韓国旅行|【キム・スヒョン】は「成功する材木」だった!(コラム)
成功する人は、幼い頃から他の人とは異なり将来性が見えるということわざ、「成功する材木は、その樹の双葉からみてもわかる」。
芸能人に代入すると、双葉は生まれて持っているものだろうが、自ら鍛えたものだろうが、大衆の前に出る前に既に備えた基本的な技の素晴らしさを伝えるはずです。
双葉は、ややもするとスターの運命論のように捉えられ、一部の芸能人志望者にはフラストレーションを呼ぶこともあるので、記者には人の変化の可能性を信じず、先入観を持つことなく、成功すべき材木を見つける選球眼を持ちなさいというアドバイスとして受け入れられることもできるものです。
スターになることを希望する巨大な母集団を考えるとき、多くの場合、専門家の予測を見事に外してしまう新人たちの登場を見ながら記者が「成功すべき材木」に対する先入観を警戒する理由です。
しかし、同時に、何人かのスターと会って話をする職業の特性上、彼らの話に耳を傾けていると、時には成功した者とそうでない者の共通の「理由」が見られます。
特に明らかなのは、成功すべき材木だったスターの双葉はすでに新人の頃から人一倍新鮮な緑の色を発していることです。
今はアジア全域を号令する韓流スターですが、最初の一作品を終えたときは、通常の新人のように生き生きとした葉っぱのような俳優だったキム·スヒョン。
しかし、その時から、彼はすでに「成功すべき材木」になる双葉でした。 7年という短時間で大きく「成功」することができた理由が内在していたという話なのです。
キムチチーズスマイル
まさしく2008年の春、キム·スヒョンのデビュー作であるシットコム「キムチチーズスマイル」のスタッフの一人が、記者の大学の先輩でした。
会うたびに「キム·スヒョン、キム·スヒョン」と言っていました。
「ハンサムな男の子が演技も上手なんだ」とか、「演技が上手なハンサム、若い俳優が礼儀まで正しい」と賞賛していました。
その時、TVと親しくなかった私は「本当にキム·スヒョンって誰?」といって関心を寄せませんでした。
キム·スヒョンを真剣に見たのは、2010年のドラマ「クリスマスに雪は降るの?」でした。
クリスマスに雪は降るの?のMV
コ·スとハン·イェスルの愛の物語を描いた作品でした。
温かい雰囲気のドラマでした。キム·スヒョンは、コ・スの子供時代を演じました。
切れ長の目元から漂うカリスマとふっくらとした唇から出るしっかりした口調、外見から演技まですべてがコ・スと比べられるほどでした。
その時「彼がキム·スヒョン?」と先輩の賞賛を振り返りました。そして確かに予測したのです。
キム·スヒョンの今日の姿を。
ジャイアント
ドリームハイ
「ジャイアント」と「ドリームハイ」を通して示された洗練された演技力は「太陽を抱く月」を経て「内在的なパワー」となりました。
最高視聴率42.2%(ニールセンコリア基準)。
6歳という年の差が感じられないほど完璧だったハン·ガインとのケミ(chemistry·化学的呼吸)に視聴者は熱狂し、「キム·スヒョン病 」という新しい病名が生まれました。
「太陽を抱く月」によって大韓民国の女心をときめきさせたのです。
太陽を抱く月
キム·スヒョンの飛躍は、この時からでした。 「太陽を抱く月」に出演する前に撮ったおいた、注目される前に撮った映画「泥棒たち」が興行に成功し、芸能関係者たちから「キム·スヒョンを迎える」現象が始まりました。出演広告17編、ギャランティーも天井知らずに上がりました。
泥棒たち
シークレットミッション
映画「シークレット·ミッション」の公開当時に会ったキム·スヒョンは、突然近づいてきた人気に「負担」だと述べました。
言葉と行動において、さらに気をつけるようになったし、人々と接することが難しくなり、ミスの恐れが生じることもありました。さらには、「自分の包容力」にまで悩みました。
このように大きく、人気を食べて生きる人のように成功してしまい、家の外に出ることさえ難しいほどになりました。
しかし、キム・スヒョンは、大衆が作り出した秘密のキム·スヒョンの姿に、自ら適応していないと打ち明けたのです。
「肩の荷が重くなりました。過度のプレッシャーも感じましたし。突然、あまりにも多くの愛を受け、そのため、自分で萎縮してしまいました。新たに親しくなる人がほとんどいなくなりました。自然に恐怖を感じています。」
星から来たあなた
それでも挑戦は留まるところを知りませんでした。400年以上も地球に住んでいる異星人の愛の物語を描いた「星から来たあなた」に出演して、秘密を持つ深い眼差しの演技をしました。
「泥棒たち」で出会った先輩チョン·ジヒョンと再び呼吸を合わせました。既存の姿とはまた違う姿を見せなければならないというプレッシャーに最善を尽くして演技しました。
そして、彼はこの作品で韓国を越えて、中国、アジアを席巻するスターになりました。
青々とした葉、正に青の色をみせていたキム·スヒョンの才能がいくつかの作品を経て、新鮮なものになりました。
「星から来たあなた」で得た成果が、花が満開になる前に枯れてしまわないようにと願う心で、長い間樹が年輪をつけて愛されることを望む気持ちで記者は助言します。
今、大きな人気を享受していますが、キム·スヒョンという木は、さらにもっと大きい樹になるように準備することを忘れないように、誰もが言う言葉でしょうが、初心を守らなければならならないと、言いたいのです。
また、予測可能な姿ではなく、限界を知らずに広がる樹と同じくらい、限りなく大きくなって大衆の期待に応えるだけの新鮮な姿に戻るようにと願います。
この言葉に負担を感じた場合、その緊張と危機感が第2のチャンスを作るのだと心から応援しています。
ひとこと
「星から来たあなた」の成功で2014年は間違いなく、キム・スヒョンさんの年といっても過言ではなかったと思います。
「星から来たあなた」の放送がアジア圏の中で遅れた日本でも「太陽を抱く月」が地上波で放送されたことで、高い視聴率をとり、現在、「キムチチーズスマイル」と「ドリームハイ」はDATVにて放送中ですし、「ジャイアント」は新年、1/13〜BSジャパンで(月ー木)放送になるようです。
また映画「シークレットミッション」も期間限定ですが、来月、シネマート新宿に帰ってくる!という嬉しいニュースもあります。
実は歌手のお父様と元モデルのお母様を持つ、ある意味サラブレッドのキム・スヒョンさんですが、暮らしも決して楽ではなく、デビューもコネなどではないオーディションを受けて、コツコツと階段を上がって来た青年です。
いつも恐怖を感じながらも、それに常に果敢に立ち向かってきたある意味普通の若者なのだと思います。
今日のコラムを書かれた記者の方はとても温かい目で見つめながらも、厳しい言葉も残されました。でもそれこそが、最高の賛辞であるのだと私は思います。
2015年のキム・スヒョンさんの新しい姿に期待を込めて、明日は思いっきり楽しい1日になりますようにと心から願っています^^
*写真はアジュ経済,SBS,KBS,MBC他から記事はアジュ経済からお借りしました。
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