韓国旅行|『ソボク』の成功で急成長の勢いに乗った国産OTT♪
国内OTTの反撃が予告されています。生態系の怪物といわれてきたNETFLIXの成長の勢いが一段と衰えてきました。これを待っていたかのように、国内OTT企業の成長の勢いが加速しました。
最近、NETFLIXは、第1四半期の業績発表を通じて、該当期間398万人の新規加入者を確保したと明らかにしました。当初、業界が予想した620万人を大きく下回る水準です。
韓国の月間活性化利用者も、4月の823万6,288人より15万2,787人減少しました。1月に899万3,785人の記録でピークに達した後、下落し続ける数値です。
業界はNETFLIXの上昇傾向の鈍化について、主にワクチン接種の拡大による外部活動の増加やディズニープラスなどの競争サービスの登場で、加入者の増加傾向が弱まったと判断しました。
◇本格的に規模を拡大する国内OTTたち
これに歩調を合わせて、国内のOTTメーカーが本格的に規模を拡大しています。 新型コロナの恩恵で圧倒的な上昇傾向を見せていたNETFLIXが伸び悩み、国内OTTが機会を得ることになりました。
韓国産OTTの代表格であるwavveの場合、今年2月に月間活性利用者331万人を記録して以来、3、4月に連続370万人を達成しました。TVINGも2月の276万人から3月327万人に急増しました。
せっかく上昇の勢いに乗った国内OTT企業は、投資規模を拡大し、NETFLIXに対抗しようとしています。wavveは2025年までに1兆ウォン、TVINGは2024年までに4000億ウォンを投資し、NETFLIX対抗する予定です。
映画「ソボク」が劇場とOTTの両方で有意義な成績を収めました。
国内OTTの強みは、NETFLIXにはないコンテンツです。特に単独公開コンテンツが良い武器になる予定です。今年4月にTVINGで公開された「ソボク」が代表的な例です。
韓国映画界初の映画館とOTTの同時公開を選んだ「ソボク」は当時、リアルタイム人気映画1位を記録し、肯定的な評価を受けました。
これについてTVING側は「『ソボク』の初の試みが意味ある成果を収めているだけに、今後も完成度の高いコンテンツを制作し、劇場だけでなく多角化したプラットフォームに柔軟に流通することで付加価値を極大化することに集中していきたい」と述べました。
wavveは、NETFLIXに供給されないドラマを中心に、利用者の誘致に乗り出します。「椿の花が咲く頃」「ストーブリーグ」「ペントハウス」「模範タクシー」など地上波ドラマを独占し、オリジナルコンテンツの「こうなった以上、青瓦台に行く」を制作中です。
「徐福」で甘い味を味わったTVINGも「魔女食堂へいらっしゃい」「ペク·ジョンウォンの四季」など個性豊かなコンテンツを公開する予定です。
✳︎注意:韓国と日本のNETFLIXでは放送されている韓国ドラマが同じというわけではなく多少異なっています。
◇まだ勢力図変化の可能性が高い
ただ、勢力図はまだ安定しているとは言えません。NETFLIXのオリジナルコンテンツ投資拡大方針が発表されたためです。NETFLIXは今年、5,500億ウォンを韓国コンテンツに投資するとして、再跳躍を狙っています。特に、NETFLIXのオリジナルドラマ作品の公開がまだ多く残っているということも、変数の一環です。
同時に「予備怪物」であるDisney+が国内上陸を目前に控えています。Disney+の場合、発売から1年半で加入者数が1億人に迫っており、国内OTTにとっては脅威的な存在です。
AppleのApple TV+とAT&Tの「HBO Max」も、それぞれ異なるコンテンツでユーザーを待っています。
ひとこと
ケーブルと地上波の独占で上手に差別化した韓国オリジナルOTT。いくつも契約できるだけのお財布の余裕がない人にとっては悩みの種にもなりそうですが、切磋琢磨して良いサービスを提供して欲しいですね♪
✳︎写真はtving他より記事はhankookilbo.comからお借りしました。
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