韓国旅行|[Y企画②]【パク・ソジュン→ファン・ボラまで】『キム秘書』率いるシーンスティラーの力♪
tvNの水木ドラマ「キム秘書がなぜそうなのか」(脚本ベク・ソンウ、チェ・ボリム、演出パク・ジュンファ、以下「キム秘書」)の熱風が尋常ではありません。
5.8%から開始した視聴率は連日、会社の最高記録を更新し、地上波まで越え3週連続で話題性まで取りながら水木ドラマの最強者となりました。
その中心には主・助演する自分の役目を全うしている俳優がいます。
特にパク・ソジュンとパク・ミニョンは卓越したキャラクター消化力でドラマを牛耳っています。
ナルシシズムでも憎めないパク・ソジュンから、体にぴったりと合った服を着たようなパク・ミニョンまで。
彼らはところどころにあるメロも明らかではないように作る才能で、お茶の間を瞬く間に魅了しました。
さらに、シーンスティラー(Scene stealer)の活躍が、「キム秘書」の興行を率いるまた別の原動力です。
分量と関係なく、分量を上回る彼らの熱演ぶりは、空欄を埋めて甘草のように劇に活力を増しています。
メイン料理からデザートまで、欠かさずたっぷりの食事を広げました。視聴者の目と耳が「キム秘書」に向かう理由です。
◇「ヨンジュニこいつ」…自己愛さえ魅力的なパク・ソジュンマジック
天上天下唯我独尊。パク・ソジュンが演じるイ・ヨンジュンは、非好感と映りかねないキャラクターです。
外見から経営能力まで全てが完璧ですが、あふれる自己愛で人に対する配慮はやや足りないのが短所といえば短所。
錯覚は数えきれないほど、鏡に映った自分の顔に心酔し、「まあ、ヨンジュニこいつ」とそっと呟く姿に、周辺では舌を巻いています。
しかし、決して憎めないのです。マンガから飛び出したような暖かい「ビジュアル」のためだけではないはず。
どのような役割にも本人自身の色を着せて新たに誕生させてきた彼は、イ・ヨンジュンもやはり自分付けすることに成功した格好です。
その中でパク・ソジュンが取り出した顔は泣けるボクサー(ドラマ「サム、マイウェイ」)とやつれた雑誌社副編集長(ドラマ「彼女はキレイだった」)をはじめとした前作とも大きく違いました。
「イ・ヨンジュンは私の素顔と反対の人物なので、撮影序盤は大変でした。が、実際にはとても客観的であり、あるときは悲観的です。」と先立って開かれた制作発表会で述べたパク・ソジュン。
本来の姿を完全に消した彼の並々ならぬ努力で一つのジャンルでも多彩な顔を観ることができます。
「努力型」パク・ソジュンが作った副会長イ・ヨンジュンがもっと輝く理由です。
◇「キム・ミソそのもの」… 「人生キャラクター」に会ったパク・ミニョン全盛時代
キャンディー型女性主人公キム・ミソを立体的に衣替えしたパク・ミニョンの賢さも目立ちます。
劇中でキム・ミソはイ・ヨンジュン(パク・ソジュン)を9年間完全に補佐した「秘書系レジェンド 」。
常に一糸乱れない動きと無駄のない言い方で与えられた仕事を完璧に処理していたキム秘書。
しかし、辞表を出した後、少しずつ自分の声を出し始め、しっかりした反転まで表現しました。
間断なく「キム秘書」から人間的な「キム・ミソ」まで1人2役をするように克明な温度差も目を引きます。
「キム秘書」はバク・ミニョンのデビュー後、初のロマンチックコメディ(ロコ)です。
「シティーハンター」「Dr.JIN」「ヒーラー」など今までフィルモグラフィーの相当部分をやや暗い雰囲気のジャンルもので埋めてきました。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」「7日の王妃」もロマンスよりは時代劇に重点が置かれていました。
初のロコ挑戦で合格点を受けながら俳優として、もっと大きな可能性を証明しました。
キャラクターに向けてダイエットまでした彼女は、外形的にも断然「キム秘書」そのものなのです。
◇「心まで盗むシーンスティラー…カン・ギヨン、フヮン・ボラ
シーンだけでなく、心までしっかりととらえた「シーンスティラー」の活躍も少なくないです。
劇中の二人の主人公の甘辛いメロに負けないほど、彼らの登場を待っている視聴者が多いです。
「キム秘書」の中でイ・ヨンジュンの仲良しで、有名なグループの社長パク・ユシク役を演じるカン・ギヨンと副大統領付属室課長ボン・セラを演じるフヮン・ボラが代表的です。
ドラマ愛聴者ならば 「オーナーだよ〜」という一言で登場を知らせるカン・ギヨンを待つ人が少なくないでしょう。
イ・ヨンジュンのすべてに寄り沿って唯一本音まで知っている人物です。
社長とオーナーとして絡まれていて、普段身動きできないものの恋愛ではイ・ヨンジュンを意地悪くからかうシーンは「キム秘書」のキリングポイント。
その時、発せられるタイムリーな恋愛アドバイスは、二人の恋愛の芯になってくれながら、ドラマが散漫にならないよう導いています。
大衆には不慣れな顔ですが、カン・ギヨンは、すでに多くの演劇舞台を踏み、長年経験を積んできた役者です。
以降ドラマ「おお、私の幽霊さん」「W」などの作品を経て、固めてきた特有の「とぼけた味」は彼の専売特許と同じです。
刑事では刑事に(ドラマ「トンネル」)、高校生では高校生に(ドラマ「高校世渡り王」)、担当する職業とは関係なく、滑稽な話術と古狸のような処世術で劇を生々しくそそるものにしてきました。
「キム秘書」で再発見される宝石といった役者です。
その一方で、登場から笑いを誘発する人物もいます。ボン・セア課長を演じるフヮン・ボラの存在感は断然目立っています。
滑稽な役割をオーバーにならないように消化するためのしっかりしたお芝居の基本が一役買っています。
2005年、カップラーメンのCFの中の「超ふた少女」で大衆の目に留まったと言われますが、実は東国大学で演劇映画学を専攻、2003年SBS 10期公採タレントでデビューした人材です。
しっかりした基本技を土台に、ファン・ボラは隙間市場を狙いました。
「僕は彼女に絶対服従〜カッとナム・ジョンギ」「吹けよ、ミプン」「ボーグマム」を経て、コミックキャラクターに特化した演技を披露しました。
このような戦略は「キム秘書」でも有効でした。平凡な場面も愉快に作る力、「キム秘書」でフヮン・ボラの真価が輝きました。
ひとこと
「努力」によって同じジャンルでも多彩な顔を見せるパク・ソジュンに新境地を開拓「人生のキャラクター」を作り出したパク・ミニョン。さらにさらに助演が光る「キム秘書」良いドラマの条件を揃えています♪
*写真はtvNより記事はytnplusからお借りしました。
2018年07月02日
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カテゴリ: 俳優、芸能人、女優 韓国ドラマ、映画
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