韓国旅行|興味深く解決する離婚·キャリア断絶···JTBCドラマが取り戻した「バランス感」♪

韓国旅行|興味深く解決する離婚·キャリア断絶···JTBCドラマが取り戻した「バランス感」♪







JTBCドラマが華やかに復活中です。一時、多数のドラマが相次いで0~1%台を記録し憂慮をかもし出したりもしましたが、20%を越えて大きな愛を受けた「財閥家の末息子」から10%後半台を記録中の「医師チャ·ジョンスク」まで、興行ドラマを繰り返し輩出し、再び視聴者の関心を集めています。

現在放送中のJTBC金土ドラマ「医師チャ·ジョンスク」が2回で8%を突破したのに続き、最近の回では18%の視聴率を記録し着実な上昇傾向を見せています。

何よりシーズンを重ねながらしっかりとしたファンダムを形成中のSBS金土ドラマ「浪漫ドクターキム·サブ」まで抜いて「びっくり興行」に成功しました。












「医師」チャ·ジョンスクが主人公ですが、医学ドラマというよりは家族ドラマに近い展開を見せています。

20年目の専業主婦チャ·ジョンスクが、なぜ1年目のレジデントにならざるを得なかったのかを徐々に描きながら、視聴者たちと序盤から深い共感を形成しました。

チャ·ジョンスクの成長期をジーンと描き出す一方、家族との葛藤を通じて緊張感を高めています。

不倫などの素材には多少慣れているものの、これを興味深く解きながら多くの視聴層を巻き込んでいます。

結局、キャリア断絶主婦の挑戦記を通じて時代を貫くメッセージを大衆的に解きほぐしたことが「医師チャ·ジョンスク」の力になったわけです。






「医師チャ·ジョンスク」





何よりも俳優ファン·ジョンミンのドラマ挑戦で注目を集めたものの、低調な視聴率を記録した「ハーシー」から、ホ·ジノ監督とチョン·ドヨンが会ったにもかかわらず「重い」という酷評を受けた「人間失格」。

コ·ヒョンジョンの復帰作だった「君に似た人」、イ·ヨンエの変身で話題を集めた「クギョンイ」など2020年から2021年まで約2年間不振な姿を見せたJTBCが再び活気を取り戻したことにさらに喜びもあります。

当時、これらの作品が意味のあるメッセージを真剣に解きマニアたちの好評を得たものの、過度に重かったり遅い展開で大衆性確保には失敗し物足りなさを残しました。












しかし昨年11月に放送を始めた「財閥家の末息子」から雰囲気が全く変わってきています。

このドラマは財閥総帥一家のオーナーリスクを管理する秘書が財閥家の末息子に回帰し人生2回目を生きる過程を興味深く描き出し、20%内外の高い視聴率を記録しました。

俳優のソン·ジュンギ、イ·ソンミンなどラインナップももちろん華やかでした。

しかし主人公ユン·ヒョヌが財閥家の孫チン·ヒョヌになって復讐を敢行する過程で、大型韓国の近現代史を溶け込ませ、中高年視聴者の関心を引き出した一方、「イ·センマン(今回の人生は終わった)」を叫ぶ若年層には「金のスプーン」ファンタジーを間接体験する快感を与えました。

このドラマもやはり今の視聴者たちの共感できるメッセージをファンタジージャンルで解きほぐし、面白さと意味の二兎をつかんだドラマになりました。

この他にも女性会社員の現実を盛り込んだ「代行会社」から「離婚」に対する真剣ながらも変わった接近を見せた「神聖な離婚」等、時代像を興味深く反映する試みが着実に続いています。

「代行会社」もまた10%を越える高い視聴率を記録し、「神聖な離婚」は7.3%で始まり最終回では9%を越え有意義な結果を残しました。



ひとこと


どれか一つを過度に扱わず”時代を貫くメッセージを(バランスよく)大衆的に解きほぐす”…重さと軽さがちょうどいい塩梅であることが「Dr.cha」の成功の秘訣でもあるのですね♪


✳︎写真はjtbcより記事はdailian.coからお借りしました。

«  ← 次の記事|
|前の記事 →  »

ソウルのおしゃれ

おかげさまで増刷されました!
ありがとうございます!
 
管理人が書いた、韓国旅行の上級者向けの本
→「ソウルのおしゃれ」はこちらで感想を確認できます

にほんブログ村 旅行ブログ 韓国旅行へ
韓国旅行ブログ村

トラックバック & コメント

コメントを書く


»
«