韓国旅行|Revive 『トッケビ』”ケベックシティ ” ロケ地、最新TRIP♪

韓国旅行|Revive 『トッケビ』”ケベックシティ ” ロケ地、最新TRIP♪



「トッケビ」キャプチャー画面



映画とドラマのハイライトに登場するロケ地は、人々の記憶の中に焼き付いています。

例えば、tvNのドラマ「トッケビ」の最後を飾ったケベックシティのように。

ドラマが終わってから2年が経ちましたが、ケベックシティのあちこちで、ドラマの主人公が立ち寄った様々な場所と遭遇できます。

17世紀にフランス人開拓者が定着して以来、北米で最も長い歴史を持つケベックシティは、ユネスコ世界文化遺産に登録された古風な旧市街、これをめぐる城郭、そしてその下に悠々と流れるセントローレンス川が調和したロマンチックな都市です。

「トッケビ」の余韻がこもったロマンチックな場所を求めて、ケベックシティロケ地トリップをしてみましょう。



★ロケーショントリップ Part 1 – 旧市街

#フェアモント·ル·シャトー·フロントニャック



ケベックシティのランドマークに挙げられるフェアモント·ル·シャトー·フロントニャック。© Destination Canada



ケベックシティアッパータウンの中心にそびえ立つフェアモント·ル·シャトー·フロントニャック(FairmontLe Chitteau Frontenac)は、ドラマでトッケビ(コンユ)が所有しているホテルTして登場します。

青銅製の屋根と赤いレンガで建てられたこのホテルは、ケベックシティのどこからでも見える都市のランドマークです。

1893年に完工したここは、第2次世界大戦当時、英国のチャーチル首相と米国のルーズベルト大統領、カナダのマックケン·キング首相との会談を開催した場所として有名です。

モナコのグレイス·ケリー王妃をはじめ、ホテルをまたいだ数多くの名士のエピソードは、ガイドツアーで聞いてみましょう。

ドラマでチ·ウンタク(キム・ゴウン)がトッッケビの死後、忘れてしまった記憶を取り戻すのに重要な役割を果たしたホテルの金色のパイプの郵便箱は今までも稼働しています。

ホテル内のレストラン「BistroLeSam」は最近、リノベーションを終えて、クラシックな雰囲気にモダンな感性を加えました。

レストランからはセントローレンス川が一望できます。

ファインダイニングとしてお目見えするレストラン「Restaurant Champlain」を訪れる時は、ドレスコードをあらかじめ確認しましょう。


*Tip Plus Location
ヒッチコック監督が演出した映画”私は告白する”(1953)の初場面をホテルで撮影しました。


#テラス·デュフラン




ケベックシティの現地人と観光客が自然に散歩を楽しむテラス·デュプレン。© Destination Canada



フェアモント·ル·シャトー·フロントニャックの前にあるテラス·デュフラン(Terrace Dufferin)はセントローレンス川に向き合っている約400メートルの長さのデッキ散策路です。

開けた展望を誇るここでは、散歩を楽しんだり、ストリートアーティストの公演を楽しむ人々でいつも賑わっています。

散策路は、シタデルを経てアブラハムの平原まで続き、ローワータウンに下りるフニクラ(Funiculaire)のプラットフォームもあります。

暗い夜には華やかな照明が灯されたケベックシティのロマンチックな夜景が鑑賞できます。



#プチシャンプラン




エスカリエ·カスクから見下ろしたプティシャンプラン通り。{\l fev.Victor/Shutterstock}




フニクラに乗って、降りたら階段に沿ってローワータウンへ向かってみましょう。

北米で最も古い繁華街、プティシャンプラン通りには、ドラマでトッケビ=キム・シンとチ・ウンタクがカナダに入るゲートウェイの役割をした赤色の扉があります。

カフェ、レストラン、ケベックの特産品を販売する商店が立ち並ぶ街では、いつも活気を感じることができます。

プティシャンプラン通りは別名”骨が折れる階段”としても有名ですが、1635年に建てられたこの階段は急な傾斜のため、けがをする人が多く、こうした悪名高いニックネームで呼ばれるようになりました。



#プレイス·ロイヤル



ケベックシティで最も長い歴史を誇るプレイス·ローヤル。 © Audet Photo/Stephane Audet



プチシャンプラン通りの北側に位置するプレイス·ロイヤル(Place Royale)はケベックシティで最も古い歴史を誇る場所です。

フランス植民地時代の初期居住地であり、広場を中心に狭い路地や石造りの家屋が調和をなして、古風な雰囲気を醸し出しています。

ギャラリーやブティック、レストランが立ち並んでいて、ウィンドウショッピングを楽しんだり、テラスに座ってゆったりと食事を楽しむことができます。

広場の真ん中には”太陽王”と呼ばれたフランスのルイ14世の胸像が建っており、ケベック州で最も古い石造建築である勝利のノートルダム教会(Notre-Dame-des-Victories Church)があります。


*Tip Plus Location
映画”キャッチ·ミー·イフ·ユーキャン”(2002)でレオナルド·ディカプリオが捕まる最後の場面をプレース·ロイヤルで撮影しました。


