韓国旅行｜月に希望を見出す水不足人類… 【ペ・ドゥナ – コンユ】の『静かなる海』グローバル7位で出発！ | 旅行のプロ元CAによる韓国旅行とソウル旅行ブログ「ソウルのおしゃれ」

韓国旅行｜月に希望を見出す水不足人類… 【ペ・ドゥナ – コンユ】の『静かなる海』グローバル7位で出発！

✳︎この記事にはドラマの内容が含まれています。試聴がまだの方はご注意ください。

「水泳？」
「水の中で、勝手に動けるんだ、魚のように」
「チッ、魚はもう死んでる。」

子供は「水泳」を知らず、魚はすべて死んだ世の中。24日公開されたNETFLIXシリーズ静かなr海」は漢江が乾ききって地球全体が深刻な水不足に苦しむ近未来が背景です。

大干ばつ後に生まれた子どもたちのうち10人が5年も生きられず、個人別等級によって飲み水を決められた量だけを分配する「飲み水配給権」で水を得ることができる世界。

『静かなる海』でソン·ジアン(ペ·ドゥナ)は最初から「データストレージ」を探すために基地のあちこちを探索する。

◇水不足の人類、死ぬ前の「水におぼれる幻覚」アイロニー

『静かなる海』の首席エンジニアリュ·テソク（イ·ジュン）は軍人出身で、宇宙航空局の任務に志願した人物だ。

こうした地球を後に、月面「古窯の海」に建てられた韓国宇宙航空局の「渤海基地」で一連の事件が起こります。

5年前の事故で117人が命を失った渤海基地の永久閉鎖の決定が下され、閉鎖前の重要なサンプルを最後に確保するために11人の隊員が派遣されます。

しかし、基地に到着した後、サンプルを探す過程で事故で隊員たちが一人二人と死亡し、一部は未知の物質に露出された後、全身に開いた穴から水を噴き出して死にます。

水不足の時代に、水を果てしなく吐き出し、肺に水が溜まって死に、水を救うために旅に出た水が一番大きな恐怖になります。

◇言われた人、言われた通りにする人、疑問符を投げる人。

『静かなる海』で渤海基地を派遣する宇宙船の隊長ハン·ユンジェ（コンユ）と動物行動学者ソン·ジアン（ペ·ドゥナ）は劇中から対立するが、後半になるほど同じ目標に共感する。

「静かなる海」の宇宙隊員たちは通常の宇宙背景SFのように目標に邁進する代わりに多様な姿を見せてくれます。

水で分かれた階級化した世の中、水不足解決という「大義」のために無惨な不法実験にも目をつぶる組織の残忍さ、その秘密を隠す過程に動員された個人のトラウマ、不当な「過程」に疑問を抱く個人などを多層的に描きました。

渤海基地に一緒に派遣された医師ホン·ドク（キム・ソニョン）と動物行動学者ソン·ジアン（ペ·ドゥナ）は、作戦序盤から曖昧な上部の指示に疑問符を投げかける。

◇宇宙物だが、宇宙物ではない。

「静かなる海」にはSFと言えば通常思い浮かぶ「宇宙服を着た惑星表面」の場面が劇の序盤と後半のたった2度だけ登場する。無重力状態の遊泳を演じるのはコンユ一人だけだ。

宇宙を背景にしていますが、「宇宙」は主要素材ではありません。宇宙船打ち上げの緊迫した描写も、打ち上げシーンの花火以後すぐに宇宙画面につなげてクリシェを消しました。「無重力」のシーンも1シーンだけです。

チョン·ドクヒョン大衆文化評論家は「月という背景だが限られた空間で人物の心理や欲望を描き、地球危機に関する話も一緒に描いた点が興味深い作品」

「宇宙が背景だが極限の恐怖を作るのは普通描く”重力、空気のない環境”ではなく“基地の中の水”という点が想像力の次元を広げた要素」と評しました。

「宇宙」は人間の弱さを強調するために極限環境を作るのに主に利用されました。基地の外の月の環境に露出される場面は非常に少ないですが、酸素供給と体温維持のために保護服で武装した状態で忘れた頃に鳴る「直ちに生命維持装置充電要望」アラームは、外部環境に脆弱な人間の弱さを思い起こさせます。

◇公開初日、グローバル7位

Flix Patrolによると、「静かなる海」は公開翌日の25日、NETFLIXのテレビシリーズで世界で7位となりました。

全世界1位は22日、シーズン2が新たに公開された「エミリー·イン·パリ」でした。「静かなる海」は国家別では韓国で唯一1位でした。ただ、人口の多い米国とカナダで5位を占めた点も目を引きます。

アメリカの批評サイトIMDbでは7.1点、10点満点の観客が29.3%、7~10点の観客が全体の74.5%を占め、好評が多い方です。

「静かなる海」は生存者が月から離れる場面で終わります。どこに着くか、到着した後の話は未知の領域に残りました。

製作発表会でチェ·ハンヨン監督とパク·ウンギョ作家が「言いたいことが多すぎる」と言っただけに、シーズン2を期待できる結末です。