韓国旅行|『花よりおじいさんリターンズep8』美しきウィーン、おじいさんたちのネバーエンディング旅行♪
おじいさんたちの旅行は楽しいばかりでした。そして、最後の訪問地オーストリア・ウィーンは本当に美しかったです。
古風で美しい空のようなという都市の魅力、過去と現在が共存するその都市には音楽がいっぱいでした。
小さな公演場には毎日クラシック演奏が続いて、生活の中で自然に文化を楽しんでいるウィーンはおじいさんたちにとっても最高でした。
3年ぶりにまた集まって始まった旅行。
その旅行を初めて一緒にしたキム・ヨンゴンはなぜ早く彼を打診しなかったのかもどかしいほどでした。
おじいさんたちの活力素になってくれたキム・ヨンゴンの参加は<花よりおじいさんリターンズ>のすべてと言っても過言ではないほど重要な選択でした。
旅行の最後に差し掛かると思うと、これが最後の旅行ではないかと寂しいです。
製作陣がどのような考えを持っているのかは分からないですが、<花よりおじいさんリターンズ>は、おじいさんたちの最後の旅行という感じが強くしました。
そうではない可能性もありますが、以前の旅行と違った雰囲気は、まるで生涯最後の旅行に出発したおじいさんたちの様子を見るかのようだったからです。
70歳を越えて、80歳を超えたおじいさんたちに長い旅行は無理をさせるしかないものです。
年齢の壁は心とは違って、厳しい旅行をするしかないようにするからです。
そんなおじいさんたちの特性に合わせて、よりリラックスした旅行ができるように変化しなければならない必要もありそうです。
今度の旅行はそのような部分が多く反映された姿でした。5年前に初めて旅行をする時は、歩くのがすべてという気がするほどでした。
製作陣の要求に応えなければならないおじいさんたちの旅行は、それで大変にならざるを得ませんでした。
特に、腰と足が痛いペク・イルソプには不満を歌う旅でした。
ギリシャを皮切りに、フランス・パリとスペインなど欧州を経て、台湾まで続きました。
そして3年を休んでいる間、<花よりおじいさん>は終了したように見えました。しかし、再び団結したおじいさんたちの旅行は幸せでした。
ドイツ・ベルリンを皮切りに、チェコ・プラハに続き、オーストリア・ウィーンにつながるおじいさんたちの旅行。
久しぶりに再び会った友達と一緒に行く旅行は嬉しいしかなかったはず。休んでいた間の切実さも一役買ったようでした。
時間を捻出して、本来なら一緒に旅行をし難い現実の中で、放送を通じてヨーロッパ旅行をするのは、何にも変えられない経験であり、プレゼントだからです。
最後の訪問先であるオーストリアではクラシック公演を共にしました。
小さいですが、日常に浸透したクラシックを感じた小さな公演はオーストリアを明確に示しました。
小さくてより魅力的だったアリア公演。私たちにも慣れたクラシックナンバーはおじいさんたちのことも幸せにしました。
アリアを聞きながら涙を流すキム・ヨンゴンの姿は、今回の旅行の価値をもう一度考えさせてくれました。一人で旅行に来て公演を見て感じられる感動ではないはずです。
放送がなければ不可能な彼らの旅行は、そのためさらに特別になるしかありませんでした。
昔からよく聞いていたアリアをすぐ目の前で聞いた瞬間の感動は、いつも笑っていたキム・ヨンゴンをも泣かせました。
最後の日の旅行は各自、自由旅行でした。朝早くシュテファン大聖堂を訪れたパク・グンヒョンにはこれより貴重なプレゼントはありません。
どんな旅行先に行ってもそこの聖堂を訪れた敬虔なカトリック信者のパク・グンヒョンにシュテファン大聖堂は当然求めなければならない特別な空間でした。
65年という工事期間が示すように、精巧さがいっぱいのこの巨大な聖堂はモーツァルトが結婚式をし、彼の葬式が行われた空間でもあります。
それだけ長い歴史を持ったシュテファン大聖堂は、オーストリア・ウィーンをさらに特別に価値あるように作る空間でした。
