゃないですか。

全体が事前制作なら本当にそうでしょう。半分だけ事前制作する場合もありますが、以前私と作品を一緒にしたキム·ウンスク作家は、全体を事前制作するよりも「半事前」の方が魅力的だと言っていました。放送当時の雰囲気を反映できます。

Q私は「ソボク」を見なかったのですが、あるインタビューにかなり詳しく出ていました。

A.そうですね。それが唯一の公式インタビューでした。ボゴム(「ソボク」役のパク·ボゴム)さんが 軍隊に行かなければならなかったんです。

ボゴムさんがまだ社会にいる間に、撮影とインタビューを終えなければならないので、映画誌と事前に日程を入れました。「最初に映画が封切りされる予定だった12月よりもずっと前の昨年7月のインタビューです。

Q.そのインタビューでこの映画を「人間の生と死について語る作品」だと説明しました。

A.シンプルに考えて、シンプルに述べようとした言葉ですが、その言葉の通りだと思います。人生は有限でしょう。むしろ有限だから欲望を抱くようになって、恐怖が生じるようだと思いました。

その有限さを避けることができないのが人間の宿命なのに、そこから逃げ出したがるのがまた人間ではないだろうか。何か大げさだけど、こういう話をシンプルにまとめたのが、その言葉です。





衣装全て:RALPH LAUREN PURPLE LABEL




そういえばキホン(『ソボク』でのコンユの役割)は、時限付きの宣告を受けた有限な人生を代表するもので、複製人間徐福は無限のために作られた存在じゃないですか。克明に表れますね。

Q.私はあのコントラストが面白かったです。その設定自体がです。

A.また、人間が持つ多くの欲望は、人間の人生が有限であるために作られるという話をよくします。それが監督が言おうとしていたことと繋がっているようです。

この作品は『サイエンス·フィクション』というジャンルを取り入れており、実は外見はテントポールを狙ったブロックバスターの姿をしていますが、監督がしたかったことは哲学的な話だと思います。

当時、私が検討したシナリオの中で最も難しく、またとても奥深かったです。この外見の中にある中身が、その本質が映画的にうまく作られればいいなという思いで、常に作品を始めます。

もちろん、同時にそうなれないかもしれないという不安もありますね。いつも挑戦するわけです。ところで、この映画の本質は、「私が望むように観客にうまく伝わればいいし、伝わらないとしても、『挑戦する価値があって、やってみる価値がある話だ』と判断しました。

Q.コンユさんの役であるキホンが監督のメッセージを伝えるメッセンジャーのように登場するそうです。ナレーターとして登場するという意味ですか。

A.「メッセンジャー」というのは 僕が言ったわけではありません。ただ、少し映画の中でのキホンのポジションが観客を案内する司会者の役割のように描かれていますが、完全に間違った言葉ではありません。

僕が理解する映画の構造は、観客たちがキホンという人物の後をついて行き、キホンの立場でソボクを眺めるようになっています。 そして、映画のクライマックスで「私がもしキホンだったら、あの状況でどんな判断ができるだろうか」と思わせます。

あるインタビューで、「”観客に感じてほしい”というのが僕の気持ち」と言ったことがあるんです。多分この言葉を「メッセンジャー」と解釈したのだと思います。

Q.この言葉を聞いただけでも 楽しみなポイントがいくつかありますね。封切り後にどんな反応が出ると予想するのか知りたいです。賛辞一色か、好き嫌いが分かれるとか、議論の種になるとか。

A.私の考えではおそらく好き嫌いが分かれると思います。「パク·ボゴムとコンユが出演して『建築学概論』のイ·ヨンジュが監督を引き受けたんだね、しかもSF映画でアクションも出るんだ」という娯楽的な期待に観客たちがとらわれなければいいですね。

派手なアクションのSF映画を期待する観客にはちょっと違うように感じられるんです。ブロックバスター「サイエンス·フィクション」ジャンルの外見を帯びていますが、この映画の本質は人間の生と死に関する物語です。

Q.ボゴムさんの話が出ました。それぞれの世代を代表するトップスターが出会ったわけです。 彼はどうですか?

A.年の差が少しあるので、パク·ボゴムという友人を見ながら、その年の自分自身を思い出しました。

一緒に作業をして横で観察をしていると、「私はあの年頃はどうだった?」という回想をしました。 初めて会って作業する間柄ですが、自分が歩んできたあの年代を思い、「今、ボゴムはどんなことを考え、どんな気持ちで俳優をしているのだろう?」と考えながら生じる、一種の絆があります。

無駄な老婆心もありますし。彼は、表面上はとてもたくましく、明るくて、いつも笑っている顔に見えますが、その内面には彼だけの悩みがあるだろうと思います。しかし、人々にはそんなそぶりを見せず、一人で耐えることもあるだろうという気もしました。

Q.考えてみれば「世代を代表する主演級俳優」同士では本当に極少数の人だけが知ることができる共感がありそうです。各世代別に挙げると、韓国でわずか10人になるかならないかですから。それにコンユさんはその世代をすべて経験した人です。

A.そうですね。確かに共感帯があります。正確に100%合ってはいませんが、「彼は口に出さなくても悩んでいるんだな。」と自然に思うようになるんです。

私がその歳の時楽しむことができなかったことを、彼にはもう少し楽に、楽しみながら、この時間を過ごして欲しいと思い、隣でより温かく面倒を見るようになって、眺めるようになりました。





衣装全て:RALPH LAUREN PURPLE LABEL



Q.どんな願いがありますか?

A.ボゴムさんは大衆が眺めるイメージそのままです。正しい生活をしている人。 だからといって、また俳優としての欲がないわけではなく、思いやりに溢れていますが、こだわりもあります。

とても強いこだわりを持っていますよね。ボゴムに口癖のように言っていたのは「一人で背負う必要はない」ということ。そういう話を二人でいる時、よくしました。

あまりにも行き過ぎた配慮はその人を消耗させます。自分が疲れきっていることもわからずに自ら習慣のように「大丈夫」と考えるのです。やりたいことは全部やって、あんまり我慢しないで、怒ったら怒れって。そういう話をたくさんしました。

Q.コンユさんだから言える言葉ですね。パク·ボゴムさんの所属事務所に、一冊お送りします(笑)。今回の作品は、パク·ボゴムとコンユの初の出会いでもありますが、CJENTで初めて劇場と同時にOTT(TVING)を通じて公開する作品でもあります。

A.そうです。これまでこのようなことはありませんでした。初めてです。コロナが生んだ初めてのことです。長く俳優をしているうちにいろいろなことが起きるようです。正直、見慣れないです。今の状況は。

Q.そうですね。スクリーンという物理的な形態を楽しむ映画マニアとしては、映画館というフォーマットが衰退するのではないかという懸念もあります。

A.そうだと思います。僕もそれが、とても悲しいんですけど 劇場がだんだん少なくなりそうで、特に大型劇場、マルチプレックスが消えていくんじゃないかと思います。

むしろ、マルチプレックス以前にピカデリー、團成社があった時代に戻るのではないかという気も。そしてもっと遠い未来にはいつか映画館に人が敢えて行くことはないような感じもします。少し悲しいですね。






ひとこと


監督がしたかった「ソボク」の話は「哲学」。難しいからこそ『挑戦する価値があって、やってみる価値がある』と選択したコンユさんの素直な語らいに、さらに映画が楽しみになりますね♪


✳︎写真と記事はesquirekoreaよりお借りしました。



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