韓国旅行|様々な解釈のある結末は…『私の解放日誌』作家パク·ヘヨンインタビュー♪

韓国旅行|様々な解釈のある結末は…『私の解放日誌』作家パク·ヘヨンインタビュー♪







2022年上半期の文化現象として記録される「チュアン(崇める)」シンドロームは作家パク·ヘヨンの作品世界に陥った大衆の肯定的な回答でした。

ドラマ「私の解放日誌」の主人公であるクssi(ソン·ソック)とヨム·ミジョン(キム·ジウォン)の切ない関係は愛という2文字だけでは解釈し難いものでした。

心がしびれるような魅力の背景です。 作品に穏やかに溶け込んでいるストーリーと余韻を加える台詞が作り出したアンサンブルではないでしょうか。

「私の解放日誌」はそのように人生ドラマ隊列に合流しました。 パク作家は人生ドラマの代名詞と呼ばれる「私のおじさん」に続き、もう一つのホームランを放ったわけです。

台詞の美学をきちんと見せてくれた「私のおじさん」の余韻は「私の解放日誌」にそのまま染み込んでいました。









-「私の解放日誌」の結末に関する意見がまちまちです。 オンラインには自分だけの解釈を出す文が相次いでいます。

▲敍事の結末はさまざまな解釈があり得ます。 「閉じた結末」と評価される作品ももう少し考えてみれば確定していない部分が少なくないでしょう。

結末は「彼らはこうなった」ではなく、劇の始まりから続いてきた考えと行為が集まる一点だと思います。 話の終わりかもしれないし、新しい始まりかもしれません。

-創作者の過度な解釈は視聴者解釈を制限する危険があり慎重ですが、クssiの今後の歩みが気になる人があまりにも多いです。

▲クssiはヨム·ミジョンを通じて学んだことがあります。 自分の物差しで人をむやみに評価したり判断せず、ありのままに崇めて、また崇められる時の自由さです。

自分をあれほど苦しめた歪んだすべての関係から解放される方法を垣間見ることができます。

今は、先輩に裏切られて、体は満身創痍ですが、今日は、とりあえず、「一歩、一歩、自分を追い立てて…。そのように毎日少しずつ良くなる人生を生きていくと思います。

-「私の解放日誌」の「私を崇めて」という台詞が流行のように広がりましたが、作家は何をあがめているのでしょうか?

▲私は人を評価する気質があります。 通りすがりの人を見ても心の中で評価し、バスの中で目立つ人も心の中で評価します。 大抵は否定的な評価です。

一言で悪口です。 そうするうちに反省します。 崇めることはともかく、習慣的に人を判断したり評価したりするのはやめます。

いくら心の中で考えた言葉でも、その種はどこにも行きません。 しかし、今日ももう公共の場で出会った何人かの方を心の中で…(笑)。










-「私のおじさん」を人生ドラマに挙げる人が多いです。 ドラマの終映から4年が経った今まで余韻を感じる人が多いが、感想が気になります。

▲その時、私たちがでたらめなことをしたわけではなかったという安堵感と、終映後一度もお会いできなかった200人余りのスタッフの方々と静かな連帯意識のようなものを感じています。

「私のおじさん」チームはただ一人からも、いかなるずれや漏水が見られなかったです。 私たちは皆、このドラマがどこに行かなければならず、どのように作られなければならないのか知っているようでした。

そのように合わさった一つのチームだったので結果が良かったし、現在まで話題になるのではないかと思います。










-是枝裕和監督、パウロ·コエーリョ作家などを含め、世界的に絶賛されました。 是枝裕和監督は劇中のイ·ジアン(アイユ)に魅了され、自身の映画「ブローカー」の主人公に選びました。

▲作家としてとても気持ちいいです。 ただ、この質問は私よりは監督や俳優の方々が答えてくださるのがより適切だと思います。

-「マイ·ディア·ミスター~私のおじさん~」の台本集も大人気を博しました。 台本集は20~30代の女性が好んで訪れるという通念を破り、男性購買者の割合が高かったです。