オーストリアの画家で世界的な画家でもあるグスタフ・クリムトの絵が展示されたのベルヴェデーレ宮殿内宮殿は美しかったです。
夏の宮殿に比べたら小さいですが、その中にすべてを盛り込んだベルヴェデーレ宮殿、その中に展示された黄金色の画家の名作にはみんなを魅了しました。
イ・ソジンが本当に感動したという’キス(実際の作品名は恋人)’は画面で見も皆を圧倒する水でした。
絵の大きさだけ見ると、ナポレオンの絵が圧倒的なものでしかありません。
しかし、華やかさと優雅さ、そして感動を共に搭載した巨大なクリムトの’恋人’は、それ自体だけでも強烈でした。
クリムトの絵に圧倒されて小さな額まで購入したシングの感激は想像より大きかったように見えました。
その感動を逃さないために努力する部分がよく現われていたからです。
最後の日、おじいさんたちを、をもっと幸せにしてくれたのはウィーンを旅行していたソン・スクと昼食を共にした時間でした。
一緒に芝居をし、誰よりも良好な関係にあるイ・スンジェとシングにソン・スクは古い友達であると同時に同志でもあるのです。
そんな彼らが、旅先の外国で会うということは、より大きな感動と幸せをプレゼントしました。
その場にもキム・ヨンゴンが参加すれば雰囲気が変わります。大きく笑って楽しめるビタミンのような存在がまさにキム・ヨンゴンでした。
彼は二度泣きました。
小さなクラシック公演場から聞き慣れたアリアを聞いて涙を流し、製作陣の質問の”生まれ変わったらいつが良いのか?”と問う質問に、すぐ涙を見せているキム・ヨンゴンの姿は不慣れに感じたりもしました。
しかし、笑いの裏に隠された、辛かった人生に対する悔恨でした。
他のおじいさんたちが、青春時代と話しているのとは違い、キム・ヨンゴンは新たに生まれかわりたいと言いました。
戦争を経験し、没落してしまった家、恐ろしいほどの厳しい人生を過ごさせたあの時代、おじいさんたちは同じ考えをしたようでした。
新たに生まれかわりたいという渇望は、それだけあの時代に苦労したという意味だからです。
ソウルで準備して持って行ったスーツを着たおじいさんたちの姿は全く違っていました。
スーツを着て今度の旅行の最後の目的地に向かっていく彼らの姿は、それ自体がグラビアでした。
スーツがよく似合うおじいさんたちは最も華やかで、幸せそうに見えました。ウィーン国立オペラ劇場にバレエ公演を見に行った彼らはすべてが幸せそうでした。
80年代に一度訪れたことがあるというイ・スンジェの多様な経験談と共に、モダン・バレエ公演は始まって、馴染みはないものの、芸術的感興に浸らざるを得なかったおじいさんたちは幸せそうでした。
そんなおじいさんたちの旅行は終わりました。
分断国家から統一国家になったドイツ・ベルリンを皮切りに、生涯演技者として生きてきたおじいさんたちが芸術がいっぱいのウィーンで終わった旅行は、美しいながらちょっぴり寂しいものでした。
おじいさんたちの旅行は今回が最後かもしれません。しかし、イ・スンジェとシングが望んだキューバ旅行は、やはり行かねばなりません。
今度の旅行を見ると、まだまだパワーは残っていて、旅行に対する渇望が強烈に迫ってきました。
キム・ヨンゴンというニューフェイスの登場で、より活気に満ちて幸せな旅行になったという点で<花よりおじいさん>はこれが最後ではなく新しい始まりになるべきだと痛切に思います。
ひとこと
「スーツを着たおじいさんたちの姿、それ自体がグラビア」に同感!イ・ソジンさんを含め、まさにスターそのものの颯爽とした姿で、ナPDの心憎い演出が最高に素敵でした♪
*写真はtvanより記事はmediausからお借りしました。
2018年08月21日
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カテゴリ: 韓国の文化 俳優、芸能人、女優
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