#ラ·ブティック·ド·ノエル



ラ·ブティック·ド·ノエルの入り口。 コヒョン



ケベックシティでは年中いつでもクリスマス·マーケットを訪れることができます。

クリスマスや新年を除き、363日間運営するクリスマス専門商店「ラ·ブティック·ド·ノエル」のおかげです。

商店の中に入ると、クリスマスキャロルが流れ、各種クリスマスの飾りをはじめ、おもちゃ、スノーボールなどクリスマスをテーマにした膨大なコレクションが待っています。

2階に上がると、色とりどりの電球がきらめくクリスマスツリーを中心に商店内が一望できます。

「トッケビ」の2人の主人公も、クリスマスの奇跡のようにここで思い出をつくり、失った記憶を取り戻しました。



★ロケーショントリップ Part 2 – 旧市街周辺

#ラ·シタデル




北米初の要塞であるラ·シタデル。 shipfactory / Shutterstock



セントローレンス川のそばに聳え立つラ·シタデル(La Citadel)は、2.3平方キロに達する北米最大の要塞です。

米国の侵略を阻止するために英国軍が建設したここは、実際に侵略を受けたことはありませんでした。

空から見下ろすと星の形をしたこの要塞は、現在ケベックの住民に公園として愛されています。

ただ、シタデル内部はカナダ陸軍22連隊が駐留中なので、公式ガイドを通じて観覧しなければなりません。

夏には近衛兵の交代式を見ることができ、6月末から10月末まで、隅々まで見回る夜間ツアーも行われます。

ドラマの最終回に登場したトッケビ=キム・シンの墓碑は、シタデル北側に面したバスティオン·ドラレイヌ公園(Parc du Basion-de-la-Reine)に位置しています。

ここに登ると、セントローレンス川とフェアモント·ル·シャトー·フロントニャックが調和をなしたケベックシティの全景が広がり、最高のフォトゾーンに数えられています。



#ツアーニ噴水



ケベック州の祠堂の前に位置するツアーニの噴水。 c La Maison Simons



1886年に建てられたケベック主義祠(Hittel du Parlement)は古風なルネサンス様式の建築外観が目を引く場所です。

年中無料で進められる英語ガイドツアーを予約すれば、議事堂内部の会議場や膨大な美術品を所蔵している議長ギャラリーを視察することができます。

建物の全面部は、探検家のサムエル·ド·シャンプラン(Samuel de Champlain)を含め、ケベック州の主要歴史人物23人の青銅の彫刻で飾られています。

議事堂の建物前には、ケベック生誕400周年を記念して設置した”ツアーニー噴水(Fontaine de Tourny)”があります。

1855年パリワールドフェア(Paris World Fair)で金メダルに輝いたこの噴水の前で、ドラマの主人公が初恋に目覚める重要な場面を撮影しました。



#アブラハム平原




英国軍とフランス軍が戦闘をしたアブラハムの平原はケベック最高の都心公園に変貌した。© Luc-Antoine Couturier



“アブラハム平原(Plains of Abraham)”は1759年、英国軍とフランス軍の戦闘が起きた場所であり、今日では現地の人々がハイキングやジョギングを楽しむ平和な公園に変貌しました。

世界で最も大きい都心公園の一つに数えられるここでは、ポール·マッカートニー、セリーヌ·ディオンなどがケベックシティ誕生400周年記念公演を行っています。

ケベック夏の祭りをはじめ、ケベック国慶日(6月24日)の行事もアブラハム平原で行われます。



◇ケベックシティ見学

#半日ワーキングツアー




テラス·デュフランを歩く旅人 © Destination Canada



「トッケビ」撮影地をまとめるケベック旧市街の歴史名所と隠れた話を振り返る徒歩旅行に行ってみましょう。

テラス·デュフランから始まり、フェアモント·ル·シャトー·フロント·ニャックを経て、シタデルとアブラハム平原、国会議事堂、フティ·シャンプラン通りなどケベックの旧市街は半日で十分楽しめます。

ロンリープラネットがおすすめするワーキングツアーコースを参考に、自分だけのケベックシティロケーショントリップを完成してみましょう。



MORE

#オガム満足のケベックシティツアー



北米で最も古い食料品店であるJ.A.ムーアサンの内部。 ©李基善



ケベックシティを旅行するもう一つの方法。まず、サンロシュ(Saint-Roch)地区最高の味の店を巡礼するフードツアーに参加してみましょう。

ガイドと一緒にケベックシティの旧市街の平地をくまなく調べるローワータウン自転車ツアーも逃すことはできません。

もっとスペクタクルな景観を見たいなら、ケベックシティの上空へ向かうヘリツアーを申請しましょう。



#旧市街馬車ツアー



ケベックシティ旧市街を駆け巡るカレシュ馬車ツアー © Destination Canada




ケベックシティ旧市街の古風な趣を静かに感じたければ、馬車ツアーを申し込みましょう。

初期定着民の伝統馬車である”カレシュ”に乗って、旧市街の至る所を見ることができます。

アイルランド出身のダニー·ドイルファミリーが、35分、75分、105分に分かれたカレシュ·マチャ·ツアーを運営しています。



ひとこと


たとえ、実際に行けなくとも写真を見ているだけでうきうきしてしまうおとぎの国ケベック。いつか必ずや訪れたいという気持ちは未だ変わりません^^;


*写真はtvN他より記事はlonly planetからお借りしました。


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コメント(s)

  1. Yocotm より:
    今、一番訪れたい場所です。ケベック。
    トッケビでその美しさに魅了されました。色が優しくて綺麗。
    見て、歩いて、感じて、もっとトッケビの世界を味わいたい。って思ってます。今日のトピックはケベック旅行のときに活躍しそうです!保存しなきゃ。同僚から聞きましたがケベックはカナダでも料理が美味しいらしいです。近い将来に行くぞ〜!
    PS. トッケビのガイドブック作成予定はありますか? あれば嬉しいです。
    • bookandhope より:
      >Yocotmさん

      実際には寒さで耐えられないと思いつつ、写真で見る
      雪のケベックもあまりに綺麗で憧れてしまいます。
      フランス語圏は、同僚の方の仰る通り、
      きっとお料理も美味しいはず。
      益々行ってみたくなります。
      残念ながら、ガイドブックは夢に終わりそうですが
      いつかロケ地巡りをしてみたいと思っています♡


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