韓国旅行｜信じて見る…【キム・ゴウン – ナム・ジヒョン – パク・ジフ】の『シスターズ』♪ | 旅行のプロ元CAによる韓国旅行とソウル旅行ブログ「ソウルのおしゃれ」

韓国旅行｜信じて見る…【キム・ゴウン – ナム・ジヒョン – パク・ジフ】の『シスターズ』♪

まさに、信じて見る組み合わせです。先週末、初放送を終えたtvNの新しい土日ドラマ「シスターズ」が放送前から注目された理由です。

TvN「マザー」と映画「お嬢さん」、「別れる決心」(監督パク·チャヌク)のチョン·ソギョン作家と、tvN「王になった男」、「ヴィンチェンツォ」のキム·ヒウォン監督が集まりました。

さらに、映画版で経験豊富なリュ·ソンヒ美術監督、パク·セジュン音楽監督が参加しました。

俳優のキム·ゴウンから、ナム·ジヒョン、パク·ジフ、ウィ·ハジュン、オム·ジウォン、オム·ギジュン、キム·ミスク、カン·フンなど俳優陣も華麗でした。

評判のお祭りに食べ物がないことも多いものですが、今回は違ったようです。実際、期待以上でした。

「シスターズ」は貧しくても友愛に満ちた3姉妹が700億ウォンを巡って有力な家門に対抗する話を描きます。同名の古典小説を韓国風にアレンジしました。

小説の中のメグの現実感と虚栄心、ジョーの正義感と共鳴心、エイミーの芸術感覚と野心をオ・インジュ(キム・ゴウン)、オ・インギョン(ナム・ジヒョン)、オ・イネ(パク・ジフ)の3姉妹のモチーフにしました。

1、2回から吸引力のある話が繰り広げられました。貧乏の絆に苦しむインジュとインギョンは、妹のイネに献身するお姉さんたちです。

ある日、彼らが用意したイネの修学旅行費を母親（パク・ジヨン）が用意して夜逃げする事件が起きます。お金を工面しようとインジュは会社内の秘密の友達だったファヨン（チュ·ジャヒョン）に、インギョンは仲が良くなかった叔母（キム·ミスク）に近づきます。

イネは姉たちの苦労が嬉しくありません。インジュはファヨンの死を目撃し、彼女が残した巨額のお金を発見します。

記者であるインギョンは、有力なソウル市長候補のパク·ジェサン(オム·ギジュン）の後を追って酒酔い状態で働いた事実が明らかになり、停職処分を受けます。

絵の素質があるイネは学校の友達ヒョリン（チョン·チェウン）の代わりに絵を描いてあげることでお金を稼ぎ始めます。

インジュはチェ·ドイル（ウィ·ハジュン）とともにファヨンが横領した会社の秘密資金700億ウォンを取り戻そうとしますが、有力な容疑者だった会社取締役シン·ヒョンミン（オ·ジョンセ）がインジュの前で死を迎えます。

インギョンは自分にパク·ジェサンの不正を証言しようとした人が死ぬと真実を探しに出ることにするのです。

二つの事件が並んで展開されますが、難しくはありません。一見複雑に見えても、一つのつながりに向かって突き進んでいます。

劇の流れにじっくりついて行けば人物が見えて話が明らかになり「シズターズ」の世界に陥ることでしょう。

「別れる決心」で「ついに」「崩壊」などの表現で「言葉の味」を出したチョン·ソギョン作家の特技は今回も真価を発揮します。

日常的な単語を独特の台詞にして心に響かせるのです。劇の色彩は鮮やかになり、心に深い響きを残します。

「シスターズ」には疑いをおさめることができない人物がいっぱいです。 ミステリーな事件は緊張感を導く鍵です。

キム・ヒウォン監督の演出力も優れています。空間が与える威圧感と窮屈さを表現し、多様な撮影構図で人物の心理を極大化するなど印象深い演出が色々な場面で見られます。

俳優たちはそれぞれ自分の分以上をやり遂げています。キム·ゴウンを中心にナム·ジヒョン、パク·ジフが力を加えています。

代表的な悪役に挙げられるオム·ギジュンはもちろん、特別出演したチュ·ジャヒョンとオ·ジョンセの活躍まで目立っていました。

細かい反転と没入感を加える画面に俳優たちの力強い演技が調和し、新しい面白さを抱かせています。「シスターズ」1回の視聴率は6.4%、2回は7.7%を記録しました。(ニールセンコリア全国有料世帯基準)