韓国旅行|『涙の女王』”ホン·ヘインの迷いの白樺の森”、実は「仮想空間」だった♪
CJ ENMがドラマ制作にバーチャルプロダクション(仮想制作)技術を本格的に活用しています。
時空間の限界を超えたバーチャルプロダクション技術を活用し、ドラマ制作の効率性と完成度を極大化するという構想です。
最近終映したtVN人気ドラマ「涙の女王」にも関連技術が溶け込んでいました。
CJ ENMは2022年に開館したバーチャルプロダクションステージ(VPステージ)でドラマ·バラエティ·広告·ミュージックビデオなど計50ヶ余りの作品を撮影したと21日明らかにしました。
VPステージは360度の壁面と天井を囲む超高解像度の発光ダイオード(LED)画面に仮想環境を具現し、コンテンツを制作する施設です。
直径20メートル、高さ7.3メートルで、国内最大規模です。解像度は32K(3万720×1万7280)で世界最高水準です。
代表的なものとして大人気のうちに終映したドラマ「涙の女王」がVPステージを活用しました。
主人公のホン·ヘインに扮した俳優キム·ジウォンが難病で幻視を見ながら迷う異国的な風趣の白樺の森が具現された空間がまさにVPステージです。
超大型LEDの中にはシラカバ特有の真っ白な幹と雪の降る絶景が広がり、床にはどっさりと積もった雪原が作られました。 俳優の演技と後半のコンピューターグラフィック(CG)作業が加われば、雪の降る白樺の森が完成します。
CJ ENM関係者は「バーチャルプロダクション技術を活用すれば冬という季節的限界、白樺が鬱蒼とした森という空間的限界を越えることができます。」
「特にLEDスクリーンに実際のように具現された空間ですべてのスタッフと俳優たちがリアルタイムで同じ場面を共有することができ、現場感あふれる撮影と没入感あふれる演技が可能です。」と説明しました。
撮影難度が高いことで知られるドライブシーンも、VPステージでは効率性が増大します。
「涙の女王」のドライブシーンをはじめ、昨年公開されたTVINGオリジナルドラマ「運の良い日」の走行シーンの多数もVPステージで撮影されました。
俳優たちが着席した自動車の後ろに水が流れるようにLEDの背景だけを変えれば、昼夜を問わずソウルから地方の小都市まで全国を走り回ることができます。
道路統制で発生する煩わしさや安全問題から自由だという長所があり、ロケ場所の渉外や気象状況などの制約なしに撮影することもできます。
実際、「運の良い日」を製作したスタジオドラゴン製作陣によると、VPステージ撮影で撮影時間が約20~30%短縮されたといいます。
最近はロイター通信もCJ ENMのVP技術力に注目しました。 ロイター通信は関連報道を通じて「雪原や道路などロケーション撮影に限界がある場面をVPステージを活用して効果的に演出することができる。」
「例えばAI技術で具現した白樺林のように、AI技術が融合されたVPステージは人が描けない細かい背景まで早い時間に作ることができ撮影効率性と作品完成度を同時に極大化する。」と言及しました。
CJ ENMはVP技術を活用したコンテンツ製作に速度を上げる計画だ。 2022年開館当時、年間約12編がVPステージで撮影されましたが、今年最初の3ヶ月ぶりに10編余りの作品がVPステージを訪れた。 現在まで約50作品がVPステージで撮影されました。
CJ ENMバーチャルプロダクションのアン·ヒス担当プロデューサーは「CJ ENMはハリウッド水準のVP技術を土台に多様なジャンルのプロジェクトを通じて製作経験を構築しています。」
「製作環境を改善し作品の完成度も極大化できるというVP技術はコンテンツ製作の新しいパラダイムを提示するでしょう。」と説明しました。
ひとこと
“すべてのスタッフと俳優たちがリアルタイムで同じ場面を共有でき、現場感あふれる撮影と没入感あふれる演技が可能”…最新の撮影技術には本当に驚くばかりですね♪
✳︎写真はtvN,CJ ENMより記事はajunews.comからお借りしました。
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