韓国文化|「ヒョジェのように」ソウル城北洞の暮らし

韓国文化|「ヒョジェのように」ソウル城北洞の暮らし


韓国が好きな皆さまは、すでにこちらの本をお持ちでしょうか?韓国で発売されたのは、かれこれ5年前。

何と、今年も増刷されたという、超ロングセラーの本です。



先日ソウルのあるカフェに行った時のことです。オーナーの方に、城北洞のお話をしたところ、「それでは、ヒョジェさんのお店にいらっしゃいましたか?」と聞かれたのです。

「もちろん、訪ねましたけれど残念なことにお休みでした。」と言うと、その若い女性オーナーさんは「私の憧れの方です。大大大好きな、とても尊敬する方です。」と目を輝かせて話してくださいました。

そして「お茶を飲む間、どうぞこちらを見てください。」とわざわざ持ってきてくださったのが、この本でした。

*******「ヒョジェのように」(효재처럼)これがその本のタイトルです。*******



ヒョジェさんのお名前は、もしかしたら、ぺ・ヨンジュンさんの本でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

ペ・ヨンジュンさんの本「韓国の美をたどる旅」で、ヨンジュンさんにキムチの作り方を教え、以来プライベートでも、大変親交の深いお2人ですから。

ヒョジェさんのお店は、城北洞の吉祥寺の前にあります。それで、一説には、ヒョジェさんを通して、城北洞を余計気に入られて、家を探すきっかけになったとか。

ヒョジェさんは韓服のデザイナーですが、その美意識で選ばれた雑貨などもお店で扱われています。(・・・と言っても、外から必死で眺めただけなんですが・・・)



開いただけで、うっとりするほど素敵な本で、ハングルが読めなくても、楽しめてしまいました。

ヒョジェさんは、韓国のターシャ・テューダー或いは、マーサ・スチュワートと言われる方で、自然と一体になった暮らしの中で、ご自身が美しいと思うもの、愛しいと思うものに囲まれて、暮らしていらっしゃいます。


いつも穏やかな笑顔が素敵で、そばにいる人まで幸せのオーラに包んでしまう方なんだと、たまたまTVに出ていらしたのを拝見して確信しました。

おこがましいですが、妖精のようにかわいらしい方でした。





本には、日本にいる私たちでも、すぐに取り入れられるかもしれない、日々の暮らしのエッセンスがいっぱい詰まっています。ちょっと手をかけるだけで、素朴なお料理も最高のおもてなしに変わります。

葉っぱ一枚、野の花一輪を添えるだけで、気持ちのこもったプレゼントに変わるんですね。私は、こどもの頃に遊んだおままごとを思い出しました。

すっかり忘れていましたけれど、あの頃は側にある草や花を一生懸命おしゃれにあしらおうと頑張っていました。ちいさな手で。





寒い季節がやってきました。長い夜には、ぴったりの本だと思います。やがて来る春を思って、パラパラと見るだけでも、きっと、心地いい時間が流れることでしょう。

もちろん、韓国語のできる方は、レシピが載っていますので、料理の本としてもお使いいただけます。日本でも買えるようですが、やはり高いですね。

韓国にいらした折に、見てみてくださいね。ヒョジェさんの本は数冊出ていますから、お気に入りの1冊を見つけてください。韓国のおみやげとしてプレゼントにも最適ですね。

★以下Amazonでの紹介です。
内容紹介
主婦層を中心に多くの女性たちから支持される韓服デザイナー“イ・ヒョジェ”のライフスタイル・ブック。自らが設計したという自宅のすみずみから、料理のオリジナルレシピ、贈り物の流儀など、韓服デザイナーならではのセンスあふれる生活術が満載!

「夜になればまた山奥の家へと帰り、家庭菜園から採ってきた野菜でおかずを作って、庭に咲く蓮の葉でごはんを炊きます。それを仲間たちと一緒に食べることは、日々の生活の中で何よりも楽しい時間。我が家はいつもお客さんが絶えません。山の中で毎日ピアノとだけ向かい合う夫に会うため、みんな遠くからはるばるやって来てくれます。おかげで話し相手に困らず、私もあれやこれやと新しい料理が作れます。きれいな器を使う機会もできて、誰かが来るのが待ち遠しいのです。」(本文より)

~著者プロフィール~
イ・ヒョジェ
母親の仕事を継ぎ、20年以上に渡って韓服を作り続ける韓服デザイナー。現在はピアニストの夫とともに山奥の一軒家で暮らし、毎日ソウル市城北洞にあるお店と自宅とを2時間以上かけて往復する日々。着るもの、食べるもの、インテリアなど、暮らしに関わるすべてのことに関心が高く、自家製の野菜や山菜を使ったおもてなし料理や、手作りの生活雑貨、ポジャギ(風呂敷)アートなどに定評があり、想像力あふれるアイディアでライフスタイリストとしても活躍。著書に「ヒョジェのように ポジャギで包む贈り物」「ヒョジェのように手で」「12カ月、ヒョジェのように 2010」(中央m&b)などがある。


*城北洞については、『ソウルのおしゃれ』でたくさんご紹介しています。是非ご覧ください♪

*イ・ヒョジェさんは、2011年の秋に光化門に新しいギャラリーカフェをオープンされましたので、是非こちらもご覧下さい。


おまけ

ペ・ヨンジュンさんのお話を書いていたら、少し前に「ペ・ヨンジュン現る!」のニュースが。お笑いタレントさんの結婚式に出席のため、ソウル63ビルにいらしたようですが、あまりにグッドタイミングでしたので、載せさせていただきます。それにしても、これだけで、ニュースになってしまうなんて、さすがはペ・ヨンジュンさんです。





 

2011年11月28日 韓国文化|「ヒョジェのように」ソウル城北洞の暮らし はコメントを受け付けていません
カテゴリ: 韓国の文化 韓国,ソウルのファッション


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