韓国旅行｜『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』視聴者が幸福感を感じるもう一つの理由はチーム長、チョン·ミョンソク弁護士？

「私にもあんな上司、大人がいたらいいですね」

ドラマ「ウ·ヨンウ弁護士は天才肌」(ENA)を見ながら視聴者が幸福感を感じるもう一つの理由は、まさに「良い上司」「良い大人」に対する期待です。

劇中のチョン·ミョンソク（カン·ギヨン）弁護士を見ながら、視聴者たちは現実で必要な先輩、職場上司、良い大人の姿を描きます。

チョン弁護士はウ·ヨンウの成長を助けるシニア弁護士として理想的な職場上司の姿を見せてくれます。「ヨンウのオフィスダディ」「サブパパ」というニックネームもできました。

チョン·ミョンソクがウ·ヨンウに接する姿を見れば、「良い先輩·上司·大人はどうしなければならないのか」という問いに対する答が見えます。

チョン·ミョンソクは最初からウ・ヨンウに心を開いた人物ではありませんでした。彼はウ·ヨンウが自分のチームに合流した時、障害があるという話を聞いてローファーム代表を訪ねて抗議しました。

「自己紹介もまともにできない子ですよ。…とにかく私とは違います。」と障害に対する偏見を示しました。しかし、ウ·ヨンウに事件を任せてみては変わります。

ウ·ヨンウが刑事事件を刑法だけ見ずに民法に変えて考え隠れた争点を捜し出すと、自身が偏見に捕らわれたことを認め謝罪します。「お見事。こういうのは私が気づくべきだったのに、見方が甘かったよ。」「素晴らしい、争点をよく見つけた。」という称賛も欠かしません。

自分の過ちを認めて先に手を差し伸べて謝罪できる上司の姿に視聴者が歓呼する理由は現実ではこのような大人が珍しいためです。

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さらに最近「2030万博」釜山誘致のための広報大使に委嘱されたグループBTSを巡る政治家たちの無礼な記念撮影が論難になり、チョン·ミョンソクキャラクターはより一層注目されています。

チョン·ミョンソクは自分より若いとむやみに接したりはしません。マナーと思いやりが身についています。むしろマナーのない大人からウ·ヨンウを守ってくれたりもします。

チョン·ミョンソクは法廷で会った同期がウ·ヨンウを見て指差しながら「この子がまさに」と言って近づくと、彼の指を包み話題を変えました。マナーのない大人からウ・ヨンウを守ったのです。

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どんなことが起きた時もその責任を後輩に転嫁しない点もチョン·ミョンソクのキャラクターが輝く地点です。

法律事務所「ハンバダ」はウ·ヨンウと同僚弁護士のチェ·スヨン（ハ·ユンギョン）が引き受けた公益事件で数億ウォンの顧客を逃すことになりました。これに怒った同僚が後輩たちと一緒にご飯を食べているチョン·ミョンソクを訪ねてきて「たかが公益案件」云々と言って暴言を吐き出ます。

ウ·ヨンウとチェ·スヨンは自分たちの行動で先輩が困難なことを経験すると、しきりに謝ります。しかし、チョン·ミョンソクは頭を下げるチーム員たちに「私がやめろと言ったじゃないか!」というような言葉で責めません。彼はむしろこう言うのです。

「新人が謝るな。私のせいだ。それでもたかが公益案件、たかが脱北者一人とは考えるのはよそう。数十億が入る案件ではないけど、頑張ろう。」

「全部食べて。私は失礼する。恥ずかしくて…先に行くよ。」同僚が暴言を吐いても言うべきことだけを言って我慢する姿とチーム長としての責任感、そして「恥ずかしくて…先に行くよ。」というウィットまで…。. 多くの人々は、このようなチョン·ミョンソクの姿に歓呼しました。