韓国旅行|『ユン食堂2』合同インタビュー【詳細版】その2 ♪
◇衛生など不十分だった部分認め、”制作陣の判断ミス”
-帽子をかぶらず料理するなど衛生関連の指摘があった。 知っているでしょうか?
ナ・ヨンソクPD:”視聴者の方々の指摘はよく知っています。製作陣の判断ミスだと思います。
私たちが視聴者の方の目線に合わせて衛生観念などにおいて細心でなければなりませんでしたが、不十分な部分があったようです。
撮影が一度に行われて、それを分けて放送することで補完して撮影できなかったことを申し訳なく思っています。
再びユン食堂の撮影に行くことになれば、そんな部分をもうちょっと気を使って気をつけると思います。”
-食堂の運営時間が短くなったり、それで真正性を疑う声もありますが。
ナ・ヨンソクPD:”この番組の企画の意図そのものがプロフェッショナルの専門食堂の運営ではありません。
‘私もあのような外国の小さな町に行って飲食店を開きたい’というファンタジーとして始めました。
12時間働いてお金を稼ぐような完璧なレストランを経営することはファンタジーではなく、少ない儲けでも、ともに働くことがファンタジーであり私の企画意図の開始点でした。
ユン食堂は、ちょっと開いて、すぐに閉めてしまう夢の空間なんです。もっと楽な気持ちでご覧くだされば良いのですが。”
-お客様たちの私的な話もたくさん放送されるようです。プライバシーの露出危険もあるのでは?
ナ・ヨンソクPD:”‘私たちも一線を越えるのではないか’といつも考えて編集しています。撮影中には明確に告知しています。
あなたがここで食べる姿、話すことが韓国の番組を通じて流れますとメニューにも書き、食事が終わって店を出て行く時にも製作陣が近づいて告知をしています。
その時、ある方は’私は放送に何が出てもかまわない’、またある方は’私は食べる姿は出ても良いが、話は出さないでほしい’と仰ったので、それに合わせて編集しています。”
◇暖かい住民たち、韓国料理も大好き
▲tvN<ユンシクダン2>一場面ⓒtvN
-韓国料理の人気があったようです。具体的に外国人たちの反応がどうだったのでしょうか。
ナ・ヨンソクPD:”思ったより外国の方たちが韓国の料理を本当に気に入ってくれました。
私たちは’韓食世界化’のような企画意図や、韓食広報の目的を持って行ったわけではありませんでしたが、それでも’おいしい’という言葉を聞く時、気分が良かったのは確かです。
そんな言葉のために、「明日はもっと熱心に、もっとうまく作らなきゃ」という気がすることは確かにありました。”
-制作陣も食べ物を食べたはずですが、メニューで美味しいと思ったのは?
キム・デジュ作家:”私がユン食堂に行ったらチャプチェとタッカンジョンを作ってくれました。とてもおいしかったです。”
ナ・ヨンソクPD:”私もチャプチェが一番良かったです。”
イ・ジンジュPD:”ビビンバに醤油ソース入れたものがおいしかったです。醤油ソースは…コチュジャンが辛すぎて苦手な外国人のためのものと思っていましたが、食べてみたら意外とさっぱりして健康な感じでした。”
・住民たちと親しくなったようでした。
ナ・ヨンソクPD:”ユン食堂7日目になる頃から、スペイン語の翻訳出来る方たちが悲鳴をあげました。
職員たちと親しくなっておしゃべりばかりして行く住民の方もいらっしゃって対話がとても増えたんです。
その後、レストランの雰囲気がもっと親しみやすく暖かくなりました。まだ数回放送が残っているので、ゆっくり楽しんでくればいいなあと思います。”
イ・ジンジュPD:”団体客の収録分は翻訳を三人で一ヶ月間しました。
それ程たくさんの話をして行き、日増しに、どんどんお客様も多くなって、売上も上昇したんです。”
キム・デジュ作家:”やっと半分ほど放送したところですが、住民と親しくなって残った回がもっと面白いだろうと思います。”
◇シーズン3計画か?ナPD”私は食べ物・旅行、二主題歌いい”
▲<ユン食堂2>の演出を担当しているナ・ヨンソクPD ⓒCJ E&M
-シーズン3計画があるのでしょうか?