▲私のおじさんはドラマをよく見ない男の方がたくさん見たという話を聞きました。その影響で台本集まで購入されたのではないかと思います。

推測すると、ドラマの多くの男性主人公が発散型だったとしたなら、パク·ドンフン(イ·ソンギュン)は収れん型だったからではないかと思います。 同じ収れん型の男性の方が見てくれたんじゃないでしょうか。











-「どんな経験をすればこんな文を書けるのだろう?」と気になる人が多いです。 誤解かもしれませんが、なぜか痛みの経験も多いと思います。

▲何か痛みと特異な経験があって文を書くと考える方が多いですが、そうではありません。

私も作家たちは何か違うと思っていましたが、実際に作家になって同僚や先輩後輩たちを見ると違わなかったです。

その事実に少しがっかりしましたが、すぐ安堵しました。 良い文章を書く方には特徴があると思います。 「人間に対する愛情」があるという…。










-珠玉のセリフを生み出すための苦労が気になります。

▲人間は一種なので、私の喉の渇きは大衆の渇きだろうという想定の下、私の喉の渇きを癒すやり方で人物を捕まえます。

「私のおじさん」企画意図にはこのような文がありました。「騒がしくはありませんが、人間の根源に深く根付いている人々。 そんな澄んだ人たちを感動させたいです。」

もともと人間とはこんなものだったらしく、私たちが忘れていた人間の魅力を見せてくれる…。平凡に見える人間の熱さを描いてみたかったようです。台詞を苦痛の中から生み出すというよりは、人物に憑依して生み出すという表現が正しいようです。

-台詞とキャラクターの両方が子供のようですが、特に気になる子供がいるものです。 –そんな台詞やキャラクターはいますか?

▲劇で良い結末をつけることができなかったキャラクターが一番気になります。 悪役である俳優の方々は、自分の中から悪を引き出すためにどれほど努力しているのか分からないです。

そんな演技をしたら焼酎を飲んで帰って、それこそ眠れなくなるんですよ。 悪人はただ悪人として劇を終える時、その役割をした俳優さんに非常に申し訳なくなります。 それで気になります。











-名目的に主人公はいますが、すべてのキャラクターが主人公のように感じられます。 彼らの人生が多彩に描かれる楽しさがあります。 特に気を使った部分ですか?

▲一度登場したら、劇中で自分の人生を生きなければなりません。 映像化を目的とする文なので、演技する俳優が明確にいて、自分の世界がある人なので人間的な待遇をしなければならないという考えがあったようです。

人物をまともに描くことができなければ、打ち上げパーティーでその俳優の顔を見ることができません。 すみません。

-ドラマ執筆、製作過程で何が一番記憶に残っていますか?

▲書いている間ずっと保護されている気分でした。 誰も私に触れないようにし、静かに文だけ書かせました。

さらにある日、先輩作家が電話で「このチームにそんなことがあったんですよね?」と言ってきましたが、私は初めて聞く話でした。 良くない話は、私の耳に入らないようにしているようでした。 ありがとうございました。

-一番記憶に残る、満足した反応やフィードバックを紹介してください。

▲「私のおじさん」の最後の放送後、視聴の感想の中で、「とてもありがたくて作家にお金(3万ウォン)でもあげたい」という文を見たことがあります。

本当に真心がこもっていて、もらってみたかったです。 あなたの感謝を私が正確に受けたと知らせたくて3万ウォンを受け取って来たい心情でした…。



ひとこと


さすがは「台詞の美学」と称される2本のドラマを書いた作家さんです。なかなかインタビューは受けない方のようですが、多くない語りの中に鋭い視線や感性が滲んで、次回の作品がさらに楽しみになりますね♪


✳︎写真はnetflixより記事はasiae.coからお借りしました。

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