韓国旅行|『トッケビ』放映終了!【キム・ウンスク – コンユ – イ・ドンウク】の再評価♪
「トッケビ」ビハインドカット
最高の話題作に浮上した「さびしくきらびやかな神 – トッケビ」。
すべての俳優とスタッフが自らの役割を果たしたので可能な結果ですが、その中でキム・ウンスク作家、コンユ、イ・ドンウクは、まさに「ハードキャリー」でした。
21日に、幕を下ろしたtvN金土ドラマ「さびしくきらびやかな神 – トッケビ」(以下「トッケビ」は、キム・シン(コンユ)とチ・ウンタク(キム・ゴウン)の運命的な愛の物語が中心を成しましたが欠かせない楽しみをプレゼントしたのはトッケビと死神のブロマンスを見せてくれたコンユとイ・ドンウクでした。
★170120 EP.14
トッケビキム・シン役のコンユと死神ワンヨのイ・ドンウクは悲劇的な転生の縁を持っていますが、現生ではなんだかんだするブロマンスの定石を見せてくれました。
「トッケビ」が序盤口コミを集め勢いに乗れたのも二人の役割が大きかったです。
2話に登場したイ・ドンウクとコンユの霧の中ランウェイの登場場面は「歴代極エンディング」に選ばれ、視聴者の視線を捕らえました。
★161202 EP.2
2012年の「ビッグ」以来、約5年ぶりにドラマにカムバックしたコンユは、魅力的な935歳の鬼に変身、大成功のブラウン管復帰をしました。
完璧なビジュアルに悲劇的な事情まで持っているトッケビはコンユに会って、さらに翼をつけました。
★170121 EP.16
これまでドラマはもちろん、芸能まで出て様々な姿を見せてくれたイ・ドンウクも「トッケビ」で、人生のキャラクターに会いました。
これまでのいくつかの作品の中で示されてきたダークサークルいっぱいの死神の典型的な姿ではなく、イ・ドンウクが表現する死神は女心をしっかりと狙撃しました。
着実に作品をし誠実に演技をしてきたイ・ドンウクは、視聴率や作品的には低評価されてきました。しかし、「トッケビ」に会ってイ・ドンウクは主人公コンユに劣らない注目を浴びました。
★170121 EP.16
「トッケビ」に翼をつけたコンユとイ・ドンウクを魅力的に描いたのは、やはりキム・ウンスク作家の筆力が大きかったです。
キム・ウンスク作家は「パリの恋人」「シークレットガーデン」「相続人」「太陽の末裔」など、これまでロマンチックコメディ作品的には視聴率と話題性で追随する者のいない代表的な商業作家です。
しかし、人気とは別に、作品性を正しく認められなかったこともあります。
特に前作の「太陽の末裔」は、高視聴率で熱風を呼び起こしましたが、つじつまが合わない無理な展開で袋叩きにも合いました。
しかし、「トッケビ」は違いました。キム・ウンスク作家がナイフを研ぎ書きあげたことが視聴者にも伝わりました。
現生と転生を行き来するストーリーをしっかりとした構成でやり遂げ、いずれの場面でもチャンネルを回すことをできなくさせました。
その中で、楽しさも置き去りにはしませんでした。
トッケビとチ・ウンタク(キム・ゴウン)のロマンスは女心を捕らえるのに十分でしたし、死神にアンディ・ラウ(ユク・ソンジェ)、サニー(ユ・インナ)、三神(バイエル)までのキャラクターたちの魅力があふれていました。
視聴率に作品性までとりながらキム・ウンスク作家は「ゴッドウンスク」として認められるようになったのです。
◇『待つ』美学、キム・ウンスクが表現したファンタジー
ビハインドカット
キム・ウンスク作家はドラマ「トッケビ」のファンタジーに「待ち」という悲しみのパッドを入れました。
キム・シンがトッケビの花嫁との出会いを待ったり、胸に刺さった剣を抜く決断も待つことの連続でした。
他の作品では接しにくい来世での出会いは、「トッケビ」の結末らしかったです。
「トッケビ」で示唆される「人間は、4回の人生を生きる」は、暗黙の登場人物のセリフ、転生などで伝えてきました。
男女の出会い – 別れ – 再会という通俗的なプロットを追いながらも、その物理的な時間を拡張して時代劇と現代劇を行き来することができました。
ワンヨ、キム・ソン(ユ・インナ)が後半から力を受けたのは、二人の前世が極として後に打って出てきたからです。
キム作家は、序盤にはキャラクターに隠しておき、「トッケビ」を最後まで導く動力としました。
ワンヨ、キム・ソンの転生から次の生に到達する愛は「届かないが届くことができるということ」という彼らの関係を見せてくれました。
「トッケビ」は21日の最終回では、平均視聴率20.5%(ニールセンコリア有料プラットフォーム基準)を突破して、ケーブル(有料放送)の視聴率最高記録を塗り替えました。
地上波の視聴率40%直前まで行った「太陽の末裔」を執筆して演出したキム作家とイ・ウンボクPDは今回の作品でも輝いていました。
★170113 EP.13
ひとこと
前世現生来世と見事に描き切ったキム作家の構成力は恐るべしでしたが「待ち」の美学とは。不滅のトッケビは何百年も待ち続けて来たのですから、さびしくきらびやかな姿を演じるコンユさんはやはり見事だったというほかありません^^
*写真はtvN,SSTVより記事はHeraldPOPからお借りしました。
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