韓国旅行|【日本初放送記念:過去記事26】『トッケビ』深い余韻を残し去った「空前絶後の三神ハルメ=イエル」♪

韓国旅行|【日本初放送記念:過去記事26】『トッケビ』深い余韻を残し去った「空前絶後の三神ハルメ=イエル」♪





*この記事は2017-1-25のものです。



イエル短い登場なのに長い余韻…彼女が「新・スティラー」である理由!

*韓国の流行語:スティラーとは、「 シーンスティラー(助演だが抜群の存在感を見せる名演者)」の意味。




イエル



三神ハルメ(おばあさん)の存在感は、最終回まで輝きました。

21日放送されたtvNドラマ「トッケビ」の最終話では、女子高生に温かい一石を投じるイエルの姿が描かれました。

トッポッキを食べている女子高生2人のうちの一人の子供は、キム・シン(コンユ)の忠実な部下のキム・ウシク(ユン・ギョンホ)の娘でイエルから買ったヘアピンをつけていました。

お父さんがくれたピンで、友人と言い合う女子高生を眺めていたイエルに女子高生たちは「何見ているの、おばさん!」と喧嘩を売ってきました。








イエルは、このような二人に向かって「ねえ、大人に楯つきたい年頃だろうけど、必ずしも楯つく必要はないのよ。」

「ただ私は、可愛いと思って見てただけなの。」と述べました。

理由も分からないままジーンとした女子高生2人は、すぐに謝りました。すると、イエルは「おかわりは?」と微笑んで、彼女たちは明るく「はい!」と素直に答えて笑いました。

このように、毎週強烈な印象を残す登場で、視聴者の注目を集めたイエルはレッドカラーのスタイリングで圧倒的なカリスマを現しました。

そして、同じくらい胸を打つ余韻の深いセリフが話題になっていましたが、短い分量のセリフにもかかわらず、その響きの波長は大きいものでした。







所属事務所アーバンワークスイエンティによると、イエルは、今回の三神ハルメ役を消化するためにキャラクター研究に多くの努力を注いだといいます。

人間ではなく、神であり、若いハルメ役から老婆のおばあさんの時の役まで、彼女が示す演技年齢のスペクトルが広いため、声、話し方、ジェスチャーなどのディテールな部分まで周到な分析が必要でした。

最終的に彼女だけの神秘さに昇華させ、空前絶後のキャラクターが誕生しました。










その中でも8話、トッケビと三神ハルメの一対一の対面シーンは屈指の名場面で、当時自体最高視聴率(14.4%)を記録しました。

「私は、その子を生まれるようにする時、本当に幸せだった」「幸せになることを願っていた私の子供がキム・シンのために」などのイエルのセリフは、主人公キム・シン(コンユ)とチ・ウンタク(キム・ゴウン分)の運命をさらに悲しくさせました。










また、11話のチ・ウンタクの卒業式のシーンで、ウンタクをいじめていた担任の先生に向けた一針、「良い先生であることはできなかったの?より輝く先生であることはできなかったの?」と尋ねたシーンも、名セリフの一つとして広く知られています。









子供から中年の教師まで、まるで人生の成績表を受けたような三神ハルメの応援と教えは、見ている視聴者たちをもジーンとさせました。

イエルがウンタクの卒業を祝って、渡した綿の花の花言葉は「母の愛」であることが明らかにされ、ウンタクを母親代わりに見てきた三神ハルメの姿に、さらに深い感動を抱かせました。








主演に劣らない存在感を誇って登場するシーンのすべてから感嘆符を残して忽然と消えるイエルは、登場人物の運命に積極的に介入することも、傍観することもありません。

ですが、自分が注目していたすべての人々の不幸を共に悲しみ、幸福を祈ってくれる神であり、すべての母でした。

イエルは、三神ハルメの役割を完全に消化し、「トッケビ」の独歩的な新スティラーと位置づけられました。

今後が期待されるだけでなく、過去の作品にも深い余韻を残す俳優イエルが、更に輝くよう彼女の演技人生に拍手を送ります。








★イエルさんの出演作網羅。本当にすごいです!





キム・ゴウンInstagramから「トッケビ」打ち上げの様子


ひとこと


三神ハルメの一種突き放したようでありながら温かい言葉はいつも印象的でした。第1回の橋の上の登場から最終回まで神秘的性とカリスマを維持し続けられたのはしっかりとした土台の上に立つ演技力があったからでした。これからも注目ですね!


*写真はtvN,ALLTSより記事はGUKJENEWSからお借りしました。

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