韓国旅行|「ヌルンジベクスク」ソウル城北洞の絶品グルメ♪

韓国旅行|「ヌルンジベクスク」ソウル城北洞の絶品グルメ♪


城北洞ヌルンジベクスク(성북동 누룽지백숙 )





本格的な寒さがやってきたソウルです。そんな時は、身体の中から温まるものを頂きたいものですね。

今日は『ソウルのおしゃれ』にも載っている、とっても美味しいお店をご紹介したいと思います。

お店の名前は「城北洞ヌルンジベクスク」 看板にはソンブクドン メミルスジェビ(そば粉のすいとん)と大きくありますね。ベクスクは、なんだか下に小さく書いてあります。

ちょっと分かりにくいですね。でも大丈夫。お店の入り口には大きな写真つきの看板がありますのでご心配なく!



お店はとても広く大きなガラスの窓が一面を占めていますので、とても明るく開放的。ひとつひとつのテーブルも大きくゆっくり落ち着いてお食事を頂くことができます。

ベクスクとは聞きなれない言葉だと思いますが、”白熱”と書くそうで、お肉やお魚を味を付けずに煮たり焼いたりする素朴な調理法のこと。

それで、日本語では「韓国風水炊き」と訳されることが多いようです。韓国では鶏肉を使ったものが多く、お店によってはタッベクスクと書いているところもありますね。


その名店がこちらです。お昼時には、行列が苦手な韓国の方々が長い列を作ると有名なお店。私たちは14時半と時間がずれていたせいで、すんなりと席に通してもらえました。

この時間ですと、噂のホワイトボードに名前や注文をハングルで書かなければいけない!などということもありませんでしたので、ご旅行で行かれる方は、是非お昼時を避けて行くことをお勧めします。

お店は城北洞らしい山の中というか、日本の避暑地のようなとても静かな場所にあります。城北洞は屈指の高級住宅地ですから、皆さん車で来られるようでした。

中に入ると写真つきのメニューが来ますので安心です。ただお目当てのヌルンジベクスクのお値段W39000(現在は値上がりして、W42000)が1人前の価格?とびっくりしてしまうのですが、安心してください。

セットのお値段のうえ、軽く3人前はあります。実際、3-4人で召し上がっている方が多かったようです。ワリカンにすれば、そんなに高くはないです。

こんなに食べられないと思っても、セットのそば粉のジョン(チヂミ)はサービスなので必ずついてきます(笑)



早速、ムルキムチ、カクテギ、ペチュキムチときゅうりと青唐辛子にお味噌がやってきます。白い食器にそれぞれがとても品良く盛られていますし、このお味噌がとても美味しい!

ポリポリしているうちに、来ました!一瞬のけぞる大きさのメムルジョン(そば粉のチヂミ)です。赤、緑、黄色、白とさりげなく、でも美しいあしらいがされています。

残すのは申し訳ない・・・などという心配はすぐに吹っ飛びました。美味しい~ とても軽いです。外はカリッと香ばしくて中は薄いのにもちもち。あっという間になくなりました(笑)



ほどなくして、とても大きくて、とても重そうなお待ちかねのヌルンジベクスクの登場です!



ちょっとドキッとする鶏肉の姿と大きさに圧倒されて、ヌルンジがどこにあるのかも分からないまま、周りの方に習ってお皿にお箸を伸ばします。

水炊きではなくサムゲタンに近く、鶏肉の中にナツメ、栗、大きなニンニク、高麗人参、もち米が入っていますが、とても柔らかいです。そして、とてもさっぱりしています。

サムゲタン実は苦手で食べられないのですが、こちらは胸肉みたいで本当にヘルシー。味付けはされていませんので、別添えの美味しいお塩をお好みでどうぞ。

正直、初めは、その見た目の姿にぎょっとしたものの夢中で食べてしまいます。

お肉を結構いただいたところで、何と!今食べているお皿を持ち上げ、テーブルの上に下ろします

つまり、鶏肉の乗ったお皿がヌルンジのフタ代わりになっていて、お皿の上のお肉も、下のヌルンジも、どちらも冷めずに保温されている!

なんて素晴らしいアイデアなんでしょう。感心してしまいました。



ヌルンジ、私はスンドゥブの後に出てくるおこげにお湯を入れたものを想像していたのですが、全く別物でした!鶏のスープで炊いたもち米のおかゆみたいで、こちらにも鶏肉が入っています。

これが美味しいのなんの。忘れられない深~いお味でした。すべてが本当に美味しくて満たされました。ただ2人では確かに多いです。やはり食べ切れません。

それで、おみやげにすることをお店の方が勧めてくださるのですが、旅行者にはちょっと無理かなと思います。ホテルに持って帰って冷たいヌルンジを頂くことは到底考えられないですから。訳を話してお詫びしてお店を出ました。

それほど、寒くない日には食後は少し歩いてカフェを目指すのもいいですね。城北洞には本当にステキなカフェがたくさんありますから!

詳しくは是非をご覧くださいね。様々な魅力に溢れた城北洞を素敵にご紹介しています。

明洞からもタクシーなら10-15分くらいですし、少しだけ足を伸ばされてはいかがでしょうか?

住所  ソウル市 城北区(ソンブック)城北2洞(ソンブッイードン)281-1
     서울시 성북구 성북2동 281-1
電話  02-764-0707
営業時間 11:30-22:00(ラストオーダーは21:00)
休み   旧正月、秋夕

行き方 地下鉄4号線の漢城大(ハンソンデ)駅で降り、6番出口を出て1111番あるいは2112番の終点で下車。
バスを降り、すぐ右に50m行くと、左側に大きな看板がでています。

2011年11月25日 コメント&TB(0)
カテゴリ: ソウルグルメ


«  ← 次の記事|
|前の記事 →  »

ソウルのおしゃれ

おかげさまで増刷されました!
ありがとうございます!
 
管理人が書いた、韓国旅行の上級者向けの本
→「ソウルのおしゃれ」はこちらで感想を確認できます

にほんブログ村 旅行ブログ 韓国旅行へ
韓国旅行ブログ村

トラックバック & コメント

この記事のトラックバック用URLはこちら

コメントを書く


»
«