ナ・ヨンソクPD:”イ・ソジンさんが、メールやカカオトークのようなものをよくしないのに、視聴率15%上回った日メールが来たんです。シーズン3を準備しよう!と。
イ・ソジンさんも出演者として気分がよかったのでしょう。私も気分が良かったですが、今はシーズン2が盛んに放送中の状況ですので、シーズン3の話をするのはふさわしくないでしょう。
ユン食堂の場合は、現地踏査も長くしなければならず、準備期間も長く、変数が多い撮影です。
(シーズン3を)‘しなきゃ’という考えはありますが、いつ、誰とするというのはまだ考えるまでには至らないようです。”
–<ユン食堂>のほかに他のプログラムも準備中ですか?
ナ・ヨンソクPD:”今年から新しいプログラムを作らなければならない状況になっています。
<ユン食堂>の場合は、準備期間が長くかかって連続でできることは難しいからです。
昔、私がが見せたそのままの食べ物や旅行に固執しないように努力中です。
▲ユン食堂2同日の懇談会では、<ユン食堂2>に関する様々な質問が殺到した。
ⓒCJ E&M
<ユン食堂>の次のプログラムを今準備していますが、まだ決まっていないので、多くを申し上げることはできませんが、熱心に準備中であることは申し上げたいです。
一応tvN<ユン食堂2>の後続は、ヤン・チョンウPDが準備する、<雑学事典>ではない新しいプログラムになるだろうと思います。”
-‘これを私がどうして見ている?ではなく’ずっと見てしまう魅力があります。<ユン食堂>のこのような魅力と人気の背景は何なのでしょうか?
ナ・ヨンソクPD:”思ったより多くのの愛をいただき、私も慌てている位ですが、別の見方をすれば、現代社会を生きる視聴者の方がそれほど忙しく暮していらっしゃるんじゃないでしょうか?
好きな時間に好きな場所で楽しむ人生のはずが、現実でほぼ不可能なため、TVを見ながら代理満足を感じているようです。
ユン食堂は現実の食堂ではありません。営業時間も短くてプロフェッショナルでもないです。可能な限りそこで楽しむ姿を見せたいのです。”
–<ユン食堂>を、イ・ジンジュPD、キム・デジュの作家とともにアイデアを集めて作るとおっしゃいましたが,これからも’ナ・ヨンソク師団’とともに協働を続けて行くのでしょうか?
ナ・ヨンソクPD:”私は食べ物、旅行プログラム以外のことはよくできないです。
私の仕事の仕方は、後輩たちと一緒に作業しながら、彼らが好きなやり方に私が力を与える方法なんです。
そうしてこそ、より多様なテーマでプログラムをお見せすることができると思います。それぞれの道を行くときまでは、そのように作業していきそうです。
しかし私だけに聞いてくださるなら、私は食べ物が出てきて旅行に出かける番組が本当に好きなんです。だから、ずっとそんなことをしそうです。”
–<ユンシクダン2>は何話まで放送されるのでしょうか?
ナ・ヨンソクPD:”編集を行ってみなければわからないので正確には分らないのですが、本編10回に監督版1回ではないかと予測しています。”
▲<ユン食堂2>ポスターⓒCJ E&M
ひとこと
昨日の記事の続きです。さりげないですが素敵なお話。「私は食べ物が出てきて旅行に出かける番組が本当に好き」と言うナPD。私たち視聴者も同じ気持ちですが、そこには「ナPDの作る」という修飾語が付くのです^^/
*写真はCJ E&Mより記事はohmystarからお借りしました。
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