韓国旅行|韓国で大人気のチキン!今の流行はノンフライのヘルシーチキンです♪
そしてビールのお供といえば、やっぱりチキンでしょうか。
韓国に一度でもいらしたことのある方でしたら、韓国でのフライドチキンの人気には少なからず驚かれたのではないでしょうか。
日本は某フライドチキン屋さんばかりが目立ちますが、韓国内では、一体いくつのチェーン店があるの?というくらい、まさにひしめき合っている状態です。
韓国ではフライドチキンは、単に「チキン」と呼ばれますが、人気のBEST3の順位には、しばらく変動がなかったのです。それが、ここに来て勢力図に変動が見えているそうです。
オリーブオイルを使うことで、不動の人気を誇るBBQチキンの第1位は変わりませんが、あとの2つに何があったのか、興味深いニュースがありましたのでお伝えします。
ライバル対決
フライドチキン半分、味付け(ヤンニョム)チキン半分のメニューでチキン市場で急成長していた醤油味のキョチョンチキン(代表グォン・ウォンガン)から消費者が遠ざかっているそうです。
そして、反対に少女時代が広告塔となっているクムネチキンが消費者から多くの支持を得ています。
韓国人の夜食の代名詞 “チキン”は、チヌニム(チキン+神<ハヌニム>)と呼ばれるほど、国民的おやつになりました。そのためでしょうか。
現在のチキン市場は約5兆ウォンを超えます。その中でも、業界1位のBBQチキンを含め、上位のいくつかのブランドが60%以上のシェアを占めています。
特に最近では、現在2位の座を守ろうとするキョチョンチキンとクムネチキン(代表ホン・ギョンホ)がしのぎを削る熱い戦いを繰り広げているのです。
現在業界2位のキョチョンチキンは2009年の店舗数が、1004店舗から2010年に990店舗に減少し、売上高も09年には約110,5億ウォンから10年110,1億ウォンに小幅下落しました。
チキンの市場が成長したのとは異なり、減速傾向を帯びていることが明らかです。
逆に、クムネチキンは09年の店舗が731から10年836に増加し、売上も680億ウォンから843億ウォンへ急上昇しました。(公正取引委員会情報公開書き換えデータ)
なぜキョチョンチキンは負けているのでしょうか?
1991年に誕生したキョチョンチキンはガーリックスパイシー鶏市場で、韓国人が好きな塩味の醤油ソースを出して顧客の嗜好を変化させました。しかし、それだけだったのです。
2003年に1000号の店をオープンして大規模なフランチャイズに成長した後は、その人気にあぐらをかいて変化が少なかったのです。つまり、新商品の開発に遅れをとる結果となりました。
一方、2005年に新たに浮上したクムネチキンは、トランス脂肪酸を一切使わないオーブン焼きチキンで、消費者にヘルシーなイメージを強くアピールしました。
特に、継続的な新メニューの開発と直接養鶏農場を運営することで、原材料の需給及び価格の安定を図りました。そのおかげでクムネチキンは早々にチキン市場のトップにまで進出できたのです!
着実に成長したチキンの市場は現在、飽和状態になっています。
各ブランドは、これを乗り越えていくために、環境にやさしいイメージの強化、スターマーケティング、カフェ型の店舗への移行など、さまざまな方法を試みています。
これから先、消費者は果たしてどのようなブランドを選ぶのでしょうか?
*以上、韓国経済新聞2012年3月7日の記事を参考にさせていただきました。
ひとこと
韓国へ何度もいらしている方でしたら、きっとお気に入りのチキン屋さんが決まっていらっしゃるのではないでしょうか。韓国の人気順位には納得ですか?でも、夜食にするなら、やはりカロリーは気になりますよね?
やはりクムネチキンの焼いたという言葉は魅力的です〜
因みにクムネチキンのクムネとは・・・
굽네=굽다<焼く>という動詞に、「ね」= 네、ここでいう「네」とは、ですねのねと同じ使い方。
なので、焼くので、焼いたねという意味の굽네になります。
次回の韓国旅行では、是非、食べ比べてみてください♪
それにしても、ライバル会社の広告塔が同じSM所属のアイドル、スーパージュニアVS少女時代 というのも面白いですね。
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